奇跡のLove Christmas

CAST高比良 由菜高比良 由菜

作者:みなな

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.10.06

私は高比良由菜。26歳。
アパレルショップで働いている。





もうすぐクリスマスなんだけど
特に予定もなく、、。





また今年もクリぼっちかと
悲しくなります。笑





今日も仕事か~。
頑張ります!













・+*:・\仕事帰り/・+*:・





仕事が終わり、
帰る支度をしていた時。





一緒の時期に
ここで働き始めた
田中南ちゃんが、
話しかけてくれた。





南「由菜ちゃーん!
今日一緒に帰りません?」





由菜「もちろん!」





そして、南ちゃんと一緒に
帰ることになった。





南「最近どうですか~?」





由菜「どうって、何が?」





南「恋愛ですよ~」





そうだった。
南ちゃんは大の恋話好き。





昔からそうらしい。





由菜「特になにもないかな。
今年もクリぼっち確定。笑」





南「そうなんですか!」





南ちゃん。
なんだか嬉しそう。





南「あのさ、クリスマスに、
私が幹事で
合コン開くんだけどさ、
来ない?」





由菜「ええ!
でも、そういうの
行ったことないし、、」





南「大丈夫だよ!
私がフォローするし!
じゃあ、とりあえず
参加決定っと!
今のところ、9人参加予定!
もう1人欲しいなぁ」





由菜「え!
あ、それ、いつなの?」





半ば強制的に参加させられたが、
こういうことも経験してみると
意外といい出会いあったりして、
とか思いながら。





私は結構
行く気になっていた。





南「詳細LINEで送るね~!
合コンメンバーの
LINEグループにも
入れておくから!」





由菜「あ、ありがとう」





そうして、
南ちゃんと分かれ、
家に帰った。





由菜「はぁ~! 疲れた。
今日も仕事頑張った~!」





夜ご飯を作りながら、
思い出した。





そうだ、
LINE見なきゃっと。





南《参加することになった
由菜ちゃんです!
私と同じアパレルショップで
働いてます!
私と同期です!》





由菜《高比良由菜です。
南ちゃんに紹介してもらいました。
よろしくお願いします》





そのLINEグループは私を含め、
9人入っていて、
女性5人、男性4人という
感じだった。





だから南ちゃんは
もう1人欲しいと
言っていたのか~
と思いながら、
夜ご飯を食べ始める。





ピロン





LINEの通知が来た。





合コンのグループだ。





【新しいメンバーが参加しました】





へー。
誰が誘ったんだろ。





名前を見る。





『ユアン』





由菜「ユアンくん、、、」





高校時代の恋愛が蘇る。













・+*:・\高校時代/・:*+・





ゆなな「ユアンくん!」





ユアン「なにー?」





ゆなな「私、ユアンくんのことが
好きです。
付き合ってください!」





ユアン「ごめん。
俺、今恋愛する気ないから」













。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。:+* ゜





あの時はユアンくんは
弁護士を目指すための
大学に入るために
勉強していたんだっけ。





すごい邪魔してたな、
と苦笑いする。





弁護士になれてるといいな、
と思う。





弁護士になったユアンくん、
かっこいいだろうな。





でも、あのユアンくんな訳
ないよね。





LINEのメッセージを見てみる。





ユアン《西優行です。
26歳です。
職業は弁護士をしています》





同姓同名、、?





高校のユアンくんと
同じ名前だ。





卒業アルバムを
引っ張り出してくる。





【西優行】





やっぱり。





でも期待しすぎると
良くない。





しかし、私は合コンに
ワクワクしていた。













・:*+・\合コン当日/・+*:・





合コン当日。





今日はクリスマスイブだ。





会場に向かう。





ゆなな「わぁ!
広いし綺麗、、」





会場は白と金を基調とした、
とても広くて
綺麗なところだった。





10人で使うには勿体ない。





会場代ってどのくらい
かかってるんだろ、、。





南「やっほ! 由菜ちゃん!
今、絶対会場代考えてたでしょ!笑
安心して!
友達がここを運営してて、
特別に貸してもらえることに
なったから!」





ええ、南ちゃんの人脈
すご、、、。笑





由菜「すごいね。楽しみ!」





南「今日は楽しもーね!!」





それから10分ほどたって、
全員が集まった。





自己紹介を
することになった。





1人目の男性。





?「西優行です。
名前はよく
間違えられるんですけど、
ユアンです。
弁護士をしていて、
趣味はサッカーです。
よろしくお願いします」





やっぱり、
ユアンくんだ。





ユアンくんは高校時代、
サッカー部だった。





サッカーと両立しながら
夢のために勉強も
頑張ってる姿に恋したんだっけ。





その後のみんなの自己紹介は
なんにも耳に入ってこなかった。





私が何を言ったのかも
覚えていない。





でも、自己紹介が終わって、
気づいたら食事が来ていて、
ユアンくんに誘われて、
2人で席に座っていた。





ユアン「えっと、高比良さん。
あの、、」





ゆなな「ユアンくんですよね、?」





ユアン「えっと、、はい。
やっぱりゆななちゃん?」





ゆなな「そうだよー!
覚えてなかったでしょ笑」





ユアン「いや、違う人だったら
どうしようって笑」





ゆなな「すごい奇跡」





ユアン「ね。とりあえず、
食事冷めないうちに食べようか」





私たちは、次々と出てくる
美味しい食事を食べながら、
高校時代の思い出話に花を咲かせた。





ユアン「あの、さ、
今日このあと空いてる?」





ゆなな「空いてるよー!!」





ユアン「じゃあさ、
ここで出会えたのも奇跡だし、
どこか2人で行かない?」





ゆなな「もちろん!」





ユアン「良かった。
じゃあ、もう合コンも
終わりだし行こうか」





ゆなな「うん!」





ゆなな「南ちゃん!
私たちもう帰るね!」





南「うん!!
来てくれてありがと!」





南「頑張ってね。(小声)」





ゆなな「ありがと!」





ユアン「ショッピングモール
行ってもいい?」





ゆなな「私も行きたい!」





ユアン「じゃあ行こうか」





ゆなな「うん!」













。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。:+* ゜





私たちはショッピングモールで
色々な物を買って、
イルミネーションツリーの下の
ベンチに座った。





ユアン「今日はありがとね」





ゆなな「うん!
こちらこそ。
楽しかった!」





ユアン「あのさ、、」





ゆなな「んー?」





ユアン君がバックから
可愛い袋を取り出した。





ユアン「これ、
さっき買ったんだ。
ゆななのために」





ゆなな「え!
中見ても良い?」





ユアン「もちろん」





袋を開けると、
ハートのモチーフの
ゴールドのネックレスが
入っていた。





ゆなな「わぁ!
すごい!
ありがとう~!」





ユアン「あのさ、
俺、実は高校の頃から、
ゆななのことが好きだった。
でも、弁護士になるという夢は
捨てたくなくて、
夢の方を優先したんだ。
あの時はたくさんゆななを
傷つけちゃって、ごめん。
改めて、俺は、ずっと
ゆななのことが好きでした!
付き合ってください!」





いきなりのことで、
びっくりした。
でも、私の気持ちは、、、。





ゆなな「もちろん!
私もユアンくんのことが
好きです!
よろしくお願いします!」





ユアン「じゃあ、
これからよろしくね!」







・:*+・\end/・+*:・

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