秘密の日記

CAST高比良由菜

作者：なごぴよ

2021.01.10

私は、中２の
ゆななこと、
高比良ゆな!!

私は、ここ４年くらい
日記を書いてるの！

中身は・・・
ナオヤのことばっかり。

ナオヤは、幼なじみの
やんちゃな男子！

好きだけど・・・
気づいてないみたい。

少女マンガなら、
幼なじみと
恋しちゃうーとか
あるけど

そんなの、
一切なし。

まず、
中学生になってから
あんまり一緒にいない。

ナオヤ「ゆなな？」

ゆなな「んー？」

ナオヤ「母さんがさー
今日ご飯どう？　って」

ゆなな「いくいくー!!」

ナオヤ「じゃ！　夜な！」

ゆなな「うんっ！」

やったーーー!!
ナオヤママさんナイス！

久しぶりだなぁ！
何着ていこう・・・

たのしみだなーー!!
うふふっ！

＊。・　夜　・。＊

ゆなな「えっ!!??
ナオヤママさん
いないの？」

ナオヤ「ごめん！
ま、うちで
食べていけよ！」

ゆなな「わーい！
ありがとう！」

ナオヤ「久しぶりだな。
こういうの！」

ゆなな「だねー！
最後は・・・」

ナオヤ「あ！　雷の日だ！
お前が怖くて、
泣いてて！（笑）」

ゆなな「だって、
不安になるでしょ？」

ナオヤ「そーか？」

それから、
沢山話して
今日の日記は
内容が楽しくなるな！
と思った！（笑）

ゆなな「じゃ！
今日楽しかった！」

ナオヤ「俺も！
ま、送ってくよ（笑）」

ゆなな「ありがとー（笑）」

ガチャ

ナオヤ「まじ？」

ゆなな「大雨じゃん」

ナオヤ「ゆなな、
母さんいる？」

ゆなな「い・・・いない」

ナオヤ「大丈夫か・・・？」

ゆなな「さすがに・・・」

ピカーン

ゆなな「キャッ!!」

ナオヤ「雷、苦手だろ？
泊ってく？」

ゆなな「でも・・・」

ナオヤ「明日、日曜日だろ？
母さんも
帰ってこねーし！」

ゆなな「ありがと・・・」

ナオヤ「ん！」

でも・・・
泊まり!?

きんちょーするなぁ・・・
ま、ナオヤだし！

ナオヤ「この部屋でいい？」

ゆなな「一緒じゃないんだ」

ナオヤ「え?!」

ゆなな「あ」

ナオヤ「一緒がいい？」

ゆなな「?!」

ナオヤ「だよな」

ゆなな「お・・・
おやすみなさい」

ナオヤ「おやすみ」

ゆなな「ふぅ・・・」

その日は
日記を書いて、
少し緊張状態で寝た。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐*‐

タンタンタン

ゆなな「お・・・おはよ」

ナオヤ「はよー」

ゆなな「あっ!!」

ナオヤ「え！　どした？」

ゆなな「いや、
上行ってくる」

タンタンタン

ヤバい！
日記、日記
どこやったっけ？

ゆなな「・・・」

ない。
昨日の夜は、
あったのにー!!!

ヤバい!!
どーしよーー!!

ナオヤに、
見られたら・・・
わゎーーー!!

ゆなな「どしよ」

ナオヤ「バッタンバッタン
いってるけど、
大丈夫か・・・？」

ゆなな「わっ!?
大丈夫!!」

ナオヤ「探し物か・・・？」

ゆなな「ちょっとね」

ナオヤ「あのさー」

ゆなな「下かな？」

ナオヤ「あーリビングとか？」

ゆなな「そーそー！」

ナオヤ「・・・」

タンタンタン

ゆなな「うーん・・・」

ナオヤ「これ？」

ゆなな「あ。私の日記」

ナオヤ「えーと・・・」

ゆなな「中身見た!?」

ナオヤ「ごめん。
昨日見つけて、
見た」

ゆなな「チーン。
嘘ーー!!」

ナオヤ「安心して」

ゆなな「はぁ?!
何いってんの？
ナオヤのことだよ?!
自分！
あなたのこと!!」

ナオヤ「だーかーらー!!
俺達同じだから」

ゆなな「は？」

ナオヤ「同じこと
おもってるから」

ゆなな「ん？」

ナオヤ「俺も好きだよ。
同じく。
ちょっと喋れただけで、
キュンとしたり」

ゆなな「同じ!!」

ナオヤ「俺も」

ゆなな「!!」

ナオヤ「これから、
よろしくな・・・？」

ゆなな「はいっ!!」

私達同じこと、
思ってた（笑）
よかった！

これからよろしくね！
ナオヤ！

＊ｅｎｄ＊