受験とアオハル?!

CAST足川結珠

作者：な

2022.02.25

私はゆず。
ニコラ学園に通う
中学３年生！

今日は三者面談の日。

受験について
先生とお母さんと
話し合うの。

お母さん「よろしく
お願いします」

ゆず「よろしく
お願いします」

先生「はい、
よろしくお願いします」

ゆず「私はバレーが
好きなので
バレー部がある、
新潮高等学校に
いきたいです!!」

先生「なるほど、
今のところ
ゆずさんの学力なら
もっと上の学校も
いけると思いますよ！」

ゆず（また、言われた）

ゆず「でも、先生
ここは、都内では少ない
バレー部があり、
優勝もしているんです」

お母さん「先生、
ゆずがこんなにも
ここに行きたいと
いってくるのは
初めてなんです。
なので私としては、、、」

先生「わかりました。
新潮高等学校に
行くには、
推薦で行けると
思いますよ。
頑張りましょう！」

ゆず「はい！」

ゆず（やったー。
これで新潮高等学校に
行ける！）

ゆずが本当に
行きたいと理由は、
バレー部の
ためじゃなかった。

本当は大好きな
ルワくんと同じ
高校に行くためだ。

・＊。・　ある日の塾　・。＊・

塾の先生「はい。では、
最後のクラスわけです。
明日からは、このクラスで
頑張ってください」

ゆず「嘘でしょ！
ルワくんと同じ
特進コースだ！
明日から楽しみだ」

・＊。・　次の日の塾　・。＊・

ゆず（ルワくんが居る。
挨拶しよう！）

ゆず「おはよー」

ルワくん「あっ、おはよう」

ゆず「緊張しているの？」

ルワくん「うん、
だって見てごらんよ、
特進コースの男子
俺しかいないよ」

ゆず「ホントだ！」

ルワくん「でも
ゆずがいたから
よかった」

ゆず（キュン）

塾の先生「はい、
でははじめます。
あっそうか
ルワくんだっけ
初めまして。
志望校は？」

ルワくん「新潮高等学校です」

塾の先生「ゆずと同じか。
じゃー、ゆずの隣で」

ゆず（先生ナイス）

ルワくん「えっ、
あっ、はい。
ゆずも
新潮高等学校なの？」

ゆず「うんそうだよ！」

ルワくん「マジか！
俺、偏差値ギリギリだから
教えてくれない？」

ゆず「いいよ（やった）」

・＊。・　ある日　・。＊・

ゆずのスマホ「ピロロロー
ピロロロー
（電話の音）」

ゆず「えっ、ルワくん」

ゆず「もしもし」

ルワくん「もしもし、
今何してる？」

ゆず「えっ、勉強だよ」

ルワくん「さすが、ゆず。
あのさー
先生が出した過去問が
分からなくて
教えてくれる？」

ゆず「いいよ！
（神様ありがとう）」

ルワくん「ありがとう！
めっちゃ
分かりやすかった」

ゆず「よかった！
じゃまた明日、
学校でね」

ルワくん「うん、
サンキュー」

ゆず（なんて、
夢のような
時間だったんだ）

・＊。・　ある日　・。＊・

ゆずの心臓
「バクバクバクバク」

ルワくん「おぅ、
ゆずどうしたの？
そんな怖い顔して？」

ゆず「今日、
新潮高等学校の
推薦試験なの」

ルワくん「あっ、
そっか今日か。
あっ、じゃーこれ
さっき買ったのど飴。
これでもなめときな。
じゃー、頑張ってねー」

ゆず「うん、ありがとう」

ルワくんの
飴のおかげで
見事合格!!

・＊。・　終学活　・。＊・

先生「やっぱりみんな
来なくなったなー。
みんなも気をつけるんだぞ」

生徒「はーい」

・＊。・　下校中　・。＊・

ゆず「ルワくんだ！
ルワくん～」

ルワくん「おぅ、ゆず
合格したんだってな。
おめでとう」

ゆず「ありがとう。
ルワくんは明日だね！」

ルワくん「うん、
心臓がヤバい」

ゆず「うん分かる。
そうだ、
あっやっぱいいや」

ルワくん「うん？　何？」

ゆず「やっぱい・・・」

（ルワくんが
合格したら言おう）

「じゃ、頑張ってね！」

・＊。・　ルワくんの受験当日　・。＊・

ルワくん「行ってきまーす。
ゆず、どうしたの？」

ゆず「これ」

ルワくん「うそ、
これって
合格祈願のお守り？」

ゆず「うん。
あとこれも」

ルワくん「のど飴笑
サンキュー
頑張るわ」

＊．．．・・・＊．．．・・・＊

そして受験発表日。

ルワくん「１６５４、
１６５４」

ゆず「１６５４、
１６５４」

ゆず、ルワくん「あったー」

ルワくん「やったー合格だ。
ゆずと同じ学校に
行ける！」

ゆず「うん！
おめでとう！」

ゆず、ルワくん「あっ」

ゆず、ルワくん「先にどうぞ」

ゆず「じゃー、一緒に」

ゆず、ルワくん
「付き合ってください」

ゆず、ルワくん「えっ、」

ゆず、ルワくん「はい」

そして、笑顔で卒業して、
今ではアオハルを
満喫しています。

＊ｅｎｄ＊