これってもしや少女漫画!?

CAST足川結珠

作者：黄金army

2021.12.23

私の名前は足川ユズ。
中学１年生。

最近入学したばっかだから、
先輩とあまり話せてない。

私は今日、
部活を決めるための
見学をする。

正直ワクワクしていた。

ユズ「どんな部活が
あるのかなー」

先生「はい、ではまず
バスケットボール部から」

わかな「こんにちは！
バスケットボール部で
キャプテンやってます！
わかなです！
よろしくね！」

わかな「んじゃあまず、
練習の風景を
見てもらいます」

わかな「はい、
パス行くよー！
いいね！　いいね！
ＯＫ！
いいパスの仕方だったけど、
もう少し低めだと
相手が取りづらくなるよ！」

２年生たち「はい！
ありがとうございます！
わかな先輩！」

この部活、いいな。
でも私、運動苦手だし、、、

先生「では、
何か質問のある人は
いますか？」

ユズ「あ、あのっ！」

先生「足川さん、どうぞ」

ユズ「運動苦手なんですけど・・・
入ることってできますか！」

わかな「全然大丈夫だよ！
私だってもともと
運動音痴だったし」

ユズ「は、はい！」

部活見学が終わり、
希望を聞かれる時間になった。

私は第一希望に
「バスケットボール部」
と書いた。

・＊。・　１週間後　・。＊・

先生「皆さんの親と
話し合った結果、
部活動が決まりました」

ユズ「えっ」

先生「順番に言っていきます。
佐藤さんはバドミントン部、
高橋さんは・・・・・・・・・
足川さんは、
バスケットボール部」

ユズ「やった！」

嬉しさのあまり
思わず声を
出してしまった。

ユズ「す、すみません」

それからユニフォームなどの
様々なものが決まり
私はついにバスケットボール部の
練習ができるようになった。

わかな「はい、
今日から練習に入る、
ユズさんと、
ハアトさんです！」

先輩「はーい！
よろしくお願いします」

ユズ「よ、よろしくお願いします」

ハアト「・・・・」

わかな「ハアト君も何か言ってね」

ハアト「・・・よろしくお願いします」

それから練習が始まった。

最初は楽しくやっていたが、
徐々にあることに
気づいてしまう。

わかな「ちょっと１年！
ちゃんとやってよ！
球拾い！」

ユズ「はい・・・」

練習はできず、
ずっと球拾いになった。

わかな「ハアト君も！
ちゃんとやって！」

ハアト「・・・」

わかな「ちょっと！」

ハアトがガシッと
わかなの手をつかんだ。

わかな「ねえ！　何なの！」

ハアト「先輩、
俺ら１年と
勝負してくださいよ」

わかな「は？」

ユズ「え？」

わかな「別にいーけど、
負けたら毎日球拾いね」

ハアト「いいっすよ。
な、ユズ」

ユズ「は、はいっ」

私だってこんなのは
もう嫌だった。

それからは
練習の日々だった。

ハアト「もっとこんな感じに」

ドキッ

ユズ「あ、あの、、、
近いです、、、」

ハアト「何照れてんだよ」

ユズ「自分も
顔赤くなってるよ」

ハアト「ふんっ」

そんなこんなで
最近すごくドキドキする。

・＊。・　勝負の日　・。＊・

わかな「今日の先輩チームの
メンバーは、
斎藤、私で」

ほかの先輩「ちょっと！
なんで私たちは」

わかな「は？」

ハアト「頑張るぞ」

ユズ「うんっ！」

ルールは簡単。
１人１０回ゴールに入れて、
多く入れたほうが勝ち。

私たちの結果は・・・！

ユズ「やったー！
勝ったー！」

ハアト「お前よくやったな」

わかな「ふ、ふん！」

それから先輩は
優しくしてくれるようになった。
私たちの恋は、ね/////

＊ｅｎｄ＊