恋が叶う奇跡まで・・・

CAST足川 結珠足川 結珠

作者:りあちゃ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.04.22

私、足川ゆず。





好きな人がいるんだ。





ユアンくん・・・//////





でも、両想いじゃないんだ・・・





ユアンくんって、
かほちゃんと
付き合ってるんだって・・・





この前、久しぶりに
かほちゃんと会った時
「ユアンくんと
付き合い始めたんだ!」
って、笑顔で言われた・・・





悲しかったし、
泣きたかったけど
笑顔で良かったね!
って、言った。





両想いになりたいな。





恋が叶うって
奇跡なんだな・・・













・*。・ 学校 ・。*・





なつみ「おはよう!」





ゆず「おはよう!」





この子は、親友のなつみ!





なつみ「ニコラ町の
七夕祭り行く?」





ゆず「行くいく!」





なつみ「2人で回ろっ!」





ゆず「楽しみ♪~」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





なつ「ユアン~!
七夕祭り行く?」





ユアン「どうしよっかな~、、、」





なつ「ユアンが行くなら
行くけど、、、」





ユアン「うーん////////
行く!」





なつ「よっしゃー!
てか、なんで顔赤いの?」





ユアン「教えるかよ・・・////」





なつ「ツンデレだなー!」













・*。・ ショッピングモール ・。*・





なつみ「ゆず!
この浴衣、色違いで
しかも、お互い好きな色だよ!!」





ゆず「いいね!
これにする!」





なつみと浴衣のお買い物♪
ママに超おねだりした!





浴衣高いからな・・・(汗)





なつみ「髪飾りも色違いにしよ!」





ゆず「うん!」





なつみ「ごめん!
ちょっとお手洗い
行ってくる!」





ゆず「りょ!」





かほ「あっ!
ゆずちゃんだ!」





ゆず「かほちゃん!
偶然だね(*^^*)」





かほ「だね。
七夕祭りで着る浴衣
買いに来たの?」





ゆず「うん!」





かほ「新品かぁ。
良かったねぇ」





ゆず「なつみ来るから、
またね!」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





かほ「コーヒー買お」





かほ「楽しみ・・・」

















★☆★ 七夕祭り当日 ☆★☆





なつみ「うわー!
屋台たくさん!」





ゆず「笹も綺麗!
星とマッチしてるね!」





なつみ「写真撮ろ!」





なつみ「あとでユアンくんに
アピりに行こ!
ゆず、超可愛いよ!」





ゆず「でも、彼女いるし・・・」





なつみ「ユアンくん本人が
彼女いるって
言ってないじゃん。
かほが言っただけかもよ・・・?」





ゆず「そうかな?」





でも、ユアンくんは
今もめちゃくちゃ大好き/////





だけど、かほちゃんは
嘘つく子じゃない。





そう信じたい。





なつみ「りんご飴
買ってくるね!」





ゆず「ありがとう!」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





かほ「ゆずちゃん/////
来てたんだぁー/////」





ゆず「うん」





かほ「コーヒーって
美味しいよね!」





かほちゃんはコーヒーを
手に持って、
私のところに来た。





ゆず「私はあんまり
飲んだことないけど、
コーヒー飲んでると
大人っぽい感じする!
かほちゃんすごいね!」





かほ「コーヒー飲んでる人は
頭もいいんだよ?」





ゆず「え?」





かほ「あっ! ごめん
手が滑っちゃう!」





バシャ





ゆず「お気に入りの浴衣・・・」





かほ「ごめんねぇ!
手、滑っちゃった!
ゆずちゃんはこっちの方が
最初の1万倍似合ってるよぉ!
じゃあユアンくんのとこ行くから」





ゆず「ちょっと待って・・・」





かほ「このこと言うなよ・・・
言ったらどうなるか
分かるよね?」





ゆず「・・・」





ユアン「ゆず・・・」





かほ「あっ//////////
ユアンくぅーん!
かほぉユアンくん
探してたよぉ!」





ユアン「そ」





かほ「冷たいなぁ~//////////」





ユアン「人にコーヒーかける人とは
関わらないから。俺」





かほ「何言ってるのぉ?
疲れちゃった?」





ユアン「さっき見てたから。
ごめん、ゆずのとこ
行ってくるから」





かほ「あんな子より
私の方が可愛いよ//////////」





ユアン「コーヒーかける人は
可愛いって思わないから、
どんな人も」





かほ「待って・・・ごめん。
ユアンくんが好きで、、、」





ユアン「だからって
人に嫌な思いをさせるのは
違うよ。ごめんね。
ありがとう」





かほ「私、ゆずちゃんに
ひどいことしてた・・・」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





ゆず「熱い・・・
やけどしちゃったかも・・・
どうしよう。
せっかくの七夕祭りが・・・」





ユアン「ゆず!」





ゆず「ユアンくん?
イタタ・・・」





ユアン「大丈夫?」





ユアン「おじちゃんが
屋台してるから、
氷貰ってくるね・・・
待ってて」





ゆず「ごめんね」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





ユアン「はい。
俺、冷やすわ」





ゆず「ごめんね。
彼女さんはいいの?」





ユアン「俺、彼女いないよ?」





ゆず「ユアンくんと
付き合ってるって
かほちゃん言ってたよ・・・」





ユアン「あれ。嘘」





ゆず「痛み治まった・・・
ありがとう!」





ユアン「七夕祭り
まだいれる感じ?」





ゆず「全然大丈夫だよ!」





なつみ「ゆず!? どうしたの!?」





ゆず「いや、なんでもない・・・」





ユアン「かほが
コーヒーかけた」





ゆず「ちょっと!?」





ユアン「お前は優しすぎるんだよ。
たまにはわがままになっても
いいんだよ」





なつみ「ゆず、ごめん。
急な用事で、今すぐ
帰らないとダメなんだけど
どうする?」





ゆず「家誰もいないから
まだいよっかな」





なつみ「ごめんね。
また今度秋祭り行こう!
来年は」





なつみ(小声)
「彼氏と来たら?(*^^*)」





ゆず「ちょ/////!?」





なつみ「またね!」





ユアン「ゆずは1人でいるの?」





ゆず「回る人いないから・・・」





ユアン「そっか」





ゆず「わがまま言ってもいい?」





ユアン「うん」





ゆず「私と回ってくれませんか?」





ユアン「はい!」





(なつも予定が
急遽出来て帰った)













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





ユアンくんと遊んだ!





とっても楽しかった!





ゆず「この短冊に
願い事書こう!」





ユアン「何書くの?」





ゆず「秘密!」





私は絶対
『ユアンくんと
両想いになれますように
そして付き合えますように!』
って、書く!





ユアンくん
モテるからな~!





今一緒に
回ってもらってるのも
奇跡だもんな。













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





そして、願い事を
笹に結ぶ時。





ユアン「知ってる?
好きな人と一緒に
短冊に願い事を結ぶと
好きな人との恋が
叶うんだって」





ゆず「へ~!」





ユアン「ゆず、一緒に
結んでくれない?」





ゆず「え!?」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





ユアン「お互いの短冊を
ひとつに結んで、
2人で笹にくくる・・・」





ユアンくんの手が
触れる。





温かいな・・・





少しだけユアンくんの
願い事が見えた。





それは、





『ゆずと両想いになりたいです!
そして付き合いたいです!』





だった。





私たち、同じこと
考えてたんだね!





ユアン、ゆず「好きです!
付き合ってください!」





恋が叶う奇跡まで・・・







end ~  。・・・

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