君の匂い

CAST足川結珠

作者：トマトまる

2021.01.24

私は転校してきた。

その時に
席が隣だった男子・・・

これが私の好きな人。

新しい学校に
慣れない私に
優しく色々なことを
教えてくれた。

私が好きになった人は
頭が良くて
サッカー部の部長で
かっこよくて背が高い。

しかも、いつも
いい匂いがしていた。

それは多分
あの
ボディミスト。

だから私もいつも
スカートに
あのボディミストを
つけていた。

転校してきてから
初めての友達だと
いうこともあり
仲良くしていた。

そんなある日
クラスのボスの女子に
呼び出された。

「転校生のくせに
調子乗ってんじゃねえょ。
○○（好きな人）は
お前に無理やり
付き合わされてるだけ
なんだよ。近づくな」

と脅された。

私は悲しかった。

その日からあまり
話さないようにした。

避けた。

ある日
また呼び出された。

たくさん
文句言われた。

泣いてしまった。

そしたらふっと
あの匂いがした。

「何してるんだ（怒）」

好きな人が来たんだ。

「大丈夫？」

優しく
聞いてくれた。

事情を全部話した。

「だから最近
話してくれなかったんだね、
寂しかった」

「えっ？」

彼は顔を赤くして

「実はお前のこと
好きなんだ、
付き合ってほしい」

私は抱きついた。

～最高のHAPPY END～

抱きついたときの
彼の香りは
ずっと忘れられない。

＊ｅｎｄ＊