君も僕も意気地無し

CAST足川結珠

作者：るーれ

2022.04.30

わたしは足川ゆず。
受験をおえ
無事、高校デビュー
できることになった中学生だ。

？「ゆず～、○○高校
合格おめでとぉー！」

彼女は中山あやか、
わたしの親友だ。

Ａ「えっ、あの
○○高校うかったの？」

Ｂ「超名門校じゃん!!!」

そう、わたしが
受かった高校は
全国でも
有名な学校だ。

ただ１つ
問題がある。

それは、みんなと
学校が別々なことだ。

わたしが通うニコラ学園は
中高一貫校で
みんなそのまま
高校へ進む。

わたしが好きな、
あいつも。

れ「へーゆずって
天才だったんだなー」

ゆ「ほらなー
受かるっつったろ？」

彼は内田レン、
わたしの好きな人だ。

Ａ「えーでも
そしたらもう、
会えなくなるじゃん」

あやか「LINEがあるじゃん！」

Ａ「はっ！　たしかに!!
また会えるねー」

でも、レンとは、、、
わたしにLINEを
聞く勇気はない。

告白する
勇気もない。

私は意気地無しだ。

・＊。・　卒業式　・。＊・

れ「ゆず、じゃあまたな！」

ゆ「うん！
みんなまたね!!」

結局私は
何もできないで
終わった。

あの時以来
私はレンと
会っていない。

今でも
後悔してる、
告白しなかったこと。

あとから、あやかに
聞いた話だが
レンは私のことを
好きだったそうだ。

告白はできなくても
LINEを
聞くことぐらい、、、

君も私も
意気地無しだ。

＊ｅｎｄ＊