タイムリープラー達との出会い

CAST足川結珠

作者：おめめ

2021.12.21

ユズ、ココハ「いった～!!!!
・・・・・・・・・ここどこ～」

こんなことが起きたのは
今から２日後。

今はその２日前・・・・・・

ココハ「ユズ!!!
大丈夫!?
貧血で倒れたって聞いて
急いできた！」

（あ、あれ？
お、お姉ちゃん？
今は学校に行っているはず・・・・・・）

ユズ「大丈夫だよ？」

お姉ちゃんは
手をにぎってくれていた。

コンコン

ココハ「はぁーい。
どうぞ～」

ダッ!!

（走ってきたぁ～！）

ルワ「始めまして！
俺、名前ルワ！
南ルワって言うんだけど、
君はユズちゃんと
ココハちゃんであってる？」

（何だこの人・・・
変な人だけど
ちょっとかっこいいかも！）

ココハ「そうですけど」

ルワ「どっちがどっち???」

レオン「ココハさんだ。
ニコ高２年Ａ組２番。
ユズちゃんのお姉さんだ。
で、ベットに寝ているのが、
ユズさん。
ニコ中１年Ｂ組３番！」

ココハ「な、なんでそこまで！
じ、じゃあ、
私の誕生日は？」

ルワ・レオン『８月２７日』

（ギクッ！
何者なんだ
この人たちは）

ルワ「今、何だこの人達は？
って思いましたね～。
そう!!　俺たちは、
『タイムリープラー』ダッ！」

ユズ「それで、
何のようですか??」

ココハ「そ、そうだよ！」

レオン「まだ、
言ってなかったのか？」

ルワ「あちゃ～！　テヘ」

レオン「はぁ～。
じゃあ俺が説明する。
今から２日後２人には
『タイム・リープ』をしてもらう。
理由はなぜかって？
俺たちタイムリープラーが
君たちを先月に
タイムリープさせ、
先月亡くなった君たちの
お母さんを助ける！」

ユズ．ココハ『はぁ・・・・・・』

ルワが小声で

ルワ「なんのことか
さっぱりわかって
ないじゃないかっ！」

ってレオンさんに
怒ってた（笑）

レオン「君たちのお母さんが
亡くなった理由は
なんだっけ？」

ココハ「交通事故ですけど」

ルワ「交通事故だったら
防ぐのは簡単だ。
ここで事故が起きるから、
そのときに君たちの
お母さんを止める。
わかった？
出発は明後日、２日後だ。
各自準備と
心構えをしておくように」

空気が
急に冷たくなった。

・＊。・　２日後　・。＊・

タイムリープラー達『準備はいいか？
行くぞ！
３、２、１!!』

ユズ、ココハ『いった～!!
・・・・・・ここどこ～!!!』

ユズ「お姉ちゃん！
タイムリープしたんだよ！
お母さんを探さなきゃ！」

私達は必死になって
探した。

そしてついに!!

２人『あ!!!　いた～!!!
おかあーさーん!!!』

母「あれ、ふたりとも！
学校は？」

ココハ「いいから！
こっち来て！」

するとお母さんがいたところに
トラックが突っ込んでいた。

母「え！　あぁ～・・・・・・
ありがとう２人とも」

ズズズザ・・・オイ！

ユズ「ねぇお姉ちゃん
なんか聞こえない？」

ココハ「言われてみれば」

（おい！
お母さんはもう大丈夫だ！
お母さんに見られないように、
その腕時計の日にちを
タイムリープした日に設定しろ！
３２１で行くからな！）

ココハ「ユズ聞こえた？」

ユズ「うん！」

ココハ「行くよ～！
３、２、１・・・
きゃあ～～～!!!」

ドサッ

顔をあげると
タイムリープラーたちの顔が。

ココハ「良かった～
戻ってこれたね！
ゆず！」

ユズ「あー！
お母さんだ～！」

母「あ！　ゆず！　ここは！
・・・・・・誰？
この人は？」

レオン「は、はじめまして！
僕達タイムリ、
イヤ２人の友達です！」

母「そうなんだ！
仲良くしてね！
じゃぁね～！」

ルワ「良かったじゃん。
じゃ！」

ココハ「待って！
あ・・・・・・」

そこにはもう
２人の姿はなかった。

・＊。・　学校　・。＊・

ココハ「あ～!!!」

先生「どうした？」

ココハ「いや、
なんでもないです！」

・＊。・　家　・。＊・

ココハ「見て！
ユズ！　これ！」

そこには、
２人の絵が。

お母さんが亡くなって
悲しんでたから
この物語から
出てきてくれたのかな。

今だから思える。

２人共ありがとう！

＊ｅｎｄ＊