夏期講習は恋の始まり!?

CAST足川 結珠足川 結珠

作者:りあちゃ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.05.21

私、ゆず!
推しが大好きな高2!





その推しは、誰かって?





西ユアンくん!





最 & 高 な人なの!





母(ありさ)「夏期講習行ってね」





ゆず「やだ!
無理無理無理!」





母「成績落ちてるのに・・・
行きなさい!」





ゆず「絶対絶対行かない!!」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





連れてこられた~(怒)





最悪・・・





しかも個別っていう
地獄・・・





先生「ゆずさんに
教えるのは
大学生の西さん」





西「よろしくお願いします」





西「じゃあ、
あっちの部屋で教えます」





ゆず「はい・・・」





地獄の始まりだ・・・





てか、この男の人
なんで室内なのに
サングラスしてるんだろ。













☆★。:゜・*:゜・★。☆★。:゜・*:゜・★。





西「じゃあ自己紹介します。
西ユアンです」





ゆず「やば~!
私の推しと同姓同名じゃん!
あ・・・同姓同名ですね」





西「あ、別にタメ口でもいいよ。
何歳だっけ?」





ゆず「高2です」





西「じゃあ、そこまで
年の差ないな」





(やっぱり)





ゆず「失礼ですが
なんで室内でも
サングラスしてるんですか?」





西「変装くらいしとけって
言われてて・・・(汗)」





ゆず「なんで変装の必要が
あるんですか?」





西「まぁ一応芸能人だし」





ゆず「えぇぇぇぇぇぇ!?!?
どういうこと!?」





西「言ってなかったっけ?」





ゆず「言ってない!
言ってない!」





ユアン「俺、西ユアンって
言います!(2回目)」





ゆず「そうですか。
ん? へ~! ん? ん?
ゆずの推しぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」





ユアン「推してくれてるの?
ありがとう!」





落ち着け!
落ち着け!
落ち着け!





頭が混乱してる・・・





ユアン「じゃあ教えるね」





ゆず「はい・・・////////」





ゆず「そういえばお仕事・・・」





ユアン「あー。
俺、公表してないけど
大学行きながら
仕事してるんだよね」





ゆず「そうなんですか!?」





ユアン「まぁ勉強そこまで
嫌いじゃないし、
教えてたら
身につくからいいなと思って
少し休んでる」





ゆず「そうなんですね!」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





ユアン「これはこれ。
アレ?
さっきも同じこと
言わなかったっけ」
(5回目)





ゆず「そうでしたっけ?
初めてな気がします//////」





ちょっとでも長く
ユアンくんといたい。





てか、勉強集中
出来ないんですけど!?





ユアンくん
疲れてるからかな。





たまにうとうとして
その後、寝ちゃうの。





その後起こしたら
『ごめんっ』て言って
上目遣いで謝るんだ・・・





きゃぁぁぁ!
可愛いしかっこいい
なんなのぉぉぉ!?





という思いは
心の奥にしまって
冷静な感じを
ユアンくんの前では出す。





ユアン「疲れた・・・
そろそろ時間だね」





(なかなか分かってくれないので
他の先生より大変)





ゆず「めっちゃ
分かりやすかったです!
ありがとうございました・・・」





ユアン「こちらこそ」





ゆず「もうちょっといたい!」





ユアン「えーっとまだ
休み取ってるから
また教えるよ」





(まだ教えて欲しいから
いて欲しいって
言ったのかな?)





ゆず「ありがとうございました!」





幸せだったな。













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





行くの楽しみ~!





ユアンくんに会いたい!













☆★。:゜・*:゜・★。☆★。:゜・*:゜・★。





ゆず「おはようございます!」





ユアン「お久しぶりです」





ゆず「えっと・・・わ!?」





ころぶ・・・





絶対床痛いな・・・





しかも推しの前・・・
いや、先生の前で





転びそうになると
スローに感じる。





ユアン「大丈夫!?」





ゆず「はいっ!」





ユアンくん
違う違う、
西先生が支えてくれた。





ゆず「ありがとうございます!」





ズキ





ゆず「あっ。
足ひねったかも・・・」





ユアン「痛い?」





ゆず「痛い」





結構思いっきり
捻っちゃったみたいで
とっても痛い・・・





ユアン「今日はもう帰る?」





ゆず「両親今日
夜まで居なくて・・・」





ユアン「じゃあ、
俺ん家来る?」





ゆず「今、なんて言いました?」





ユアン「え?
俺ん家来る? って言った」





ゆず「え?///////」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





家・・・来てしまった。





ユアン「俺のお兄ちゃん
医者なんだよね。
お母さんが
看護師だったし・・・
まぁ一応足捻っちゃった時の
処置の道具あるから」





ゆず「すみません」





ユアン「全然」





そう言って西先生は
私の足の
簡単な手当てをしてくれた。





家綺麗・・・





私の家とは
比べ物にならない(笑)





処置してもらったら
すぐ塾へ戻った。





痛みもましになったし。





もうちょっと先生の家に
居たかったけど、
あくまで手当てが目的だから
すぐ家を出た。





ユアン「本当に大丈夫?」





ゆず「はいっ!
全然マシです!」





西先生はめっちゃ分かりやすく
教えてくれるし、
優しいし、話面白いし、
先生に教えてもらえるなら
塾へ行きたい(毎日でもいい)
そう思っていた。













☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
 先生に教えて貰って1ヶ月
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆





好き。





ユアンくんも好きだし





先生としての西先生も好き。





この恋愛は叶わないのかな・・・













★☆★☆★☆ 塾 ★☆★☆★☆★☆★





ユアン「明日から
仕事復帰するから
今日で最後なんだ」





ゆず「え? やだ」





ユアン「ごめん。ありがとう」





ゆず「あの、」





ユアン「何?」





ゆず「えっと・・・
好きな人居ますか?」





ユアン「え?」





ゆず「あ・・・」





言っちゃった・・・





ユアン「いる」





ゆず「そうですか」





これは叶わない恋なんだな。





そう思った時、





ユアン「好きなんだ、」





ゆず「誰がですか?」





ユアン「ゆずが」





ゆず「え? 嘘?」





ユアン「本当。
だってニコラ学園に
通ってるでしょ」





(ニコラ学園は中高一貫)





ゆず「なぜそれを!?
ストーカー!?」





ユアン「同じ学園に通ったじゃん、
部活一緒だったじゃん」





ゆず「あ・・・いた」





ユアン「楽しそうに部活してたし、
明るくて、気づいたら
好きだったんだけど
告白する勇気もなくて」





ゆず「いやいやそうじゃなくて
カッコイイなって思ってたし
優しかったです!
好きだったけど彼女がいるって
噂とか、名前よく知らなくて・・・」





ユアン「俺、居ないよ!」





ゆず「ってことは、両想い?」





ユアン「ゆず好きです!」





ゆず「私も好きです!」





ユアン・ゆず「これからよろしく!」





推し、先生、先輩





どんなことしてても
私はあなたのことが
やっぱり好きだったんだ・・・





これからよろしくね!





大好き/////







end ~  。・・・

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