クリスマスの前の誕生日に待ち受ける恋の行方は?

CAST足川 結珠足川 結珠

作者:マヌルネコ@

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.09.26

私はユズ。
中学2年生。





もうすぐクリスマスになり
12月22日が
私の誕生日なんだ。





私には幼なじみがいて、
私より2つ上の先輩、
私の初恋の人である。





告白しようと思っても
勇気がでなくて。





「ユズー!
ビッグニュースよ、
ビッグニュース!」





そう答える彼女はカホ。
私の大親友なの。





「どうしたの、カホ。
そんなに慌てて」





「ふふ、知りたい?」





「『知りたい?』じゃなくて
早く教えて」





「いいよ、そのかわり
驚かないでね。
私ね彼氏出来ましたー!」





「えー本当に本当?」





「驚かないでって
言ったじゃん、
本当だよ。
彼氏出来たことは(笑)」





その時、私は
信じられないくらいに
驚いた。





カホは、彼氏のことについて
詳しく教えてくれなかったけど、
私もカホみたいに
彼氏を作ることに決めた。





そして、初恋相手の直哉に
告白することも決めた。













・*。・ その翌日 ・。*・





直哉から
電話がかかってきた。





「ユズの誕生日祝いでさ
遊園地行かない?」





「私の大親友祝い?」





「そう、
クリスマスプレゼントも
かねてさ、どう?」





「いいね、それ。
行こう!」





「OK、じゃぁ10時に
ニコ公園に集合でいい?」





「いいよー。
じゃぁまたね」





「じゃあな」





遊園地か・・・
なんか嬉しいなぁ。













・*。・ 遊園地当日 ・。*・





メイク、髪型、服、完成!





直哉どんな表情して
くれるかな~?





「いってきます」





「ごめーん、おまたせ。
結構待ったでしょう?」





「全然大丈夫だよ、
ていうか、
ユズめっちゃ
可愛いじゃん。
服似合ってる。
あ、あと
誕生日おめでと」





可愛い、
似合ってるだって!
素直に嬉しいなぁ。





メイク頑張ったかいが
あった。





「すごい行列だね」





「うん、人気なんだな」





そこからは、
ジェットコースターや
お化け屋敷、
メリーゴーランドなど
たくさん乗った。





すごく楽しくて
時間を忘れるほどに。





この時間が永遠に
続けばいいのにな~。





時間はあっという間に
過ぎてしまった。





「なぁ、あのさ、
最後に観覧車乗らねぇ?」





「うん、いいよ。
観覧車は久しぶり」













・*。・ 観覧車に乗って ・。*・





「観覧車の高さって
こんなに高けぇんだな」





「そうだね・・・」





沈黙が続く・・・





(やばい、
2人きりの観覧車って
こんなに緊張するの?
告白するチャンス・・・)





「あ、あのさ直哉・・・」





「ん?」





やばい、口から
心臓が出てきそう。





「け、け、景色が
すごーく綺麗だよ、
見て見て」





「本当だ、すげーな」





このまま窓から見える
景色を見ていると





「ガバッ」





一瞬何が起きたか
分からなかった。





バッグバグされながら
直哉が耳元で





「俺さ、ずっとお前のこと
好きだったんだ」





その瞬間
壁ドン





「俺たち本当に
付き合わないか?」





「えっ?」





顔から
火が出そうだった。





直哉への返事は





「はい、私でよければ」





そして、2人は
抱き合って
いつまでも一緒に
過ごすことになりました。







*終わり*

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