運命の恋

CAST星乃あんな

作者：★

2025.05.31

忘れられない人ができるって
幸せじゃない？

少なくとも私は、そう思う！

私は、星乃アンナ！
これは私の恋の話。

・＊。・　小５　・。＊・

今日は、私のすきぴの
ミサキが転校する日。

私は友達のユアに
ミサキを呼び出してもらって
告白するんだ！

アンナ「ミサキ、
ずっと好きだったの！
つきあってください！」

勇気をだして
告白したの。

ミサキ「ありがとう。
俺は転校するから
つきあえないけど、
アンナが告ってくれたの
忘れない！」

その言葉がうれしくて
涙が出た。

ミサキに
勘違いされたかな？

でも、ミサキのせいじゃないよ！
ありがとう。

ユアは勝手に
振られたんだと思って
なぐさめてくれたけど
振られてはないし！

でも、ありがと！

私もミサキのことは
忘れない！

これからはみんなの
恋愛応援隊になろう！

・＊。・　小６　・。＊・

同級生のイルマから
相談を受けた。

イルマ「俺、ユアのことが
好きなんだ！
俺にアドバイスしてくれ！」

ユアは私の幼なじみの
親友だから、相談受けて
アドバイスしてやろ！

イルマ「決めた！
俺、卒業式に告る！」

なんとその告白は成功し、
ユアとイルマは
見事にカレカノに！

ユア「アンナ、ありがと！
次はアンナの番だね！」

そう言われて
ドキッとした。

そのとき思ったのは
ミサキのことだった。

私、やっぱり
ミサキのことが好きなんだ。

・＊。・　中３　・。＊・

修学旅行で原宿に来てるとき
ふと、後ろから声がした。

？「アンナ」

アンナ「え？」

振り向くとミサキがいた。

アンナ「なんで？
ミサキがいるの？泣」

ミサキ「俺もアンナが忘れられなくて、
イルマから、アンナが進学した中学
教えてもらって、年間予定調べたんだ。
あんな、かわいいもの好きじゃん？」

なにそれ。

ミサキ「アンナ！　好きだ！
俺とつきあってくれ！」

アンナ「もちろん！」

私はミサキに抱きついた。

これから絶対
どんな困難も乗越えてやる！

～おわり～