He is my hero ~恋も友情も~

CAST星乃あんな星乃あんな

作者:あげりんご

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.10.07

先生「では皆さん、
明日も元気に登校しましょう、
さようならー」





『さようならー!』





「ねえ
この後遊ぶー?」





「ごめん、部活ー!」













・・・☆*☆・・・





私、星野アンナ
中学2年生。





みんなは
部活やら遊びやらで
教室を出ていく。





でもその群れの中に
私はいない。





だって私は・・・、、
ぼっちだから・・・





?「あんな、じゃーな!」





この声は・・・





私に声をかけてくれる人なんて
このクラスにただ1人。





アンナ「ミサキ!!
ば、ばいばい」





この人は
幼馴染のミサキ。





学年、いや、
学校一モテる男子。





あ、それで、なんで私が
ぼっちかというと・・・













・・・☆* 1年前 *☆・・・





ミサキ「それでさーー」





アンナ「へー! すごいねー」





?「ミサキ君~、アンナー」





この子は、親友のシャノン。
めっちゃ可愛いぃ。





アンナ「委員会終わったんだー」





シャノン「何の話してたの?」





アンナ「~~~~って、話だよー」





ミサキ「そろそろ下校時刻だし、
帰る?」





アンナ、シャノン「「うん!
3人で帰ろ!
・・・・・笑笑
ハモッたー!」」













・・・☆*☆*・・・





シャノン「私こっちだから、、
バイバイー」





アンナ「また明日ー」





ミサキ「じゃな」





アンナ「シャノンがいないと
寂しいー」





ミサキ(~~~だけど)





アンナ「なんか言った?」





ミサキ「い、いや
空耳だろ・・・」





アンナ「そ? じゃねー?」













・・・☆* 家にて *☆・・・





やっぱ、3人でいるのは
いいなー。





シャノンとは
約束したもんー!





小5で仲良くなって、、





「ずーっと一緒だよー、
親友だもんね!!」





って、誓ったんだから。





ピロン





あ、シャノンからラインだ。





シャノン《明日放課後
体育館裏来て、
言いたいことある》





んーなんだろ?





アンナ《OK》













・・・☆* 次の日 *☆・・・





体育館裏来たけど・・・
あ、シャノン!





アンナ「シャノ・・・」





シャノン「あのさあ・・・、
私のこと、どう思ってる?」





アンナ「そりゃ、親友!!
約束したでしょ、昔」





シャノン「実は、私・・・
ミサキのことが好き。
最初の1か月くらいは、
アンナといることで
ミサキに近寄ってたわけ。
でもさあ・・・最近、
あんたが邪魔になってきたのよぉ。
もうあんたと一緒にいらんない、
アンナマジめんどい」





・・・え?





私は、頭が真っ白になった。





アンナ「じゃあ最初から
親友と思ってなかったの?」





シャノン「最初は
違ったけど・・
ここ2か月くらい」





アンナ「うそ、、、
嘘、だよね??」





シャノン「嘘じゃないんだけどお。
マジで邪魔っつってんの!」





パシン!





え、たたかれた・・・?





アンナ「シャ、シャノ・・・!」





行っちゃった、、、





アンナ「ううっ・・・グスッ・・・」





ミサキ「アンナ!? どうした!」





アンナ「ミサキ・・・?
実は・・・」





私は、事情をすべて
説明した。





ミサキ「行ってくる!」





アンナ「え、どこへ?」





ミサキ「決まってんだろ、
先生んとこ!
アンナを傷つける奴は、
許さねーからな!」













・・・☆* 現実 *☆・・・





あれからシャノンは
私をたたいたということで、
先生に怒られ、
ミサキにも振られていた・・・





親友だと思ってたのに・・・





あ、前に歩いてるの、
シャノン・・・





シャノン「だよねーーー!!」





シャノンはあれから、
仲いい人が出来た、っぽい。





ミユウちゃんと
ヒマリちゃん。





・・・私はこんなに
友達も出来なくて、
悲しいのに・・・





悔しい・・・





?「「ねえ、あんた」」





・・ん?
聞き覚えのない声・・・





アンナ「誰ですか?」





?「3年のミアンよ」





?「同じくレイナですぅ」





アンナ「は・・・はあ?
私に、何か」





ミアン「あんた、2年のアンナ?」





アンナ「はい」





レイナ「私たち
ミサキが好きなのぉ、」





ミアン「だけど、噂で
あんたがミサキと
仲いいって聞いて。
私たち、あんたが邪魔なの」





レイナ「ちょおっとぉ、
こらしめなきゃねっ☆
・・・覚悟しろよ?」





バン!!





アンナ「きゃあっ!」





け、けられた・・・?





ミサキ「アンナ!?
ちょっとあなたたち、
何してるんですか!!」





ミアン「チッ!
レイナ、行くよ!」





ミサキ「・・・だいじょぶだった?」





アンナ「うん。
・・・というか、
どうしてミサキはいつも
私の苦しみに気づいて、
助けてくれるの?
なんかヒーローみたい笑」





ミサキ「だって・・・
アンナが好きだから!
俺と付き合ってください!!
アンナをこれからもずっと、
守らせて!」













・・・☆* 2年後 *☆・・・





高校1年生になりました。





?「アンナー!」





アンナ「ハルハ!」





この子は、親友のハルハ。





入学式で
意気投合しちゃったんだー!





なぜだか
分からないんだけど・・・





ハルハは、心から
私を裏切らないなって思えるの。





ハルハ「そんでー?
今日は彼氏とデート?」





アンナ「彼氏・・・というか
ヒーロー、ね?」





ハルハ「何それ笑」













・・・☆*☆・・・





私がミサキに
告白されたあの日・・・





ミサキ「俺と付き合ってください!!
アンナをこれからもずっと、
守らせて!」





アンナ「・・・はい!
でも、付き合うには
付き合うけど・・・
ミサキは彼氏って感じしないし、
ヒーローになってよ!」





ミサキ「なんかよくわかんないけど・・・
まあいいや。
アンナと付き合えるなら。
いいよ」













・・・☆*☆・・・





って、感じです!





シャノンとは結局
まだ仲直りしてないけど。





まあ、いいかなって。
今度機会があれば。





アンナ「じゃあデート行ってくるわ。
ハルハ」





ハルハ「行ってらっしゃい、
ラブラブー!」





って感じで、
恋も友情も最高です!





これもヒーローのおかげ、かな?







*end*

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