受験と恋の道のり/////

CAST星乃あんな

作者：Rio

2024.09.18

私は、勉強も運動も苦手な
中学３年の星乃あんな。

今年は受験生。
受験まで後少し。

あんな「あ～もうわかんない!!
勉強なんてやめたやめた！」

そのま「あんな～！
放課後遊ばなーい？」

この子は、松尾そのま。
明るくてヤンチャな女子。
１つ年下だけどすごく仲良し。

あんな「いいね！　行こー！」

たいよう「あんな勉強は？
このままだと
受験落ちるよ笑笑」

この子は、同い年の犬飼太陽。
運動神経抜群で、明るく人気者。
勉強は少しできる。

あんな「大丈夫だよ！
まだ時間あるから！」

たいよう「後回しにしすぎると
どんどんできなくなるよ？」

あんな「だって、わかんないんだもん」

たいよう「俺が教えてあげる」

あんな「たいよう
勉強できないでしょ？笑笑」

たいよう「あんなよりはできるよ！」

あんな「でも、たいようはいいよね。
推薦で行けるんだから」

たいよう「まぁね」

りょう「あんな、勉強苦手なの？
なら俺が教えるよ」

あんな「りょう！　聞いてたの？」

この子も、同い年の黒澤諒。
私とは真逆で
勉強も運動もできる完璧男子。

イケメンで
女子からモテモテ。
男子にも人気がある。

りょう「ごめん。
聞こえちゃった」

たいよう「勉強は、俺が教える」

りょう「俺は部活が
そんなに忙しくないから
いつでも教えてあげられるよ」

そのま「あんな、モテモテじゃん！
今日は遊ぶのやめとこうか。
受験勉強頑張ってね！
バイバイ」

あんな「えっ！
ちょっとそのま！」

そのま行っちゃった、、
私、勉強したくないよ～。

りょう「勉強教えるよ？　やる??」

あんな「え、えっとー、、」

たいよう「だから、俺が教えるって」

あんな「えっ!?　たいよう？
どこ行くの？」

たいようが私の手を引いて
教室を出た。

/////‥‥/////‥‥/////‥‥/////‥‥/////

あんな「たいよう？」

たいよう「ごめん。勉強しよ」

あんな「私、勉強できないから
したくないよ」

たいよう「だから教えるんだよ。
絶対楽しいから」

あんな「わかった。教えて！」

/////‥‥　受験後　‥‥/////

あんな「たいよう、ありがとう！
たいようのおかげで
受験受かったよ！」

たいよう「ううん。
あんなが頑張ったからだよ。
おめでとう！」

あんな「ありがとう！」

たいよう「で、あんなに
言いたいことがあって」

あんな「何??」

たいよう「俺、あんなのことが好き。
よかったら
俺と付き合ってください」

あんな「・・・!?
はい///
たいようの明るさに
いつの間にか好きになってた///
私もたいようと付き合いたい///」

たいよう「やった！」

そのま「あんな～！　・・・!?」

りょう「付き合ったのか」

あんな・たいよう「うん///」

そのま「おめでとう！
まさか、あんなが付き合うとはね～笑笑
たいよう！
あんなを悲しませたら許さないよ」

たいよう「うん笑笑」

りょう「あんなおめでとう！
でも、俺の気持ちにも
気づいてほしかったな」

あんな「・・・!?」

そのま「りょう！
あんなを困らせないで！」

りょう「ごめんごめん笑笑」

そのま「そーいえば
受験は受かったの？」

あんな「うん！　受かったよ！
たいようのおかげで/////」

そのま「おめでとう！」

あんな「ありがとう！」

そのま「来年からは
あんなもたいようも
りょうもいないのか～」

あんな「高校で待ってるね/////」

＊ｅｎｄ＊