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この恋の行き場はどこに

CAST星乃あんな星乃あんな

作者:みつあみ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.01.30

・*。・ 1学期の最後 ・。*・





「残念ですが、今日で西ユアンくんは
転校してしまいます」





大好きだったユアンが、転校した。──────













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





夏休みが終わり、2学期。
今は文化祭の準備中だ。





『なーなー!』





誰かの話し声が
聞こえてきた。





『ユアンとひよりって
両思いだったの?』





『はぁ? ・・・
いや・・・違っ・・・』





これはひよりの声だ。





『ん? なに?
やっぱ両思いじゃん!』





「はぁ・・・」





アンナはため息をついた。





知ってるよ・・・





ユアンとひよりが
両思いなことくらい。





ただの風のうわさだけど・・・





信じたくないけど・・・





心が痛い。





アンナは、手に持っている飾りを
ぎゅっと握った。





もう、あきらめるしかないんだ。





私だって、
もうあきらめてる。





つもりだけど・・・





心のなかに放れない
何かがあるんだ・・・





ハルハ「アンナ~?」





ダイジ「なんか調子悪そうだけど、
だいじょうぶ?」





幼なじみでいつめんの
ハルハとダイジが話しかけてくれた。





アンナ「えっ、あ、ううん。
なんでもない」





ダイジ「そっか。
あ、それ、届かねーの?
貸してみ」





ダイジがアンナの持っていた
飾りをとって、
高いところにつけた。





アンナ「あ、ありがとう」





なんだろう・・・





最近、ダイジにすごく
ドキドキする・・・





これって、
恋って言うのかな・・・





ハルハ「あ、私、あっちの手伝い
行ってくるね」





ダイジ「あ、待って。俺も~」





2人は違うところに
かけていった。





あ・・・ダメか。





ハルハとダイジは
お似合いだもんね・・・





あーあ。私、もう一生
恋のキューピッドに
恵まれないのかな~。















・* そして、いよいよ文化祭当日 *・





アンナ「いらっしゃいませ~」





ダンッ。





突然、背中を叩かれた。





アンナ「誰~?」





アンナは後ろを向いた。





ユアン「よぉ!」





アンナ「ギャー!! ユアン!?
来てくれたんだ~」





ユアン「そんなに驚く?」





アンナ「あ、いや・・・」





ひより「あー、ユアン~!」





ひよりが自分の前を
高速で走り抜けたと思ったら、
いきなりユアンに飛びついた。





ユアン「う・・・あ・・・ひより」





ひより「ゴメンゴメーン!
来てくれたんだ~!」





ユアン「うん。まぁ」





は~。そーだよねー。





ユアンとひよりはねー。





つらいよ~。





ハルハ「ねー、アンナ。
一緒にちょっとまわろうよ」





アンナ「あー、もうこんな時間だ。
うん。行こう!」





ハルハとその場所を離れた。





アンナ「あれ、ダイジは?」





ハルハ「友達とまわってるって。
・・・あのさ、さっき、
ユアン居たよね」





アンナ「・・・うん」





ハルハ「だいじょうぶ?
2人のあんなとこ見ちゃって」





アンナ「・・・正直ツラい。
やっとユアンのこと
忘れかけたと思ってたのに・・・」





ハルハ「あはは・・・」





アンナ「ねー、ハルハ、
ダイジとつきあってるよね」





ハルハ「えっ?
つきあってないよ」





アンナ「そーなの!? じゃあさ、
ハルハはダイジのこと、
どう思ってんの?」





ハルハ「どうって・・・
好きだけど・・・」





アンナ「ははっ。もーさ、
ずっと前からダイジも
好きだったんじゃないかな。
よし。今からダイジんとこ行ってこい!」





ハルハ「えっ!?」





ダイジ「あの・・・」





ハルハ「ギャッ!」





うしろにダイジがいた。





アンナ「えっ? ずっといた?
今の聞いた?」





ダイジ「うん・・・聞いた」





ハルハ「きゃ~~~!」





ダイジ「ハルハ。
ずっと前から好きだった。
俺とつきあってください」





ハルハ「・・・はい」





アンナ「良かったねー。
よし。2人。
一緒にまわってこい!」





アンナが2人の背中を押した。





ハルハ「えっ? アンナは?」





アンナ「いいよいいよ~!」





ハルハ「・・・うん」





2人が歩いていった。





アンナ「ほらー! 手繋げ~!」





アンナは大声でいった。





アンナ「あ、繋いだ。
・・・良かったねー!
・・・私もスッキリしなきゃな。
よし。今からユアンにコクろう。
そして振られて、スッキリだ!
・・・の、はず。
・・・、よし行こう」





アンナはユアンがいそうな
教室に走った。





ガララララ・・・





アンナ「・・・いない。
・・・あ、ユアンの声がする・・・」





アンナは窓の外をみた。





外でユアンが歩いていた。





アンナ「ユアン!」





アンナは思いっきり
2階の窓から叫んだ。





アンナ「ユアン、私、
ユアンのことが・・・」





ゆら・・・





アンナの身体が
大きく揺れた。





アンナ「きゃあ」





とたんにアンナの身体は
窓の外に投げ出された。





アンナ「あ・・・」





感覚がとぎる。





ドサッ・・・





あれ、痛くない・・・





それより、なにかに
包まれているような・・・





アンナは周りをみた。





あ・・・





ユアンがアンナを
支えていた。





ユアン「アンナ。バカか。
お前、窓からあんなに乗り出したら
落ちるに決まってんだろ」





アンナ「・・・ユアン、ゴメンね。
ありがとう。あのね、私・・・」





ユアン「わかってる。・・・
俺も、アンナが好きなんだ。
これを伝えるために来たんだ」





アンナ「え・・・でも、
ひよりのことは?」





ユアン「あぁ。あれはひよりが
俺にふられたからって、
うそのうわさを流しただけだよ」





アンナ「そうだったんだ・・・
私、つらかったんだよ。
もうだめなんだって・・・」





ユアン「ごめんな。・・・アンナ。
俺とつきあって」





アンナ「・・・はい」





は~! 今、最高です!





ありがとう。
恋のキューピッド!





ずっと彼を大事にします!







*end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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