もう裏切られたくない、、、彼氏なんていらない

CAST川原美杏

作者：Melon

2024.12.31

彼氏「ごめん。
お前とは、もう付きあえない。
ごめん」

私は、川原ミアン。

今、１か月付きあった彼氏に
振られました、、、。

ミアン「あはは、、、
そっ、そうなると思った!!!!
あやまらなくていいよー!!!!
、、、、私が悪いんだし、、、」

彼氏「本当にごめん。
今までありがと。じゃあな」

ミアン「こちらこそありがとー!!!!
、、、じゃあね、、、」

はあ、これで７回目、、、

私は彼氏が出来ても
一度も長続きしたことがない。

まあ、私が悪いのだ、、、。

特に好きでもなくても、
キュンとしたらすぐに告白する、、、

そうして私は
彼氏を作ってきた、、、、

私、最悪な人間だ、、、

本当にさいてー、、、

でも、私がこうなったのには
理由があるの、、、

―― 次の日 ――――――

ミアン「おはよー」

ルミ「おっはー」

この子は、
幼馴染の榎本ルミ。

私のことを
１番知っている子。

ミアン「昨日で
７回目になったよ、、、」

ルミ「また記録更新したのね（笑）
次は、だれをねらうの??」

ミアン「どーしよっかなー？
誰でもいいけど」

ルミ「ダイジとかは？
ＯＫしてくれそうだし!!
イケメンだし!!!!」

ミアン「どーしよっかなー、、、
長続きしなさそー、、、」

ルミ「そう??　多分、ダイジも
ミアンのこと好きだと思うけど」

ミアン「うーーん、、、
考えとく、、、」

どうしよう、、、

もう誰にも
振られたくないし、、、

裏切られたくない、、、、、

・・・ルミ・・・

また、振られたのか、、、

ミアン、大丈夫かな??

あいつのせいでミアンは、、、、、

―― 学校にて ――――――

ダイジ「みーあん!!!
元気ないね今日、、、」

ミアン「ええっ!?
そんなことないいよ、、、」

ダイジ「ムリして笑うなよ、、、
お前がくるしんでると
俺もくるしくなる、、、、」

ミアン「えっ??」

ダイジ「とにかく、、、ムリすんな」

ミアン「えっ、うん、、、、」

―― 帰り道にて ――――――

ルミ「んで？　どーすんの??
ダイジにするの??」

ミアン「うーーん、、、うちさ、、、
１回こういうの、やめてみるわ、、、、」

ルミ「おおっ!!!
ついに決断したか!!!
それならそれで
いいんじゃない??　ガンバ」

ミアン「うん」

・・・ルミ・・・

ミアンもちょっとは
まともに考えたんだな、、、

まあ、ちゃんと
あいつとのことを
ふっきれたのかな、、、

―― 次の日 ――――――

ダイジ「ミアン、、、
昼やすみ、屋上に来て」

ミアン「えっ、、、ＯＫ」

ルミ「今の聞いちゃった～!!!!
絶対に告白だよ!!!」

ミアン「うん、、、多分ね」

ルミ「じゃあ、
遅れずに行くんだよ??
ガンバ」

ミアン「ありガトー！」

・・・ルミ・・・

良かった!!

ミアンの『少しやめとく作戦』
大成功じゃん!!!

まあ長続きするかどうかは
別だけど、、、

これであいつとのことを
忘れられるんじゃね!!!!

―― 昼やすみ ――――――

もう先についてるかな??
ダイジ。

ギィー

あっ、もう来てる!!!

ミアン「ごめん。待った??」

ダイジ「ううん」

ミアン「ふーん。
んでなんか用??」

ドンっ!!!!

ミアン「えっ！」

Kiss

ダイジ「これが俺の気持ちだ。
付きあってくれ」

ダイジの唇がもういちど
私の唇にふれようとした、、、

ミアン「待って!!!」

ダイジ「俺じゃあ、ダメか??」

ミアン「ちがう!!!　違うんだけど、、、
私ね、小学校のときにね、
もう２度と彼氏を作らないって決めてたの、、、
だけどね、そこにね、リョウが私に告白してきた、、、
リョウは私の初恋の相手だったから、
ＯＫしちゃったの、、、。
とても楽しかった毎日が、、、、
kissもした、デートもした、、、
そんなある日、学校に行くと
リョウがクラスの男子としゃべってたのを
聞いちゃったの、、、
『ミアンさ、まんまとだまされて
俺とキスしちゃって
大好きとか言ってくるんだよ（笑）
マジウケるよな（笑）』
と、言っていたの。
そして私は、リョウを振ったの、、、。
それから私はリョウのことを忘れるために
いろんな人と付き合ってきたの、、、
こんな私でもいいの??」

ダイジ「そっか、、、
俺がそいつとのことを忘れさせてやる。
俺はおまえを裏ぎらない、
はなさないから、、、」

ミアン「・・・うえーーーーん（泣）」

ダイジ「よしよし」

kiss
kiss kiss

幸せ、、、

＊ＥＮＤ＊