『好き』って感情

CAST川原 美杏川原 美杏

作者:ミコ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.03.30

私の名前は、ミアン。
このニコラ学園では
よく知れた名前よ。





私の両親は
会社を経営していて、
タワマンに住んでも
お金が余るほどある。





家庭教師もやとっていて、
成績は常に1位。





そして・・・





自分でいうのも
なんだけど、
結構モテる。





先月のラブレター数は18枚、
告白数は5回。





友達のレイナから、
「モテモテ~/////」
って、いじられた(笑)。





でも・・・





私、こんな風に
みんなから
好いてもらっている。





なのに、
付き合ったことが
1度もないの・・・





正確にいうと、
告白にOKしたことが
ないっていうか。





少女漫画でよくある
『デート』というものに、
私は憧れているの。















・*。・ 次の日 ・。*・





ユアン「俺・・・
ミアンのこと、好きだ!
つ・・・
付き合ってくれないか!?」





ミアン「え? ええっ?」





正直、ユアンの告白には
ビックリした。





ユアンは、幼なじみ。
家がお隣。





いつも一緒に
登下校していて、
いじってくる。





だから・・・
恋愛対象としては・・・





ないんだよね。





だけど、ユアン・・・





ミアン「う、嬉しい!
んだけど・・・
ちょっと考えさせてくれる?」





ユアン「お、おう」













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





私、なんて言えば
いいのかな。





今までは「ごめん」で
通ってたけど、
ユアンは幼なじみ。





気まずくなったら
嫌だな。





それに・・・





いざ断ろうとすると、
胸がズキズキする・・・





なんだろう、
この感じ・・・





もしかして、
ユアンのこと・・・





好・・・き・・・
なのかな・・・?





モヤモヤした気持ちを
抱えながら
道を歩いていたら、





家に着いてしまった。













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





私は、お風呂に入った後、
ベットに思いっきり
飛び込んだ。





ユアンのことが
頭から離れない。





1回、OKしてみようかな。





いやでも・・・





zzzzzz・・・・・・













・*。・ 次の日 ・。*・





ミアン「ねぇ、ユアン」





ユアン「お、ミアン。
おはよう・・・」





ううう・・・
ドキドキする・・・





ミアン「あ、あのさ、
告白の返事なんだけど・・・」





ユアン「・・・」





ミアン「OK・・・ってことで、
いい・・・かな?」





ユアン「え、ホント!?」





こくん。





ユアン「え、めっちゃ嬉しい・・・
正直、フラれるかと
思ってたから・・・」





ミアン「わわわ、私だって
スッゴい悩んだよ?
一晩中・・・」





ユアン「ねぇねぇ、じゃあさ、
デートしようよ!!」





ミアン「!? /////////////・・・」





デデデデデデデ、
デートォ!?





私も、できるのなら
やってみたいけど・・・





ミアン「ユ、ユアンは
それでいいの?」





ユアン「?? ダメなの?」





ミアン「ううん!
デートって・・・
じゃ、じゃあ、
いつ行く?」





ユアン「今週の
日曜日はどうかな?
一緒に、ミアンが
好きって言ってた
カフェに行こうよ!」





ミアン「うん、OK。
今週の日曜日ね」













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





今日は、日曜日。
ユアンと初デートの日だ。





緊張する・・・





プロのスタイリストさんに
選んでもらった服を着て、
私は家を出た。





いつものメイドさんの
「行ってらっしゃいませ」
って声が、全然耳に
入ってこなかったよ・・・





ユアン「あ、ミアン!
やっと豪邸から
出てきた(笑)!」





ミアン「家の前で
待っててくれたの?」





ユアン「ううん、
今来たとこだっつうの!
それより・・・
なんか今日、服可愛いな」





ミアン「/////////」





ユアン「そ、そんなことより
行くぞ! カフェ、
席とられっぞ」





ギュッ・・・





ユアンは
私の手を握りしめて
歩き始めた。





ドキドキする・・・





でもきっと、それは
私だけじゃないと思う・・・





ユアンの赤くなった
顔をみて、
私はそう思った・・・













・*。・ カフェ ・。*・





ユアン「ミアン、着いたぞ!」





ミアン「このカフェ、
前から行きたかったとこなの!」





ユアン「それ、いつも
言ってたよな(笑)!
あ、席が後ひとつだ!
急げ!」





ミアン「!」





ドンッ!!





私は後ろから
猛スピードで走ってきた
カップルに押され、
思わずしりもちを
ついてしまった。





ミアン「あいたたた・・・」





ユアン「ミアン!
立てるか!?」





ギャル「ごっめーん/////
何かお嬢様って感じがしたから
つい、いらっときちゃってぇ/////」





ユアン「おまっ・・・!
ミアンに謝れ!」





ギャルとその彼氏は
ユアンの言葉に耳もかさず、
残っていたひとつだけの
席に座ってしまった。





ユアン「ごめんな、ミアン・・・
俺がもっと強かったら
あんな奴・・・!!」





ミアン「ううん、ユアンは
何も悪くないわ」





私たちは
一旦カフェを出た。





ユアン「・・・」





ミアン「ユアン、
そんなに落ち込まないで。
・・・私、嬉しかったよ!
ユアンが私の為に
立ち向かってくれて」





ユアン「・・・!」





ミアン「カフェに
入れなかったことは、
全然気にしてない。
むしろ、もっとユアンのこと
好きになっちゃった!//////
私達の初デート、
きっと最高の思い出よ」





ユアン「ミアン・・・
ありがとな」













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





私達はその後、
あまり会話をせずに帰った。





無言=気まずい
なんてことはなかった。





2人、同じ空間にいるだけで
幸せだった。





ユアンは、私の初デートを、
宝物にしてくれた。





『好き』という感情を、
授けてくれた。





ユアンとは、これからも
大事に交際していきたいと思う。







*end*

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