レイニーブルー

CAST川原 美杏川原 美杏

作者:pinkie

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.03.04

朝起きてカーテンを開けると
どんよりと空が曇っていた。





「雨が降るかな」





美杏はそう思って
折り畳み傘を
学校のリュックに入れた。





卒業式まで
あと10日だ。





中学を卒業したら、
好きな人と
離れ離れになる。





美杏は3年間
一途に好きな人がいる。





告白する勇気なんてない。





元々恥ずかしがり屋だ。
人前に立つだけで
顔が真っ赤になる。





告白なんて、
できるわけない。





「あーあー、
誰か勇気を
分けてくれないかなー」





美杏は独り言を言いながら、
学校に向かっていた。





信号待ちしているとき、
おでこにポタッと
雫が落ちてきた。





雨だ。





ポツ、ポツと落ちている雨が
急にザーッと降り注ぐ雨に
変わったその時・・・





「うっわー、やっべー、
ユニフォームが濡れるー」





後ろから声がした。





「西くん!!」





美杏の好きな人、
西優行くんだった。





ユアン「ごめん、川原!
傘持ってない?
放課後にさ、
部活があるんだけど
ユニフォーム濡れるとまずくて。
借りてるやつだから
返さないといけなくて」





ミアン「あ、折り畳みならあるよ、
どうぞ!」





ユアン「え?
一緒に入らないと
川原も濡れちゃうよ、
ほら! こっち!」





ミアン「えっ」





優行くんが美杏を
隣に立たせて
傘を持ってくれた。





肩と肩が少しだけ
触れ合っている・・・。





美杏(顔真っ赤)





ユアン「嫌だったらごめん!」





ミアン「えっ、嫌とかじゃなくて、
あの、その、
恥ずかしいだけだから・・・」





ユアン「(笑)
なんだ! そうか、
俺、嫌がられてるかと
思っちゃった!」





ミアン「嫌なんてわけない!!!
だって、だって・・・
ずっと好きだったの!!!」





美杏は思わず
3年間の思いを
ぶちまけてしまった。





ユアン「なんか、ありがとう。
俺も、実はさ・・・
ずっと好きだった。
雨が降ってきてさ、
ユニフォーム濡れるなんて
本当はどうでもよかった。
川原の隣に立って、
一緒に傘に入りたいなって、
とっさに思っちゃったんだ。
改めて、俺からちゃんと
言わせてください。
好きです!
卒業しても川原に会いたいです!
俺と付き合ってください!」





ミアン「はい!
よろしくお願いします!」





ユアン「あ! 雪だ!」





美杏と優行が空を見上げると、
雨がいつのまにか
雪に変わっていた。





雪の降るなか、美杏と優行は
1つの傘を2人で分け合いながら、
仲良く学校へ向かった。





ユアン「卒業しても、
一緒にいような!」





ミアン「うん!!!
ずっと一緒ね!」







・・・///・・・END・・・///・・・

Like

この物語に投票する

川原 美杏が主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

おススメ!おススメ!

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!