幼馴染みの恋(バレンタインデーでの勇気)

CAST川原 美杏川原 美杏

作者:ももちゃん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.02.14

☆朝☆





「おはよう!」





私は川原ミアン!
中学2年生です!
好きなことは
歌を歌うことです!





「おう!」「おはよー」





私には、2人の幼馴染みがいる。
1人は犬飼タイヨウ。
もう1人は前川タスク。
私達3人はとても仲良しだ。





だが、私は密かに
タスクのことが
好きになっていた。





明日はバレンタインデーだから、
頑張って告白しようと思っている。





そして、タイヨウには
彼女がいる。





「おはようございます!
ミアン先輩、タイヨウくん、
前川先輩!」





それがこの子、伊藤シャノンだ。
私の部活の後輩で、
とても可愛くて
タイヨウに似合う子だ。
これからも仲良くしてほしいな!





「おい、ミアン。
今日の午後ひま?
良かったら、
カラオケ行かない?」





と、タスクからお誘いがあって、
私は





「行く!
今日は部活もないし
暇だったんだよね?
シャノンとタイヨウも行く?」





と、2人を誘ってみるものの。





「ごめん。
俺達デートに行くんだ」





と、タイヨウに
断られてしまった。





「そっか。
じゃあ、いいや。
タスク、2人で行こう?」





「いいよ。行こう!」





そして学校へ向かった。

















・*。・ 放課後 ・。*・





「タスクー!
行こーよー!」





と、タスクを呼び出しに
タスクのクラスに行った。





「うん。行こう!」

















・*。・ カラオケ屋 ・。*・





「ラーララー♪」





やっぱりタスクは
歌が上手いなー。





小学校の時より
声は低くなったし、
歌も上手い。





やっぱりタスクのこと
好きだなー。と、
ちょっとにやけた顔を
していると・・・





「どんな顔してるの?
次はミアンの歌う曲でしょ」





「そうだったね。
じゃあ、歌うぞー!」

















・*。・ カラオケ屋の前 ・。*・





「あー、楽しかったねー。
タスクとカラオケ行くの
何日ぶりだろ?」





「さぁ?
俺にもわかんない」





私はタスクと話していたので、
後ろ向きに歩いていて、
後ろにあった段差に
気がつかなかった。





つるっ!





「わっ!」





「危ない!」





ぎゅっ!





「大丈夫だった?」





近い近い近い!
もう、ドキドキしちゃうよー!





そんな私にタスクが、





「俺さ、お前のこと・・・」





と何かを言おうとしたら、
遠くからクラスメイトが
通りがかって、





「お! お前ら何してんの?
まさか、付き合ってんの?」





その言葉を聞いたら
恥ずかしくなって、





「違うよ! タスクは
ただの幼馴染みだよ!」





と、言ってしまった。
するとタスクが、





「そっか。
やっぱりお前にとって
俺はただの
幼馴染みなんだな」





と言って、
駆け出してしまった。





「たす・・・く」





「なんだ。
やっぱりそうだったんだ」





と言って、クラスメイトは
立ち去って行った。

















○。。・☆。。○。。・☆。。・○。。・☆。。○





そして、家に帰りついた。





私はすぐさま
シャノンに連絡した。





シャノンは私がタスクのことが
好きというのを知っていたから、
今日あったことを
相談しようと思ったのだ。





「もしもし」





と、シャノンが出てくれたので
私は、今日あったことを話した。
そしたらシャノンは





「そうでしたか・・・
明日、謝って
告白しちゃいましょう!」





「うん!
そうだよね!」





で、私はバレンタインの
チョコ作りに取りかかった。















* 次の日の朝(バレンタインデー) *





私は寝不足になってしまった。
理由は昨日、夜遅くまで
チョコを作っていたからだった。





でも、きちんとばっちり作れたし、
自分でも納得しているので、
大丈夫だ!





私は教室に入る。





そしたら、ちょうどタスクが
女子に呼び出されている
ところだった。





どこかへ行ってしまいそう
だったので、ついていった。

















・*。・ 体育館裏 ・。*・





話し声が聞こえた。





「あの私、前川くんのことが
好きなんです!
良かったらこれ、
受け取ってください!」





と、女の子が、タスクに
チョコを渡しているところを
見てしまった。
びっくりしてしまって
1歩後ろに下がると、





「くしゃ」





葉っぱを踏んでしまった。





その音に気がついた
タスクと女の子が、
こっちを向いたので
すぐに逃げてしまった。





「ミアンっ!!」





と、タスクの声が聞こえたが
振り向かずに
階段をかけあがって
屋上に来た。





そして、すぐに
ついてきたタスクが





「何で逃げたの?」





と、聞いてきたので、





「見たくなかったから・・・
私、タスクのことが好きです!
良かったら
受け取ってください!」





と、手作りのチョコレートを出すと、
それを聞いたタスクは近づいてきて、
その手作りのチョコレートを
受け取ってくれた。





「あの、
俺と付き合ってください!」





と言ってくれた。





「はい!」





そして、私達は
バレンタインデーに結ばれた、
校内でも有名なカップルに
なったんです!





皆もバレンタインデーに
勇気を出して告白してみよう!







☆END☆
*ニコ学名作リバイバル*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。

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