僕の初恋

CAST川原 美杏川原 美杏

作者:ゆきりんご

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.08.26

僕は、小学6年生。





初めて
好きな人ができた。





姉貴の親友、
中学生の
川原美杏さんだ。





東京から
僕たちの住む沖縄に
引っ越してきたって
姉貴から聞いた。





東京では、進学校に
通っていたらしい。





勉強ばかりしてきたのかな。





肌の色が
真っ白なわけだ。





僕が勝手に
好きになっただけで、





もちろん
川原さんは知らない。





どうして東京から
沖縄に引っ越してきたかも
よく知らない。





川原さんは、姉貴と
海に行く約束をしていた。





沖縄はこの季節、
太陽の日差しが強いから
地元民はあまり海には入らない。





何しにいくのかって?





どうやら、
この海でしかとれない
透明な貝殻を
拾いに行くんだそうだ。





コバルトブルーの海に
キラキラと光る、
透明な淡いブルー色の貝は、
この海でしか見つからない。





ミアン「ねえ、弟くんも
一緒に海に行く?」





僕「え? ぼ、僕もですか?
あ、はい、行きます」





ミアン「じゃあ、一緒に
貝殻拾ってくれる?」





僕「あ、はい。いいですよ」





そっけなく
答えたつもりだったけど、
急に川原さんに誘われて
胸がドキドキしていた。













・。・。・。・。・。・。・。・。





海に行く日。
快晴。





姉貴と川原さんと僕で
海に向かう。





海までは、バスで
20分ほどで行ける距離だ。





川原さんは
真っ白のワンピースに
麦わら帽子をかぶっていた。





「おーい、
なに、見惚れてるの?
行くよ!」





ぼうっと川原さんを
見ていたら
姉貴に急かされた。





川原さんは、くすっと
僕を見て笑った。





太陽の光に照らされて、
海がキラキラ輝いていた。





裸足で浜辺を歩く川原さんと
海を見ていると、
ドラマのワンシーンのように感じた。





ミアン「ねぇ、弟くん!
貝ってどうやって探すの?」





僕「波の引き際の時に
貝殻を見つけやすいです。
ほらっ、こうやって・・・」





さざ波の引き際に
キラッと輝く貝殻を取って
川原さんの手のひらに渡した。





僕の手のひらにのせた
淡いブルーの貝殻を
川原さんがそっと拾い上げた。





ミアン「わぁー!!
すっごくキレイ!!」





僕「川原さんのほうが
もっとキレイっす!!」





な、なんてこと
言ってしまったんだ。





僕は恥ずかしくて
顔が真っ赤になってしまった。





そんな僕を見て、
川原さんがニコッと笑って





「ありがとうね!
嬉しいよ!」





そう言ってくれた。





今日が
川原さんと笑い合えた
初めての日。





これからも笑顔をずっと
見ていきたいです!





好きです!





いつか
そう言える日が来るまで、
僕はもう少し大人になるんだ。







(終わり)

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