きっかけは生徒会

CAST川原美杏

作者：ゆい

2024.07.10

私は、川原ミアン。

勉強や運動など
全てを完璧にする、
そしてトレンドを
追いかけるのが大好きな
中学３年生!!

この学校の生徒会長として
恥をかかないよう
常に意識してます!!

そして、私の趣味は読書！
特に恋愛小説が好き！

恋愛小説に出てくることが
リアルで起きたらいいのに!!

レイナだけに言っている
片思いしてる相手、
テルノスケと出来たらなっ、
なんてね！

＊　‐‐‐　＊　‐‐‐　＊

俺は、テルノスケ!!

この学校の
生徒会副会長!!

そして、ミアンが大好き!!

なんだけど、

ミアンってば
生徒会長としての
責任感を感じすぎて

学校では優等生キャラ
出しすぎー！
って思っちゃう！

そんなミアンも
好きだけどっ！

ミアンが生徒会長に
立候補すると聞いた時、
俺は即、副会長に
立候補することを決めた。

だって今はミアンと
違うクラスだし、

何より生徒会って
他の委員会よりも
会議の回数が多いらしいから
たくさんミアンに
会えるんじゃねっていう
軽い気持ちで立候補した！

そろそろ好きになって
１年以上経つから
思いを伝えないと、

・＊。・　放課後　・。＊・

テルノスケ「ねね、ミアン」

ミアン「どうした？」

テルノスケ「急だけど
俺のこと、どう思ってる？」

ミアン「私は、頼りになるから
いい人だなって思うよ」

テルノスケ「そっかー。
俺はその程度の気持ちしか
思われていないのか～」

ミアン「えっ、！
それってどういう、」

テルノスケ「わりぃ、この後
塾だから先帰るぜ！
じゃあな！」

ミアン「えっ、ちょっと待ってよ～！」

もう！
意味ぐらい教えてよ！

だけど、テルノスケって
私のこと好きなのかな？

よし。恋愛達人、レイナに
明日の部活中に
聞いてみよーっと！

・＊。・　部活中　・。＊・

ミアン「ってことが昨日あって、
これってテルノスケは
私のこと好きなのかな？」

レイナ「きっと好きだよー!!
あとはミアンが勇気出して
昨日みたいな会話を
もう１回してみな!!」

ミアン「そうだね!!
頑張ってみる!!」

・＊。・　生徒会の会議後　・。＊・

ミアン「テルノスケ！
一緒に帰ろ！」

テルノスケ「いいよ!!」

ミアン「あのさ、テルノスケは
私のことどう思ってるの？」

テルノスケ「どうって
そりゃあ好きだよ！」

ミアン「えっ、好き!?」

テルノスケ「川原ミアンさんのことが
ずっと前から好きでした。
好きです。
付き合ってください」

ミアン「いいよ!!
私もテルノスケのことが大好き!!」

私の彼氏は、生徒会副会長!!

学校では、たくさん
冷やかされてるけど、
テルノスケと付き合って
後悔したことは１度もない！

恋愛小説で見てきたことを
少しずつテルノスケと
出来て行けたらいいな。

＊ｅｎｄ＊