助けてくれた君と恋

CAST川原美杏

作者：はむはむ

2021.10.28

こんにちは。
私は川原ミアンです。
中学２年生です。

私は新潮中に
通っています。

しかし、
中学校生活が、
楽しいというわけでは
ありません。

私はいじめを
うけているのです。

いじめが始まったのは
３ヶ月前。

・＊。・　３ヶ月前　・。＊・

ゆら「ミアンちゃ～ん/////」

ミアン「どうしたの？
あ、えと、
私に何か用？」

ゆら「分かってるくせに～
レン君だよ～/////」

レンと言うのは
私の幼馴染みのこと。

すっごっく
かっこいいんだけど
私以外と話さないという理由から
レンのことが好きな人は
私に近づくのだ。

あ～あ、
私もレンのこと
好きなんだけど。

ミアン「ちょっといい？
ゆらちゃんがレンと
話したいらしいんだけど・・・」

レン「俺、ミアンとしか
話さないって決めてるから」

ミアン「///　もうっ///」

ゆら「チッ
なめんじゃねーよ」
（ヒソッ）

ミアン「ゆらちゃん・・・
ごめんね・・・
レンに聞いてみたんだけど・・・」

ゆら「あ、うん、知ってるから。
てかもう話しかけないでくれる？」

ミアン「あっ！　ま・・・」

・＊。・　次の日　・。＊・

ミアン「キャッ」

ゆら「レン君は
私のもの～とか
思わないでくれる？」

ゆな「今までずっとレン君を
独り占めしたくせに
許されるとでも思ったの!?」

かほ「被害者ぶらないでくれる～？
被害者はこっちだっつーの！」

ドカッ

ミアン「イタッ！」

ゆな「まだ足りないよー笑笑」

ドカッドカッ

ミアン「た、すけて・・・」

かほ「あ～いい気味」

＊　＊

ガラガラッ

ミアン「おはようございます・・・」

ザワザワッ

ゆら「ミアンちゃ～ん
だーいじょーぶー？」

ゆな「わーいたそ笑笑」

かほ「保健室行こー笑」

・＊。・　保健室　・。＊・

ゆな「あ、先生いないや。
ラッキー」

ゆら「もうちょいいじめる？」

かほ「だな！笑」

ミアン「・・・」

ドカッドカッドカッ

ミアン「うぅ・・・」

かほ「だから
被害者ぶらないで」

ドカッ

＊　＊

これが
いじめの始まり。

多分クラスメイトも
気づいてるけど、
全然助けてくれない。

もうそろそろ
限界かも・・・

ゆら「ミアンちゃん～
休憩時間屋上ねー」

ミアン「・・・」

ゆら「無視はよくないなー。
後でちゃんと
お仕置きしないとな～笑」
（ヒソッ）

レン「・・・」

・＊。・　休憩時間　・。＊・

レン「ミアン、
どこ行くの？」

ミアン「あ、あ～えと～
お、お手洗い！」

レン「ふ～ん・・・」

・＊。・　屋上　・。＊・

ガチャ

ゆな「やっときた～
ってレン君!?」

レン「お前ら
何やってんの？」

ゆら「あ、ちょ、ちょっと
遊んでたんだ～
あはははは」

ガチャ

ミアン「遅れて・・・
すみません・・・」

レン「おいっ！　ミアン！
お前その長い靴下と
羽織ってるカーディガン
脱いでみろよ」

ミアン「え、なんでいるの？
てかやだよ・・・
日焼けしちゃうし・・・」

レン「いいから脱げって！」

ミアン「・・・・・・パサッ」

レン「傷だらけじゃんかよ。
近藤たち
マジ何やってんの？」

ゆら、ゆな、かほ「・・・」

レン「ミアンに謝ったら？」

ゆら、ゆな、かほ「・・・ミアンちゃん・・・
ひどいことして
ごめんなさい・・・」

パタパタ・・・

レン「ミアン、
今さらだけど
大丈夫か？」

ミアン「・・・ッレ、レンー！」

レン「知らないふりして
ごめんな？
俺、ずっとミアンのことが
好きで・・・
ミアンのこと、
傷つけてごめんな・・・」

ミアン「助けてくれて、
ありがとう・・・！」

レン「おう！　それでさ、
俺、ミアンのこと
ずっと好きでした！
俺でよければ・・・
俺と付き合ってください！」

ミアン「はい！
私もずっと好きでした！」

こうして辛かった
いじめも終わり、
私はレンと両思いで
付き合い始めました！

＊ＥＮＤ＊