硬派 vs 俺様!?

CAST川原 美杏川原 美杏

作者:あんこ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.11.18

この漫画・・・





このドS男子
すっごくカッコいいな・・・





こうゆう男子が
現実にいたら・・・









+++++++++++++++++++++++++





ミアン「キャーーーーーー」





ふたば「もぉ~ミアン!
また漫画の男子のこと
考えてたんでしょ~?笑」





ミアン「・・・そのとおりですね~笑笑!
だって現実にこんな人
いないじゃない??」





どぅも!
うち川原ミアン、中3です!





漫画の男の子だぁ~い好き。





現実全く見ておりません!笑





ふたば「ほら~、現実見てよ?
今日テスト返されるし~・・・」





この子は、小松崎ふたば!
天使のような笑顔の持ち主!





って、ちょっと待った!!





ミアン「テストって・・・
前の数学の・・・?」





ふたば「そ!
ミアンが0点かもって
言ってたやつ!」





やっやばい・・・
忘れてたテスト!





うちは実は
すっごく頭が悪いんです・・・





キーンコーンカーンコーン・・・





先生「では、テストを返すぞ~」





みんなの机に
解答用紙が配られる。





パラッ・・・





うちのところに
解答用紙が配られた。





先生「見ていいぞ~!」





そぅっ・・・と
開けてみると・・・





ミアン「ぎゃっ!!」





なんとそれは、、、





ほんとに0点!! でした・・・泣





ミアン「もーやだ!
家で漫画読もっ!」





??「そうやって立ち直ったって
成績は上がりませんよ、
川原さん」





むっ・・・!
この声は・・・





タイヨウ「自分で努力して
点数は勝ち取るものです」





ミアン「うるっさい、転校生!!」





こいつは最近引っ越してきた
メガネの犬飼タイヨウ。





成績優秀の
ちょーカタブツ男子!





いわゆる、俺様なんて
目にも届かない硬派男子です!怒





ミアン「まーたあんたは
100点なんでしょう?」





タイヨウ「今回は点数悪かったです」





ミアン「ふんっ!
あんただって
人のこと言えな・・・」





ちらりと
解答用紙が見えた。





きゅ・・・98点?!





何が悪かったなの・・・!?





ミアン「あんた
プライド高すぎ・・・!」





タイヨウ「そのプライドのおかげで
こんな点数取れるんです」





きぃぃぃ!!
なにこいつ!
UZAI!





まー、自分が
悪いんだけどさぁ!





ミアン「あのさ、放課後
数学教えてよ」





タイヨウ「ん?
なにか頼みましたか?」





こっこいつ・・・!!怒





ミアン「タイヨウサン、
スウガクヲ オシエテ クダサイ」





タイヨウ「はい」





ムッかつくな~!!





てか結構・・・
どSだぁ・・・!!

















・*。・ 昼休み ・。*・





ミアン「んふふ・・・(ニヤ)」





ふたば「ミアン・・・
弁当いらないの・・・?」





ミアン「さっきムカつきすぎて
早弁しちゃったの。
いまは漫画でストレス発散中~!!」





ふたば「ミアンってさぁ、
犬飼君すきなの?」





ミアン「ア゛~~~~~!
いまそいつの名前
出さないで~~!!」





漫画に集中、
漫画に集中!!





タイヨウ「川原さん」





漫画が数学のテキストで
隠された。





ミアン「ちょっ!
今いいとこなのに!!」





タイヨウ「これを読んだらどうです??」





ミアン「今は昼休み!
0点のことを忘れたいの!」





うちは大きい声で叫んだ。





と同時に教室内が静まる。





そして・・・





「ぷっ!! まじか。
川原0点だったのかよ~!笑」





一気に教室内が騒ぎ出した。
笑いの声で。





いやだ、逃げたい。
恥ずかしい。





いやだ、いやだ、
いやだ。。。。





ミアン「ッ・・・!!」





ふたば「ミアン!!」





うちは教室内から
飛び出した。





そして屋上まで
駆け上がった。

















★。。・。。★。。・。。・★。。・





ガチャっ・・・





ぐすん。





あーあ。
もぉやだ。





すごく恥ずかしい。





全部言わせた
タイヨウのせいだ。





タイヨウ「川原さん!!」





タイヨウが
駆け寄ってくる。





ミアン「こないで・・・こないでよ!!
あんたのせい!
こんな恥ずかしい思い初め・・・て・・・」





タイヨウ「・・・僕のせい
・・・ですね」





ちがう。





タイヨウのせいじゃない。





勉強しなかった
うちが悪い。





浮かれてばっかで、
現実見てなくて・・・





全部全部・・・!





タイヨウ「すみません!」





え・・・?





タイヨウがうちの肩を
強く持った。





タイヨウ「何したら
許してくれます?」





ミアン「タイヨウは・・・
何も悪くない。
うちが頭悪いから悪いの」





タイヨウ「泣かないでください・・・」





ミアン「泣いてなんかにゃいもん・・・」





タイヨウ「ほんと??」





ミアン「・・・嘘」





コツン





おでこをくっつける。





タイヨウ「ほんと・・・
泣かないで・・・
すっげー苦しい」





タイヨウ、
いつもと喋り方、違う。





声もかすれてる。





なんか・・・
顔近い。





ミアン「ごめ・・・!!」





頭を上げた時、
タイヨウのほっぺに





Chu





キスしちゃった!!





ミアン「ごめんタイヨウーーー!! ////」





うちはまた走り出す。

















★。。・。。★。。・。。・★。。・。。★。。・。。★。。・★。。・





また教室に戻った。
0点のことを忘れて。





男子A「なぁ川原、ごめんな。
名前書き忘れって知らなかった」





え??





女子B「うちも知らなかった!!
ごめんね、ミアン!」





次々とみんなが
謝ってきた。





ミアン「・・・誰がそうやって?」





男子A「犬飼」





タイヨウ・・・





胸が高鳴った気がした。

















★放課後★





タイヨウ「ここは・・・
xとyが~だから・・・」





ミアン「うん・・・」





タイヨウは真剣に
説明してくれた。





でも全然わかんない。





タイヨウが気になって
頭に入らないんだもん・・・





タイヨウ「ねむ・・・
ちょっと待ってくださいね」





タイヨウはメガネをとって
目をこする。





やばい・・・





さっきから
タイヨウの行動1つ1つに
どきどきしてるや・・・





すると・・・





タイヨウ「熱ありますか?
顔赤いですよ~・・・?」





ミアン「なっなんでもないっ!!」





タイヨウ「・・・もしかして、
どきどきしてます?」





どきっ!!





ミアン「今日はありがと。
うち用事あるから!」





逃げろ逃げろっ!!





カバンを持って
教室のドアへ向かう。





タイヨウ「待って」





タイヨウが
うちの手を掴んだ。





力、強い。





男の子って感じ。





やけにどきどきする。





ドン





ぎゃっ・・・///





壁ドン!?





タイヨウ「答えてください」





ミアン「タイヨウって
硬派に見えるけどずるい」





タイヨウ「なんで」





ミアン「だって1日で・・・」





そう。





昼休みから
そう思ってた。





ミアン「うちを好きに
させるんだもん」





タイヨウ「すごいでしょう?」





うん・・・





好き。大好き。





ぎゅっ・・・





うちらは抱き合った。





硬派なタイヨウの、
新たな一面。





もっと、
知りたい、や。





ミアン「俺様じゃなくても・・・
許す」





タイヨウ「それは恐縮です」





その後タイヨウのおかげで、
成績は上がった。





漫画も捨てた。





ふたばはなんで? と
疑問に思ってる。





だってね。





ミアン「現実に幸せを・・・
1番の幸せを見つけたから!」







END★

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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