うまくいかない中学の恋

CAST川原美杏

作者：C

2023.01.15

こんにちは。
川原美杏です。

今日から
中学生になるんだ。

わたしは中学生になるのを
小さい頃から楽しみにしてた。

なぜかって、
恋愛という楽しみがあるから。

わたしには、高校生の
お姉ちゃんが２人いて、
２人とも中学は
恋愛が楽しい～って言ってて、
わたしは恋愛に興味大あり。

そのために
小学生までの告白は
断ってきたから
絶対楽しむぞー。

：帰宅後：

ミアン「うわーーーーん」

なんで恋愛ダメなの？

なんでわたしの担任は
恋愛がダメな先生なの？

もう最悪!!!!!!!!!!!!!!

：学校：

はぁ～
学校ダルッッッ

恋愛禁止はマジ最悪。

何のために
告白断ってたの？

でもちゃんと授業は受けて
優等生ぶっとけば
先生もＯＫして
くれるかもしれないし。

：１ヶ月後：

ルミ「ミアンー」

ミアン「ルミ！
どうしたの？」

ルミは
わたしの親友なんだ。

ルミ「わたし、
彼氏できたんだ」

ミアン「え？
わたしのクラス
恋愛禁止じゃなかった？」

ルミ「ミアンも
もうちょっと考えてよ」

ミアン「え？」

ルミ「先生にバレないように
禁断の恋をすればいいんだよ」

ミアン「確かに!!」

ルミ「じゃね！」

：学校：

（禁断の恋か～。
わたしが思ってた恋より
おもしろそう。
気になってる人もいるし）

好きなひとは
同じクラスの犬飼太陽くん。

わたしが落ち込んでいた時に
声をかけてくれた。

（明日告白しようかな）

：次の日：

ミアン「タイヨウくん
伝えたいことがあって。
放課後、体育館裏に
来てほしい」

タイヨウ「わかった」

：放課後：

ミアン「タイヨウくんのことが
好きです。
付き合ってください」

タイヨウ「でもこのクラス
恋愛禁止だよ」

ミアン「先生にバレないように
すればいいんだよ。
返事聞かせてくれる？」

タイヨウ「はい」

その後、クラスメイト全員で
先生を説得して
恋愛禁止というルールは
無くなりました。

＊ＥＮＤ＊