最後の1ピースをはめた時

CAST松尾 そのま松尾 そのま

作者:きょんきょん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.07.06

こんにちは!
松尾そのまっていいます!





私には
秘密があります!





それは、大人気の
HIMITUっていうアイドル事務所に
入っていて、





この学校の
星乃あんなっていう子と
グループを組んでいるの!





ちなみに「あんその」という
グループ名で
活動しているんだ!





同じ事務所には「はなたば」
(コハナ先輩とふたば先輩)や、
「リコリリ」
(リコちゃんとリリちゃん)
などがいます!





正体がバレないように
伊達眼鏡と三つ編みで
登校しています。
(お仕事の時は
大体下ろしています)





あんなも同じみたい!





話が長くなっちゃうけど、、
実は私のアイドルグループの別名
「恋が結ばれる あんその」
ってよばれてるんだ/////





マネージャーさんは
とっても優しい!
いい案も思いついてくれるっ!





?「おっはー、そのま!」





そのま「おはよ~、ハル!」





彼は、ハルト。
私のトモダチ!





ちなみのちなみに
クラスの子には
正体バレたことないから
安心してね!





そのま「あん、いやっ
あんなおはよう!」





あんな「その、いやっ
そのま、おはよう!」





(小声で)





そのま「危なかった~!」





あんな「セーフ!」





ハルト「???」





ハルト「あんな、そのま
何かあった? 大丈夫そ?」





そのま「いやそれはその・・・
えっと・・・」
(あせあせ)





あんな「前は、2人きりのときに
あだ名? みたいな感じで
呼び合ってて
やめようってことにしたから・・・
だよっ!」
(あせあせあせ)





ハルト「なら良かった!
俺、あんまりそういう
なにか言いかけてて
やめるのが
好きじゃないから!」





そのま「???」













・*。・ 帰り道 ・。*・





あんな「明日、明後日はライブだね!
あとで そのまの家いってもいい?」





そのま「いいよ!
スケジュール確認だよね!」





あんな「うん! 今日早帰りで
今14:00だから
15:00には行くよ~!」





そのま「わかった!」





あんな「マネージャー・
タイヨウも呼ぶ?」





そのま「うん!
ニコ学だし、
早帰りでしょっ!」





あんな「そーだね!」





ちなみにっ!
マネージャーとはニコ学で同じの
タイヨウ先輩なのです!





あんな「ってことで、またあとで!」





そのま「じゃあね~!
またあとで!」













・*。・ 15:00ぴったりに ・。*・





ピーンポーン





あんな「お邪魔しますっ!」





タイヨウ「入るね~」





タイヨウ「じゃ、スケジュール確認
始めるよ~!」





あんその「はいっ!」





タイヨウ「10:00からライブ
10:30まで歌って
それから10:45まで
恋のお悩み相談!
今回で100目になるから頑張ってね!
11:00まで握手会だよ!
あとライブ配信だから
大体1万人くらいかな!
午後はレピピのイメモの撮影だよっ!
忙しいから頑張って!」





あんその「りょーかい!」





私たちはそのあと
ファミレスでゆっくりした。













・*。・ ライブ当日 ・。*・





・ロケバスから・





あんその「おはようございます!
これからよろしくお願いします!」





スタイリスト「はい!
こちらこそ
よろしくお願いします!」





今日のライブは
水をイメージした
衣装と歌だよ~!













・*。・ いよいよ本番 ・。*・





あんその「こんにちは~!
これから盛り上がっていくよ~!」





歌が終わった~!





あんな「これからは
恋のお悩み相談コーナーだよー」





そのま「今回で100回になるよ!」





あんな「読むよ~!
『なかなか彼氏が
振り向いてくれません!』
大阪府 ひまさん」





そのま「あるー!
彼氏のことをもっと観察して
じわじわ近づくといいかも!」





あんな「次は、
『そのまのことが好きです』
東京都 ニックネーム サニーさん!
おめでとう!
・・・・・・」





会場中にざわめきが・・・





「相談コーナーなのになんで?」
と言う声も聞こえた。





全くその通り
私なんて告白されるような
人じゃないし///





あんなの方が
告白されるような人なのに・・・





頭が真っ白だ///





その後もなかなか
告白のことでドキドキしたり、
どうすればいいのか
わからなくなってしまって
関係者さんやファンの皆さんの話が
頭に入らなかった。





いつのまにかライブが
終わっていた。













・*。・ レピピの撮影 ・。*・





カメラマン「いいよ、いいよ!」





レピピの撮影は
今まで以上にうまくできた。





タイヨウ「そのまっ!
こっちに来て~」





ドン(壁ドン!!)





そのま「わかった」





タイヨウ「僕、そのまのことが好きです!
付き合ってください!
今、手紙で告白されたことは
分かっています!
でも・・・」





そのま「ごめん、、、
返事待ってくれへん?」





タイヨウ(なんで急に関西弁?)





びっくりすると
関西弁になっちゃう!





でも、タイヨウなんで?
そんなかぶせて告白するような
人じゃないのに・・・
どうしたのかな?













・*。・ 次の日 ・。*・





タイヨウ「そのま!
ファンレターです!
届いていました!」





そのま「何だろう?」





ペリペリペリリ・・・





そのま「ジグゾーパズル?
手紙には・・・
『これを組み立てて』?
・・・よしやろう!」













組み立て中・・・





そのま「終わった~!
えっ!
『そのま好きです!
タイヨウより』」





タイヨウ「付き合ってください!」





そのま「こちらこそ! 好きです!」





私はあの相談は、タイヨウが
書いたのではないかと思った!





あんなはハルトと
付き合ったみたい!





あのタイヨウの告白も
なんか私に気づかせるために
いったのかな?





でもこの恋は
絶対成功させたい!





私はタイヨウのことが
好きだから!





これからも
応援よろしくね!







おしまいっ!

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