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アナタだけの花になる

CAST星乃あんな星乃あんな

作者:だっふぃー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.08.02

ヒナノ「やっぱ、かわいいよねー」





そのま「え? 私?」





ヒナノ「違うよ!
モデル部部長の、アンナ先輩」





そのま「あれはもう、花だな」





――――これは、モデル部部長の
星乃アンナの、奇跡の恋の物語。





ナツ「花だとよ、お前の好きなヤツ」





ハルト「花だよ」





ナツ「無理なんじゃねーの?
だってアイツは、高嶺の花だぞ」





ハルト「しかたねーだろ。
好きなんだから」





ナツ「けっ!
カッコイイこと言うねー」





ハルト「だろ?」





アンナ「ハルハ、じゃあねー!」





ナツ「今日もまぶしいねー。
高嶺の花は」





ハルト「お前、高嶺の花っていうの
やめろよ! ゆうなれば、
ミューズだぞ、ミューズ」





ナツ「ミューズ!?
はっ、お前の頭は
どこいったんだかなー」





ハルト「肌白いよなー」





ナツ「なぁ、モデル部って
何やってんだろな。
そうだ! 今日、見に行かね!
行こうぜ!」





ハルト「はぁ!?」





ナツ「高嶺の花に近づく
チャンスだろっ」





ハルト「だから、その呼び方
やめろって!」





コンコン





ナツ「失礼しまーす」





ハルト「失礼しますー」





アンナ「あれ? 男子じゃん!」





ハルト「ほらやっぱ、
俺らが来るもんじゃねーよ!」





アンナ「何、言ってんの!
全然大歓迎だよ!
メンモだって、
大事なモデルさんなんだから!」





ナツ「ほら行くぞ」





ハルト「えぇ」





アンナ「じゃあまず私ね、
私はニコラっていう雑誌の
モデルをやってる、星乃アンナです」





ナツ「ナツでーす」





ハルト「あ、今井ハルトっす」





アンナ「まぁー、モデル部っていうのはー、
基本おしゃべりです、
ここにいる女の子のほとんどは、
ポップティーンとか、ニコラとか
セブンティーンのモデル達です」





ナツ「だから、かわいいのか」





アンナ「でしょ?
モデル部は、よく活動する時期は、
文化祭とか体育祭とか、
あと、古着ショーっていう
文化ホールでやってるショーとかで
活動します」





ハルト「へぇー」





アンナ「ザックリはこんな感じかな?
あ、衣装とかは、
部費で自分たちで作ってます。
毎日家庭科部みたいなもんかな?」





ナツ「おもしれー!
俺、モデル部入る!」





ハルト「え!?」





アンナ「全然オッケー!
メンモも結構いるよ!」





ナツ「ハルトも入るだろ?
な? 高嶺の花!」





ハルト「あぁー!
もう! わかったよ!」





アンナ「やったぁ!
じゃあ、見学する?」





ナツ「ぜひ!」





アンナ「じゃあ、こっち!」





ガラガラガラ!





アンナ「ここが、衣装作る部屋!
いまは古着ショーの古着を
アレンジしてるとこ」





ナツ「おっ、男子いた!」





アンナ「今回の古着のテーマは、『花』」





ハルト「え・・・///」





アンナ「じゃあ、ハルトくんと
ナツくんも作ってみて」





ナツ「よっしゃ!」















― 2時間後 ―





アンナ「私のできた!」





ハルト「き、着てみなよ」





アンナ「えー////」





メイ「いいじゃん!
着てみなよ!」





アンナ「じゃ、じゃあ///」





アンナ「おかしくなぁい?」





メイ「ヤバイ」





ハルト「わぁ////」





アンナ「やっぱおかしいって!///」





ハルト「ち、違う! き、きれい。
ホントの花みたいだ」





アンナ「や、やめてよぉー////」





ハルト「えっ、あ////」





ナツ「なんだよ。お前から
しかけてんじゃねーかよ」





ハルト「だって、かわいいからよー」





アンナ「きょ、今日はもう終わりっ!
解散っ」





ナツ「もう終わりかー」





アンナ「ハルトくんっ」





ナツ「デートのお誘いかもだぞ。
じゃあな!」





ハルト「おいっ」





アンナ「あのさ、今日一緒に
帰れないかな?」





ハルト「ふぇうぇう!?」





ハルト・アンナ(ウワァー!
なにやってんの! 俺 or 私!)





アンナ「私ね、ハルトくんが
入ってくれてうれしいんだぁ。
メンモ少なかったし、
ハルトくん顔立ちいいし、
カッコイイし・・・////」





ハルト「え・・・////」





アンナ「わ、私もみんなも!
う、うれしいんじゃないかなー?
と思いまして・・・///」





アンナ(ヤバい!
困った顔、ちょぉ好き!
もうダメ!
私、ハルトくんのこと好き!!!!)





ハルト(ヤベェ。高嶺の花に
カッコイイって言われた・・・
もうダメだ。
俺、ちょぉ好きだわ、
星乃さん。やっぱり)





ハルト「花みたい」





アンナ「え!?////」





ハルト「あ、あの、。ふぅー。
俺! 星乃さんが好きだ!
花みたいなところとか、もう天使だ!
だから俺と、つきあってください!」





アンナ「私・・・
アナタだけの花になる。
アナタのために、ずーっと咲いてる。
私もアナタが好きだから」





ハルト「俺、星乃さんなんて
呼びたくない」





アンナ「アンナって、呼んで」





ハルト「アンナ」





アンナ「うん」





ハルト「アンナ」





アンナ「うん」





ハルト「・・・アンナ///」





アンナ「・・・うん////」







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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