私の運命の人
作者:あ ゆ
私はルナ。
今、目の前で起きてることが
理解できてない。
母「ごめんね、ごめんねルナ、、
お母さん、もう無理かもしれない、、」
ああ、永遠の愛はなんて
存在しないのだ。
このときほど
そう思ったことはない。
だって、離婚したママとパパが
身を持って証明してくれたのだから。
*...・・・*...・・・*
ワカナ「おはよー!」
この子は、葉山ワカナ。
最も頼れる私の親友。
ルナ「おはよ!」
当たり前のように始まる毎日。
当たり前の生活。
当たり前の環境。
でも、今朝は違った。
いつも一緒に朝食を食べるはずの
パパがいなかった。
心にぽっかりと穴があいて、
なにも考えられそうにない。
優しい声。暖かい手。
大きな背中。
そのすべてが、
もう触れることも
聞くこともできないのだ。
でも、そんなこと
知られる訳にはいかないから。
ワカナ「ニコラみた??
もうやばいよね、みんなかわいすぎた」
ルナ「みたみた! わかる~」
さみしい。さみしい。さみしい。
誰かに聞いてほしい。
でも、言えない。
イルマ「また女子トークかよ~」
こいつは安藤イルマ。
幼なじみ、、とは言いたくないから
腐れ縁とでも言っておこう。
ワカナ「うげ」
イルマ「なんだよ、うげって。ひでー」
頭が回らない。
2人の会話が耳に入ってこない。
フラッ。
ワカナ「ルナ!?
どうしたの、大丈夫!?
先生いないの!? ねえ誰か!!」
イルマ「とりあえず
俺はこいつを保健室に連れてく」
ワカナ「わ、私も行く」
イルマ「わかった」
*...・・・*...・・・*
保健の先生「きっとストレスね、、
なにかあったのかしら。
とりあえずここに寝かせておくから、
2人は授業に戻りなさい」
ワカナ「でも、、」
保健の先生「大丈夫だから、
安心して戻りなさい」
イルマ「、、、戻るぞ。ワカナ」
*...・・・*...・・・*
ルナ「ん、、、ここ、、、保健室??」
保健の先生「気がついたのね。
ルナさん、あなた倒れたのよ」
ルナ「え、、? 私が?
なんで、、」
保健の先生「、、あなた、
なにか悩みがあるでしょう。
今回倒れたのは、
その負担が大きすぎたのが原因よ」
私、、
そんなに溜め込んでたんだ、、
ガラッ。
イルマ「先生、ルナは!?」
ワカナ「、、!! 大丈夫!?」
ルナ「なんでそんなに心配してるのー笑
そんなに心配しなくても大、、」
イルマ「そうやって、、
そうやって笑って誤魔化して
いつも平気なフリして、、、
何が大丈夫なんだよ。俺ら頼れよ。
俺らじゃ不満なのかよ!!!!!」
ルナ「っ、、そんなんじゃ、、、」
イルマがこんなに怒ったの
初めて見た。
イルマ「俺らがいるだろ」
私がまるでその言葉を
求めていたかのように、
私の目からボロボロと涙がこぼれていた。
ルナ「ありがとう、、ありがとう、、、」
*...・・・*...・・・*
帰り道、いつも3人で歩く道。
ワカナとは途中で別れちゃうから、
そこからはいつもイルマと私2人きり。
イルマ「、、なにで、悩んでるんだよ」
ルナ「あはは、
今日はやけに優しいじゃん、、」
イルマ「ちゃんと言って。聞くから」
ルナ「わ、、、かっ、た、、、、、
、、、、あのね、、、
私の親、離婚したの、、、
パパと、もう一緒に暮らしてないの、
暮らせないの、、、」
イルマ「、、、、そっか。辛かったな」
そう言ったイルマの声は優しくて、
背中をなでた手は暖かくて。
ルナ「、、うん、辛かった、、、
辛かった、、よぉ、、っ、、、、」
泣いてぐしゃぐしゃになった顔を見て、
イルマが笑った。
イルマ「乗って。
そんなんじゃまともに帰れないだろ」
ルナ「ひどいなぁ、、笑」
結局、私はイルマにおんぶされて
家まで帰った。
ルナ「もう着いちゃったね」
イルマ「おう」
ルナ「今日はありがとう」
イルマ「おう」
ルナ「イルマいつの間に
そんな背伸びちゃったんだろうね笑
背中がすっごい大きくて頼もしかったよ」
イルマ「おう」
ルナ「またね」
イルマ「、、、まって」
そう言ってイルマは
家に入ろうとした私の腕を引っ張った。
それで私はバランスを崩して
イルマに抱きつく形になってしまった。
ポスッ。
ルナ「ご、ごめ、、」
イルマ「いいよ、このままで」
ルナ「えっ、でも、、」
イルマ「、、いいから」
そう言ってイルマは
私をぎゅっと強く抱きしめた。
イルマ「、、俺、今日のことで
お前がもっとほっとけなくなった。
だから、、」
「俺と付き合ってください」
ルナ「えっ、、」
イルマ「、、、だめ?」
そんなわけない。
イルマの優しい声。
暖かい手。大きな背中、、
イルマの全てが大好き。
だから答えはもちろん、、、、
ルナ「こんな私でよければ!」
* ‐‐‐ * ‐‐‐ *
女の子はよく小さい頃、
「お父さんみたいな人と結婚したい」
って言うでしょ?
私もそうだったの。
だからきっと、お父さんに
そっくりな人を好きになれたら
それって運命だと思うの。
だから、、、
私の運命の人、見つけた!!
*END*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
白尾 留菜

- 2026.03.03私の運命の人作者:あ ゆ
- 2026.02.14君と。作者:メーダー@
- 2026.01.15ただ君のそばで作者:もっち
- 2025.11.25ツンデレの幼なじみ作者:ことあ
- 2025.10.19私の幸せ作者:マンナン
- 2025.09.25図書恋物語作者:みーたん
- 2025.09.20ニセの私卒業式作者:@@~
- 2025.09.16ありがとう。私の幼なじみ作者:リプニツカヤ
- 2025.07.31アイツの、トリコ。作者:DIVE!!
- 2025.06.28赤い糸を描く作者:トータス
- 2025.06.02傘つかえよ!作者:いちごみるく
- 2025.05.02恋愛経験0の私に恋をして作者:ミルキー
- 2025.04.06── やさしみの風 ──作者:ARIANA
- 2025.03.30私とあいつ作者:くろこ
- 2025.03.21恋をする作者:みったん
- 2025.02.04行かないで、好きなの・・・作者:ウメちゃん
- 2025.01.30シャイな君にもありったけの恋を作者:まるぱん
- 2024.12.15ホワイトクリスマスの魔法作者:Trumpet Love
- 2024.11.27罰ゲームから始まる恋作者:ゆいなつ
- 2024.11.17これは、記憶をなくした少女の甘酸っぱい恋物語・・・作者://er
- 2024.09.16恋のキーホルダー作者:ことらぶ
- 2024.07.31アイスクリーム。作者:♪恋々♪
- 2024.04.30私の夢。作者:ちょびこ
- 2024.03.23私の初恋作者:ましゅまろ
- 2023.12.09暗号に隠された彼の気持ち作者:きむるな
- 2023.11.15告白予行練習作者:みかん
- 2023.11.11カレシ、できました。作者:あんバターねこトースト
- 2023.10.15NEXTブーム的な◯◯作者:あんバターねこトースト
- 2023.09.26みんな大好き作者:ゆーき
- 2023.09.24アイドルの私 ~イルミネーションの中で~作者:あんバターねこトースト
- 2023.09.23恋のクリスマスプレゼント作者:あんバターねこトースト
- 2023.09.03好きじゃなかった君が好きになりました。作者:あんバターねこトースト
- 2023.09.01鏡の国の妖精と5人の恋ミステリー作者:あんバターねこトースト
- 2023.08.25甘酸っぱい恋模様。作者:まいまい
- 2023.08.11I won’t forget you・・・作者:あんバターねこトースト
- 2023.07.03私は君に優しい嘘をつく作者:あんバターねこトースト
- 2023.06.19心の中のパーセンテージ作者:ししゃも
- 2023.04.28魔法の一言。恋のきっかけ。作者:まんじつ
- 2023.04.07走るあなたをずっと見てるよ作者:さくらんぼ
- 2023.03.31雨の降る夜、2人きり。作者:りんりん
- 2023.03.26恋が叶うケーキ!作者:りあちゃ
- 2023.03.13動物と話せる私と作者:まよっぴ
- 2023.03.03キスよりも甘い恋。作者:もえり(なにふぁむ)
- 2023.01.22奪われた私の恋。作者:moon
- 2022.10.10恋のお受験作者:ハニオレ
- 2022.09.24過去問のおかげで作者:くれぱす
- 2022.09.20勘違いしちゃった!作者:ゆなりん
- 2022.09.141枚のもみじ作者:まな


























伊藤 沙音
青山姫乃
国本 姫万里
松田 美優
白水ひより
星名ハルハ
星乃あんな
工藤 唯愛
佐々木 花奈
十文字 陽菜
松尾 そのま
梨里花
稲垣 来泉
崎浜 梨瑚
中瀬 梨里
葉山 若奈
泉 有乃
相沢 伊吹
大月 美空
山本 初華
橘 侑里
常盤 真海
野澤 しおり
葵 かんな
大森 ひかる
畠 桜子
西 優行
久野 渚夏
今井暖大
北島 岬
松瀬 太虹
八神 遼介
小澤 輝之介
安藤 冶真
竹内琉斗
堀口壱吹
川上莉人
小林 凛々愛
黒崎 紗良
しゅり
高柳 千彩
宮澤 花怜
上野 みくも
