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私の運命の人

CAST白尾 留菜白尾 留菜

作者:あ ゆ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.03.03

私はルナ。
今、目の前で起きてることが
理解できてない。





母「ごめんね、ごめんねルナ、、
お母さん、もう無理かもしれない、、」





ああ、永遠の愛はなんて
存在しないのだ。





このときほど
そう思ったことはない。





だって、離婚したママとパパが
身を持って証明してくれたのだから。













*...・・・*...・・・*





ワカナ「おはよー!」





この子は、葉山ワカナ。
最も頼れる私の親友。





ルナ「おはよ!」





当たり前のように始まる毎日。





当たり前の生活。
当たり前の環境。





でも、今朝は違った。





いつも一緒に朝食を食べるはずの
パパがいなかった。





心にぽっかりと穴があいて、
なにも考えられそうにない。





優しい声。暖かい手。
大きな背中。





そのすべてが、
もう触れることも
聞くこともできないのだ。





でも、そんなこと
知られる訳にはいかないから。





ワカナ「ニコラみた??
もうやばいよね、みんなかわいすぎた」





ルナ「みたみた! わかる~」





さみしい。さみしい。さみしい。





誰かに聞いてほしい。





でも、言えない。





イルマ「また女子トークかよ~」





こいつは安藤イルマ。
幼なじみ、、とは言いたくないから
腐れ縁とでも言っておこう。





ワカナ「うげ」





イルマ「なんだよ、うげって。ひでー」





頭が回らない。
2人の会話が耳に入ってこない。





フラッ。





ワカナ「ルナ!?
どうしたの、大丈夫!?
先生いないの!? ねえ誰か!!」





イルマ「とりあえず
俺はこいつを保健室に連れてく」





ワカナ「わ、私も行く」





イルマ「わかった」











*...・・・*...・・・*





保健の先生「きっとストレスね、、
なにかあったのかしら。
とりあえずここに寝かせておくから、
2人は授業に戻りなさい」





ワカナ「でも、、」





保健の先生「大丈夫だから、
安心して戻りなさい」





イルマ「、、、戻るぞ。ワカナ」











*...・・・*...・・・*





ルナ「ん、、、ここ、、、保健室??」





保健の先生「気がついたのね。
ルナさん、あなた倒れたのよ」





ルナ「え、、? 私が?
なんで、、」





保健の先生「、、あなた、
なにか悩みがあるでしょう。
今回倒れたのは、
その負担が大きすぎたのが原因よ」





私、、
そんなに溜め込んでたんだ、、





ガラッ。





イルマ「先生、ルナは!?」





ワカナ「、、!! 大丈夫!?」





ルナ「なんでそんなに心配してるのー笑
そんなに心配しなくても大、、」





イルマ「そうやって、、
そうやって笑って誤魔化して
いつも平気なフリして、、、
何が大丈夫なんだよ。俺ら頼れよ。
俺らじゃ不満なのかよ!!!!!」





ルナ「っ、、そんなんじゃ、、、」





イルマがこんなに怒ったの
初めて見た。





イルマ「俺らがいるだろ」





私がまるでその言葉を
求めていたかのように、
私の目からボロボロと涙がこぼれていた。





ルナ「ありがとう、、ありがとう、、、」













*...・・・*...・・・*





帰り道、いつも3人で歩く道。





ワカナとは途中で別れちゃうから、
そこからはいつもイルマと私2人きり。





イルマ「、、なにで、悩んでるんだよ」





ルナ「あはは、
今日はやけに優しいじゃん、、」





イルマ「ちゃんと言って。聞くから」





ルナ「わ、、、かっ、た、、、、、
、、、、あのね、、、
私の親、離婚したの、、、
パパと、もう一緒に暮らしてないの、
暮らせないの、、、」





イルマ「、、、、そっか。辛かったな」





そう言ったイルマの声は優しくて、
背中をなでた手は暖かくて。





ルナ「、、うん、辛かった、、、
辛かった、、よぉ、、っ、、、、」





泣いてぐしゃぐしゃになった顔を見て、
イルマが笑った。





イルマ「乗って。
そんなんじゃまともに帰れないだろ」





ルナ「ひどいなぁ、、笑」





結局、私はイルマにおんぶされて
家まで帰った。







ルナ「もう着いちゃったね」





イルマ「おう」





ルナ「今日はありがとう」





イルマ「おう」





ルナ「イルマいつの間に
そんな背伸びちゃったんだろうね笑
背中がすっごい大きくて頼もしかったよ」





イルマ「おう」





ルナ「またね」





イルマ「、、、まって」





そう言ってイルマは
家に入ろうとした私の腕を引っ張った。





それで私はバランスを崩して
イルマに抱きつく形になってしまった。





ポスッ。





ルナ「ご、ごめ、、」





イルマ「いいよ、このままで」





ルナ「えっ、でも、、」





イルマ「、、いいから」





そう言ってイルマは
私をぎゅっと強く抱きしめた。





イルマ「、、俺、今日のことで
お前がもっとほっとけなくなった。
だから、、」





「俺と付き合ってください」





ルナ「えっ、、」





イルマ「、、、だめ?」





そんなわけない。





イルマの優しい声。
暖かい手。大きな背中、、





イルマの全てが大好き。





だから答えはもちろん、、、、





ルナ「こんな私でよければ!」









* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





女の子はよく小さい頃、
「お父さんみたいな人と結婚したい」
って言うでしょ?





私もそうだったの。





だからきっと、お父さんに
そっくりな人を好きになれたら
それって運命だと思うの。





だから、、、
私の運命の人、見つけた!!







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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