みんな大好き

CAST白尾 留菜白尾 留菜

作者:ゆーき

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.09.26

こんにちは!
私、白尾ルナ!





今年、中学生に
なりました!





?「るーなー!
おはよーーーー」





ルナ「ほんっと朝からハルハは、
元気だねー笑」





この子は、
親友のハルハ!





家がとなりで
仲良くなったの!





いっつも元気で可愛くて、
みんなからの人気者!





?「おはよっ。
あいかわらずハルハ、
元気だな」





ハルハ「おはよー! ダイジ」





ルナ「おはよ。ダイジくん」





この人は、
ハルハの幼なじみの
ダイジくん!





実は私、
ダイジくんの事が
好きなんだ。





ダイジ「ルナもつかれるだろ笑」





ルナ「まーね笑笑笑」





ハルハ「ちょっと、
2人ともひどいー!」





ルナ&ダイジ「笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑」





?「ダイジ! おはよっ!」





うわっ。。。
ミユウ先輩だー。





ダイジ「おはようございます!」





この人は、2年生の
ミユウ先輩。





誰も文句の言えない
美少女。





男子と、
3年生の先輩には
超人気。





でも1、2年女子には
不人気・・・。





その理由は、
男子や先輩がいない所では
顔が変わる。





性格も一気に
悪くなる。





そして、
1番の問題は・・・





ミユウ先輩は、
ダイジくんのことが
好きみたい・・・。





ルナ&ハルハ「おはよう・・・
ございます」





ミユウ「あ、ちょっと、
ルナちゃんに話があるから
来てくれる?」





ルナ「あ、はい」





ダイジ「あとでなー」





ハルハ「あ・・・あとで」















* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





〈体育倉庫〉





ミユウ「ねぇ、あんた」





ルナ「はい」





ミユウ「私、ダイジのこと
好きなの」





ルナ「っ・・・」





やっぱ、そーなんだ。





ミユウ「もちろん。
協力してくれるよね」





ルナ「・・・でも私、
ダイジくんのこと
好きなんです!」





あ、言っちゃった。





ミユウ「ふーん。だから何?
あんた先輩のいうことが
聞けないわけっ?」





ルナ「すみません・・・」





ミユウ「今後、ダイジと
関わらないで」





ルナ「え?・・・」





ミユウ「わかった!?」





ルナ「・・・・・」





ミユウ「もし関わったら、
あんたがダイジのこと好きなの
みんなにばらしてやるからw
気をつけて?w」















* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





〈放課後〉





ダイジ「ルナ!
今度の体育祭の練習したいって
いってたよな。いつにする?」





ルナ「ごめん。
もういーや」





ダイジ(俺、なんかしたかな・・・)





そっか・・・
もうすぐ体育祭だ・・・。















* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





〈LINE〉





ハルハ《今日、ミユウ先輩に
何言われたの?》





ルナ《いや、別に》





ハルハ《どうしたの?
元気無くない?》





ルナ《そんなことないよ!》





ハルハ《ふーん》





ルナ《うん》





ハルハ《そーいえばさ!
いついうの?》





ルナ《何のこと?》





ハルハ《もー! 体育祭の!》





あー。
そーいえばうちの学校、
体育祭の日にカップルになると、
その恋は永遠に続くっていう
ジンクスがあるんだよなー。





ルナ《あー。あれか!》





ハルハ《そうそう!
で、いつ?》





ルナ《やっぱりいいや。
どーせふられるから》





ハルハ《ちょっと待ってて》





ルナ《あ、うん》





どーしたんだろ。





ピーンポーン
(家のチャイム)





ルナ「はーーーい」





ガチャッ





ルナ「え? ハルハ?
どーしたの!?」





ハルハ「どーしたのは、
こっちのセリフ!
とりあえず、おじゃましまーす!」















* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





〈ルナの部屋〉





ハルハ「で、何があったの?」





ルナ「何って、別になん・・・」





ハルハ「なんでもなくない!」





ルナ「え?」





ハルハ「こんな元気ないルナ、
初めて見た。ショックだよ。
いつも元気で笑顔なルナが、
うちは好きなの!
おまけに嘘もつくなんて・・・
うちら、親友じゃないの?」





ルナ「っ・・・・・・ごめん」





ハルハ「教えて! ミユウ先輩に
何言われたの」





ルナ「実は・・・・・・・・・」





私はハルハに
すべてを話した。





ハルハ「そんなことがあったんだ。
気づいてあげれなくて、ごめんね」





ルナ「私こそ、嘘ついて
ごめん・・・っ・・・っっ」





私の目からは、
涙が溢れてきた・・・。





ハルハ「ルナ泣かせるなんて、
ひどい!
うちがこらしめに・・・」





ルナ「ダメ!
それは、やめて!」





ハルハ「え? どーして」





ルナ「私がハルハに
喋ったことがバレたら、
先輩何するかわかんないよ・・・
もしみんなにばらされたら、
ダイジくんにも迷惑かかっちゃう」





ハルハ「でもルナ、
ずっとダイジのこと
好きだったじゃん!」





ルナ「もーいいの。
私、諦めたから」





ハルハ「諦めたら泣かないでしょ!?
なんでそんなに弱気なの!」





ルナ「だって・・・
もう、無理だよ」





ハルハ「うちが無理!
親友の恋は、
最後まで応援する!
そう決めたから!」





ルナ「ハルハ・・・
ありがとぉぉぉっ・・・っ」





私の目からは、
また涙が溢れてきた。





ハルハ「じゃあ、
解決しましょうか!」





ルナ「解決って、
どうやって・・・」





ハルハ「・・・・・・・・・・・・・・・」





ルナ「えぇぇぇぇ!!!
そんなの無理だよ!」





ハルハ「無理じゃない!
とりあえずダイジには、
ミユウ先輩に
言われたこととか
全部話しておくから!」





ルナ「えっ、
ちょっとまってよー!」





ハルハ「まあそーゆーことで!
じゃあね!
おじゃましましたーーー!」





ルナ「・・・・・」





どーしよどーしよ
どーしよどーしよ・・・。















・*。・ ダイジside ・。*・





〈ダイジの家〉





俺、なんかルナに
したかな・・・





でも、
思い当たる事なんて
何1つない・・・





ピーンポーンッ
(家のチャイム)





ダイジ「はーーい」





ハルハ「おじゃましまーす!笑」





ダイジ「えっっ、
ちょっっと何だよ、
いきなり」





ハルハ「ちょっと
話があって!笑」





ダイジ「実は俺も、
相談したいことがある」





ハルハ(もしかして・・・?
ニヤニヤ)





ハルハ「ん? じゃあ先に
どーぞ?」





ダイジ「・・・あぁ」





ダイジ「・・・・・・・・・」





俺は、ルナがいきなり
つめたくなったけど、
その理由がわからないことを
ハルハに相談した。





ハルハ「もしかしてさ、
ルナのこと好きなの??
(ニヤニヤ)」





ダイジ「・・・////」





ハルハ「図星?(ニコニコ)」





ダイジ「あ・・・あぁ////」





ハルハ「赤くなっちゃってー!
可愛いでちゅね!笑笑笑笑笑」





ダイジ「う、うるせぇょ。
そんなことよりお前、
何しにうちに来たんだよ」





ハルハ「あぁー。
えーっと・・・・・・」





ダイジ「そーだったのか。
俺と関わったら、
秘密がみんなにばらされるのか」





ハルハ「そーそー」





ダイジ「でも、なんで俺と!?
ってか、秘密って何!?」





ハルハ「それは・・・まだ言えない。
っていうか、うちの口からは
言えない」





ダイジ「なんだよ、それ」





ハルハ「まー、
そーゆーことだから、
ルナには、関わらないで!」





ダイジ「いつまで・・・」





ハルハ「1週間くらいかな?」





ダイジ「1週間なら・・・
わかったよ」





ハルハ「あと!
ミユウ先輩には、
何も言わないでねっ!
今まで通り! ね!」





ダイジ「わかったよ」





ハルハ「じゃあ、
おじゃましましたーーー!」





ダイジ「あ、おう!」





1週間かぁ・・・





あ、ちょうど
体育祭の時だ。















・・・。 ルナside ゜・・・。・





あー、もう。





ハルハ、余計なこと
してないかな・・・





それより、
体育祭の日!





どうしよう。















・*。・ 体育祭当日 ・。*・





私はダイジくんと
関わらないまま、
1週間が過ぎた。





この1週間、ぜんっぜん
楽しくなかった。





ダイジくんの
存在の大きさに
きづいた。





私は、放送委員。





親たちが帰った後の
告白タイムが当番。















・*。・ 閉会式 ・。*・





閉会式の後が、
告白タイム。





ハルハ「ルナ、頑張ってね!笑」





ルナ「もう、
バカにしてるでしょう!」





ハルハ「だってぇぇ!
(ニヤニヤ)」















・*。・ ミユウside ・。*・





白尾ルナ、
静かにしてくれた・・・笑





私、ずっとこの時を
待っていたの。





告白タイム!笑





私はダイジに
告白する。





あの子は、放送委員だから
告白する暇なんてない。





放送委員に推薦して
よかった。笑















* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





放送「これで、体育祭を
終わります」





親「ガヤガヤ」





親が帰った・・・・・・・・・。





放送「続いては、
みなさんお待ちかねの
告白ターイム!」





生徒「イェーーーイ!!」





放送「皆さん!
準備をしてください!」















・*。・ ルナside ・。*・





つ、ついに
この時がぁ・・・・・・・・・





ハルハ「ファイトッ」





放送。
私の番だ。。。





ルナ「さぁ、皆さん。
準備は、できましたか?」





生徒「イェーーーイ!」





ルナ「それでは、告白タイムを
始めます!」





生徒「イェーーーイ!」





あ、ミユウ先輩が
ダイジくんに・・・





ルナ(放送)「ちょっとまったぁぁぁ!」





生徒「・・・・・・・・・」





ルナ「わ・・・わたしは、
1年生の、松瀬ダイジくんが、
大好きです!」





言っちゃったー。





生徒「え? 放送で告白?」





生徒「やばー」





ミユウ「ちょっっっ、あんた!」





えっ?
ダイジくん?
何してるの?





生徒「朝礼台、上がったよ?」





生徒「何何?」





ダイジ「おれも!!!
ルナのこと、ずっと前から
だいすきだった!!!!」(大声)





ルナ「え?? 嘘でしょ?」





ハルハ「はやく! ルナも
朝礼台上がってっ!」





ルナ「え?
なんでなんで?」





ハルハ「いーから、はやく!」





コツッ、コツッ、コツッ。
(朝礼台に上がる音)





ダイジ「ルナ、俺のせいで
傷つけてごめん。
これからは絶対に幸せにする!
だから、付き合ってください!」





ルナ「え???
も・・・もちろん!
よろしくお願いします!」





生徒「フーーーー! フーーーー!」





生徒「ダイジ!
あつあつだなー笑」





ダイジ「う・・・
うるせぇょ!/////」





ハルハ「ルナー! 良かったね!
作戦大成功っ!」





ルナ「ハルハ・・・
まさかOKされるとは
思ってなかった・・・」





ハルハ「ニコニコ」















・*。・ ミユウside ・。*・





なっ・・・
なによ、あいつ・・・
生意気。





ダイジも、
好きだったなんて・・・





ハルハ「せんぱい!」





ミユウ「何・・・」





ハルハ「私達、友達に
なりませんか?」





ミユウ「は? 何言ってんの。
もともとお前が全部
やったんだろ」





ハルハ「あ・・・はい。
すみません」





ミユウ「じゃあなんで、
友達なんかに・・・」





ハルハ「だからこそです!」





ミユウ「は?」





ハルハ「迷惑かけたお詫びに!
たくさん遊びましょう!」





ミユウ「なんで・・・
私のこと、憎くないの?」





ハルハ「憎くなんか
ありません!」





ミユウ「・・・?」





ハルハ「女の子は、
誰でも嫉妬するもの!
私だって、今、
大好きなルナを取られて
ダイジに嫉妬してるし」





ミユウ「っ・・・っ・・・」





こんなに
わかってくれる人がいると
思わなかった・・・。





ハルハ「先輩、泣かないで!
ルナも先輩のこと、
憎んでないみたいですよ?」





ルナ「せーんぱーい!」





ミユウ「なんで?」





ルナ「なんでって・・・
先輩は、普通の女の子だから!」





ミユウ「ごめんなさいっ!
ダイジと仲良くしてるのが
許せなかった」





ルナ「大丈夫です! 私だって、
ダイジくんと楽しそうなハルハに
嫉妬してました!笑 いっつも!」





ダイジ「俺だって、
ハルハとほぼ初対面なのに、
2人だけで話せる先輩に
嫉妬していました」





ハルハ「みんな、
嫉妬だらけじゃんっ!」





3人「そーだね!笑笑笑」





ハルハ「まあ、そーゆーことで!
これから私たち、いつメンね!」





3人「うん! よろしく!」





ルナ&ハルハ&ダイジ&ミユウ
(みんなありがとう。大好きだよ)







The end☆☆☆☆

*ニコ学名作リバイバル*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。

Like

この物語に投票する

白尾 留菜が主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

おススメ!おススメ!

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!