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私とあいつ

CAST白尾 留菜白尾 留菜

作者:くろこ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.03.30

私は、ルナ。





今日は、大好きなあいつに
告白するの・・・





でも・・・
それほどまでに
勇気がないの・・・





元々あいつは人見知りだし、
仲よくなりたいなんて
最初は全く思わなかった・・・





でも同じ班になってから・・・





すごく気になる存在に
なっちゃったの。





いつも帰りは
あいつのそばにいる。





同じ帰り道だし、
とにかくほっとけない・・・





どうしよう。。。。
気もちの整理はできてるのに・・・





いま、私は帰り途中で
ちょうど2人っきりなんだ・・・





いまがチャンスだ!
がんばって言おう!





私が言おうとした瞬間・・・





「なあ、ルナ・・・」





あいつがしゃべった。





「え・・・? 何・・・?」





私は動揺したけど
上手くごまかした。





あいつは、
「お前の好きな人って誰?」
と聞いてきた。





私の好きな人は
目の前だよぉ?





・・・と思いながら
こう言ったの。





「わ、私の好きな人・・・?
なんで急に・・・」





あいつは、
「気になった。だから聞いた」





斬新だな・・・





「じゃあ、
あなたの好きな人は
誰ですかー?」





少しいたずらっぽく
言ってみた。





するとあいつは、





「じゃあ、俺が言うから。
目。閉じてて。
開けたら怒るからな」





あいつはそういったから
目を閉じた。





耳元であいつは、





「俺のそばにいつもいてくれるか?
いてくれるなら目を閉じたまま、
ダメなら目を開けてくれ」





私は目を閉じ続けた。





「イエスだな。
じゃあ、よろしくな。ルナ。
チュ・・・」





私は、「あいつ」こと
リョウにキスをされた。





「リョウ・・・」





リョウは顔が真っ赤に
なっている・・・





「何、顔真っ赤になってるの!」





笑いながら言った。





「うっせえよ・・・
でも少し俺、安心したわ・・・」





リョウがラスト
こう言ったの。





「お前のそばにいつもいる・・・
だからお前もいつもそばにいろよ」





この日以来あいつとは
いつも一緒にいるようになった。







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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