センチメンタル ~恋にたどり着くまで~

CAST吉本 麗南吉本 麗南

作者:ラヴキュービッド

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.09.26

こんにちわっ!
レイナですっ!





日直「起立!」





この子は、ルミ。
私の心友。





ルミ「着席!」





本人は自覚していないようだけど、
メチャメチャモテています。









———— 休み時間 ————





○○「みんなー、行こうぜ!」





この人は、リョウ。





ちっちゃい頃からずっと
こんな性格なんだ。





レイナ(元気だなぁ)





そう私は、引っ込み思案。





高校生になったばかりの時は、
頑張ったけど。





私が好きなもの、
と言えば、ヒロアカ!





神すぎる~。





そんな私だけど、
最近気になる人を
見つけました。





△△「リョウ、悪ぃ。
オレ今日、パス」





彼は、岬君。





高校入学してから、モテモテで、
噂ではルミと付き合ってるらしい。





そんなイケてる岬君を
ダメダメな私が
気になり始めた理由(ワケ)。

















*4月8日*





レイナ「はぁ。・・・ダメだ。
後、10分で始まる~。
入学式から遅刻なんて」





なんて、
ヤバかった時に、、、





リンリン





自転車のベルの音がした。





岬「君も、入学生?」





レイナ「はい。
‘君も’というと?」





岬「俺もなんだ。
後ろ乗る?」





えっ?
それって、ダメなんじゃ・・・





なんて、思っている暇はない!!





レイナ「ぜひお願いします!」





その時の岬君の
自転車のベルの音、声。





全てが天のお恵みにしか
聞こえなかった。





岬君のおかげで、
入学式から遅刻には
ならなかったけど、





その日1日、心臓が
ドキドキしてて、。

















*4月13日*





岬君に、
「お礼がしたいので来て下さい」
と、メモをこっそり渡せた。













*その日の放課後 –某公園にて–*





岬「レイナ!」





良かった。
来てくれた。





レイナ「あのね、入学式の
お礼がしたっくてね。
はいこれ。今、開けてみて!」





岬「わぁ! コレトじゃん!
サンキュ」





レイナ「喜んでくれてよかった。
何がいいか、結構悩んだけど。
その色で良かった?」





岬「うん。
ナイスチョイス!
・・・あのさ、レイナって、
ヒロアカって、知ってる?」





レイナ「えっ! 私、
ヒロアカのファンなの!」





岬「マジ!
じゃあさじゃあさ、、、、、、、」





意外な共通点があって、
びっくりした。





それから、私たちは
20分ぐらいヒロアカの良さ、
スゴさなどなど、語り合ったの。





レイナ「そういえばさぁ、
今USJのやつあるじゃん?
あれ、いった?」





岬「うっ。行ってない」





レイナ「そうなんだ。
私も行ってない。
あっ! もう1個!
今度実写化するの、知ってる?」





岬「知らない!
レイナに1本取られた!
じゃ、一緒に見に行こうぜ?」





レイナ「ホントに?
やったぁ! 約束ね?」





岬「おぅ!」

















*現在*





あれから、ずっと
しゃべってない。





岬君、覚えてくれてるかな?





一応、lineの作ったけど。

















*自宅にて*





あ。line来てる。
み、岬君?





《今度、2人で
ヒロアカを
観に行きましょう》





レイナ(返事! 既読!)





《はい! いつにする?
私は、来週の日曜日がいいかも》





よし!
じゃあ寝よ!

















*翌日の放課後*





岬君、ひとことも
しゃべってくれなかった。
はぁ。





ルミ「どうしたの?
そんな暗い顔して」





レイナ「あのね、、、、」





私は、正直に話した。





ルミ「そっかそっか。
ルミの予想だと、緊張してるか、
みんなの前では、恥ずかしいんだよ。
だから、ほら元気だしな!」





レイナ「ルミ・・・ありがとう!
ルミに話して良かった。
やっぱり最高の心友だよ!」

















*自宅にて*





ミサキ《OK。
来週の日曜日にしよう!》





どう返事すれば良いものか、、、





レイナ《映画見たあと、
ショッピングしない?
お互いのプレゼントに》





これでいっか。

















*....*....*....*





そうこうしているうちに、
その日がきちゃった。





大丈夫かな。
どうしよう。ああ。





岬「おはよう」





レイナ「お、おはよう」





話すの、何日ぶりだろ。





岬「突然だけど、
先にショッピングしよう!」





そう言って、
ギュッと手を繋がれた。





(ドキッ。
こんなの初めて)





ショッピング中も
映画見ている間も、
ずっとドキドキしてた。





ほんとに
好きになりそう。





最後に、プレゼント交換。





レイナ「私からは、
デクの、フィギア!」





岬「俺からは、
お茶子のストラップ」





レイナ「嬉しい~!
ありがとっ」





岬「・・・と、ネックレス」





レイナ「へ?」





岬「初めて会ったとき、
その瞬間から好きです。
付き合ってください!」





レイナ「え、え。・・・・
私も、好きです」





リョ&ルミ「おめでとー!!」





レイナ「ルミ? リョウ?
なんで?」





ルミ「ふふーん。
私がレイナから
相談を受けてたとき、
ちょうどリョウの方も
岬から相談受けてて。ね?」





リョウ「そうなんだよね~。
それから・・・」





リョ&ルミ「私たち(俺たち)
付き合ってました!」





岬&レイナ「え~~!!」





ルミ「という訳で、
ダブルデートと行きますか!」





センチメンタル。
ただそれだけしか
離れていない、運命の心。







*happy end*

─ ニコ学名作リバイバル ─
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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