人生で最高の日!!

CAST吉本麗南

作者：ニコ読ちゃんみお♪

2024.02.05

ども！
私、レイナだよー！
私はもうすぐ受験生！
頑張らなくちゃ！

オラオラ！
今の私は誰にも
止められないぜ！（勉強中）

ママ「レイナ！
リョウくんが来たわよ！」

リョウ「よっ！　レイナ！
受験頑張ってるか？」

リョウー！
待ってたよ

え？
何かレイナ、
隠し事してるって？

違うの！
暴露しちゃうけど・・・
私、リョウのことが好きなのっ！
きゃ、言っちゃった／／／

えーと、この雑誌には
甘えテクが良いって？　よし！

レイナ「ねーリョウ、
ここ分かんないんだけど・・・」

リョウ「そんぐらいわかれよ！
ここ出るよ？」

ひどぉい！　うわーん！

でも頑張る。
ひらきなおりー。

ミオコ（友）「じゃあね！　レイナ！」

レイナ「うん！　また明日！」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

ん？
誰かカップルが
話してるのかな？

・・・あれ?!　リョウ?!
隣にいるのは・・・
ルミさん!?

何話してるんだろ？

ルミ「じゃ、明日も来てくれる？」

リョウ「任せとけ！」

・・・嘘。
でも付き合うのも
おかしくない。

私、失恋決定。

リョウ「あれ？　レイナ！
家近くだから帰ろうぜ！」

レイナ「ルミさんと仲いい？」

リョウ「へ？」

レイナ「私はただの
幼馴染みなんでしょっ!?
もういい！」

ダッ！

リョウ「え!?　レイナ！
待てって！　おい！」

タッタッタッ。

・＊。・　試験当日　・。＊・

焦らなくていいのよ、レイナ。
もう私は、失恋したのだから。

カリカリカリ

あっ、間違えちゃった！
バッグに筆箱を入れてるから・・・。

あれ?!　ない、ない！
なんでシャーペンだけあんの?!

どうしよう・・・
これじゃ不合格だよ・・・。

リョウ（レイナが心配だから来たけど、
大丈夫かな？
ん？　これいつもレイナが使ってる筆箱？
あいつ、筆箱なくて戸惑ってる！
どうしよ!?
でも、レイナを救うにはこれしかないんだ）

ガラッ！

試験の見張り先生「あ、あなた、
試験最中なのに、
なぜ入ってくるの？」

スタスタスタ。

先生「ちょっと、聞いてるの?!」

リョウ「あれ？
ここって、ニコラ高校の
試験場所じゃないんですか？」

ドッ！
リョウ？　なんでここに・・・。

受験者「あはは！」

受験者「ウケるー」

先生「こ、ここは
ニコラ専門学校の試験ですよ！
出て行きなさい！」

リョウ「へーい、すみませんしたー」

コトッ。

「受かれよ！」

ボソッ。

リョウ！　ありがとう！
それでは、試験続けますか！

よし！
終わったし、消しゴムしまおう！

カチャカチャ。

ん？　何これ？　紙切れ？
カサ。

――――――――――――――――
ずっとレイナのことが好きだった。
リョウより
――――――――――――――――

嘘ぉ・・・リョウ・・・
涙でいっぱいだよ・・・。

・＊。・　道路　・。＊・

レイナ「リョウ！　いた！」

リョウ「あ・・・レイナ・・・///」

レイナ「あれ、リョウの？」

リョウ「そうだけど・・・」

レイナ「すごい嬉しかった。
私は、ただの幼馴染みかと
思われてるんかと思ってた・・・。
でも、リョウも
おんなじキモチでいてくれて、
嬉しかった！
私も、好きです！」

リョウ「マジで？
俺もレイナのこと大好き！」

レイナ「私のほうが
こーんなに好きだもん！」

リョウ「いーーや！
俺のほうがこーーーんなに
好きだもんね！」

レイナとリョウ「ふふふ」

レイナ「ルミさんとはどんな関係？」

リョウ「あいつ最近
ストーカーされてるみたいで、
俺が付き添っていたんだ」

私の試験日は
人生で最高の日だったよ！

☆ＥＮＤ☆