この・・・バカ

CAST松田美優

作者：kiss

2025.07.27

私には、嫌いになれない
人がいる・・・

こんにちは！
私、松田ミユウ！

イルマ「おはよー、馬鹿たれ」

ミユウ「馬鹿たれって何よ！
このクソガキめ！ｗ」

今しゃべっていたのは、
安藤イルマ・・・

私の幼なじみ、
大好きな人。

いつも一緒なの。

私に、女の子で
友達は・・・いない。

全員、敵だから。

みんな、イルマのことが
・・・好きなの。

私がからむことで、
女の子は、悲しんでいる。

いじめられてる訳じゃない。

イルマ「ミユウ・・・ついて来い」

ミユウ「あんたに指示される
筋合いは、ない！」

いつも、強がっちゃう。

大好きな人なのに。

＊・・・＊・・・＊・・・＊

ついたとことは、
屋上だった。

ミユウ「なに？」

・・・ドン!!!

ミユウ「いきなり、何すんの！」

kiss

ミユウ「やめ・・・」

イルマは、何度も
kissしてきた。

イルマ「俺の気持ち、
わかんねーのか？」

ミユウ「・・・女の子に、
いつも告られて
最悪・・・でしょ？」

イルマ「何言ってんだよ・・・
俺は、お前しか見てないんだよ」

kiss

ミユウ「・・・や・・・」

イルマ「今はもうやめる。
今日、おれんちに、来い」

ミユウ「・・・わかったよ・・・」

・・・・・・・・・・・・・夜

ミユウ「こんばんわー」

イルマ「お、入れ」

ミユウ「で、なに？」

イルマ「お前は俺のこと、
どう思ってる？」

ミユウ「べ、別に？」

イルマ「お前は
きづいてないと思うけど、
俺は、お前が・・・好きなんだ」

・・・ドンっっっ！

ミユウ「また？　何すんの？」

イルマ「決まってるだろ」

kiss

ミユウ「・・・他の女の子に
もっと、嫌われちゃうよ・・・私」

イルマ「そんなの、どうだっていい。
俺を好きになんのが悪いんだから」

kiss

ミユウ「ちょ・・・イル・・・マ？」

kiss
kiss

イルマ「どうした？」

ミユウ「言いたいことが、ある」

ミユウ「さっきは、
反応しなかったけど、
私・・・好きな人が、
・・・いるの」

イルマ「誰だよ」

ミユウ「・・・決まってるじゃん」

kiss

ミユウ「・・・イルマだよ？」

chuーーーー！

ミユウ「・・・そんなに優しくしたら・・・
もっと・・・
好きになっちゃうよ・・・」

イルマ「・・・もっともっと
・・・好きになれ」

その夜。

私たちは、
お互いを抱きしめながら
寝ました・・・

ミユウ「・・・好きって、
言ってよ・・・」

イルマ「好きに決まってるだろ・・・
バカ・・・」

kiss

＊ｅｎｄ＊