うらおもて

CAST松田 美優松田 美優

作者:さきいか

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.04.23

私は、美優。





新潮学校に通う
平成ギャルに憧れている
中学3年生だ。





私は、自分で言うのも
なんだけど
友達もそこそこにいるし、
勉強も普通。





でも、私には
1つだけ特別なことがある。





好きな人がいるのだ。





相手はずっと
幼馴染のユアン。





学校ではかっこいいし、
何よりも私の前では面白い!





あっ! また
授業中に目があった!





えー!
今日は笑顔付き!





こんなの反則ー。





きゅんとしちゃうじゃん。













・*。・ 放課後 ・。*・





私は放課後になると
束感まつげと
お気に入りのリップを塗って
かるーいギャルメイクをする。





そして、何より楽しみなのは
今日は親友の沙音と
プリを撮りに行くこと!





沙音とは中学生の時から
仲が良くて、
ガーリーでおしゃれな
沙音のことが大好き!





沙音と歩いていると、
いきなり背中をつつかれた。





「あの、すいません。
美優ちゃんに
話があるんですけど、
一瞬いいですか?」





誰だったけー、この人。
まぁいっか。





行ってこよう。





「もちろんです」





「ちょっと待ってて」
と沙音にささやく。





「じつは、俺ずっと
美優ちゃんのことが
好きでした。
付き合ってください」





「あの、誰でしたっけ?」





私はそう言い、小走りで
沙音の方に逃げて行く。





その人は、
あきらめたようだった。













・*。・ 次の日 ・。*・





今日も沙音と
マックでお茶。





暇な時は2人で
マックが定番だ。





でも、その平和なひとときは
沙音の一言で壊された。





「ねぇ、あれって
ユアンじゃない?」





窓の外を見る。





確かにユアンが
知らない女の子と2人で
歩いている。





その距離感が
どこか親しそうだった。





家に帰り、私は慌てて
ユアンに連絡。





軽い感じで
探りを入れてみる。





「彼女できたなら
言ってよー」





送信、と。





返信を待つ間
心臓がバクバクしている。





「え?」





「あー!
あれさ、妹だよ笑」





なんだか安心。





でも、なんかユアンが
取られてしまいそう。





告白するなら今だ!





「私と付き合ってください」





手が震えながら
送信ボタンを押す。





「ごめん、」





あーダメか。





「俺から言わせて」





「付き合ってください」







*end*

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