運命の相手に巡り合う日

CAST松田美優

作者：ゆうちゃん

2024.07.02

やっほー、みんな！
私の名前は、松田美優！
中学３年生です！

ちなみに私、
好きな人がいるんです！

その人の名前は・・・
渚夏君っていう
同じクラスの男の子！

＊．．．・・・＊．．．・・・＊

ある日・・・

先生（優奈）「今から席替えをしまーす。
みんなクジを引いてね！」

美優「あぁ席替え嫌だな～
渚夏君と隣になれたら
別だけど、」

先生「みんなクジ引き終わった？
そしたら、引いた番号のところに
座って！」

美優（私は、窓側の１番前か）

渚夏「松田！
お前どこだった？」

美優「渚夏君！
私は、窓側の１番前だよ！」

渚夏「え！　本当！
俺、隣だわ」

美優「本当！　よろしくね！」

美優（渚夏君と隣になれるなんて、
うれしすぎるよ！　運命!?）

先生「それじゃあ次の授業から、
その席で授業受けてね」

みんな「はーい」

美優（あぁ４時間目は辛いよ・・・
早く終わらないかな。
あと１０分でお昼休みだ）

渚夏君「美優っ。ファイト！
後少し」

美優「ありがとう～」

美優（渚夏君から
応援されたし、
名前で呼ばれた！
あと、少しだけ頑張ろう！）

５時間目　──────

美優（はぁ～
次は眠くなってきたー）

渚夏「トントン」

美優「ん？」

渚夏「はい」

１枚の紙が渡された。

────────────
美優、眠くなるけど、
頑張れ！

あと俺、美優の
隣になれてうれしい。

もしよかったら、
今日の放課後、
屋上に来てくれ。
────────────

美優（え！
これってもしかして・・・へへ
てか、渚夏君っていっつも
私の欲しい言葉をくれるなぁ～
どんどん好きになっちゃう）

放課後　―――――――

屋上に行くと、

渚夏「美優、来てくれてありがとう。
俺、美優に伝えたいことがあるんだ。
俺、美優と席が隣になれて
うれしかった」

そうして、１枚の紙を出した。

渚夏「俺、本当は
美優の隣じゃなかったんだ。
どうしても隣になりたくて、
変えてもらった」

なんと、渚夏君の席は
廊下の端の席だった。

美優「どうして
そこまでして・・・」

渚夏「照
美優と話したかったから。
こんな俺だけど、
付き合って下さい！」

美優「私も渚夏君が好き。
だから、よろしくね！」

渚夏「うん」

隣になれたこと、
私の欲しい言葉をくれること、
全て運命だと思ってた。

だけど、違った。

けど、隣じゃなくても
渚夏君は運命の相手。

──────────────
─────────
──

そこで目が覚めてしまった。。

美優「え・・・さっきのは夢!?
嘘でしょ！
せっかく運命の相手だったのに」

ピロロン

美優（誰からラインだろう。
え・・・）

渚夏君からだった。

渚夏『美優、
俺、美優のことが大好きだ。
よかったら付き合って下さい！』

美優「え・・・もちろん、
答えは決まってるって！」

美優『はい』

こうして私達は
仲良しカップルになりました。

＊ｅｎｄ＊