親衛隊のひとりごと

CAST松田 美優松田 美優

作者:ぽっきー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.01.06

私、松田美優には
とある使命があります。





それは・・・





みゆう「おはようございます!
フタバ先輩! ナツ先輩!」





フタバ&ナツ「おはよう。
みゆう!」





この人たちは
学校で1番の
美男美女カップルと
言われている、
1つ年上のフタバ先輩と
ナツ先輩です。





大人気なお2人ですが
2人がカップルだと
知ったうえで
まだフタバ先輩やナツ先輩を
狙おうという害ちゅ・・・





まちがえた。
人たちがいるので
お2人を見守るのが
私の使命。





名付けて「先輩親衛隊」
なお、活動者は私1人だけ。





みさき「おはよーみゆう。
また先輩親衛隊
やってるのかよ(笑)」





みゆう「げ、みさき・・・
別に関係ないでしょ。
お2人を守るのが
私の役目なんだから」





みさき「はいはい(笑)」





こいつは、北嶋岬。
クラスメイトなんだけど
私の先輩親衛隊の活動を
いろいろ突っ込んでくるので
ライバル視してる。





いっつも私の活動の
邪魔をして、
もーほんとにムカつく!













・*。・ ある日 ・。*・





レン「ねえねえ、
みゆうちゃんって
フタバ先輩とナツ先輩の
親衛隊? みたいなの
やってるってほんと?」





この人は、内田レン君。
この学年で1番の
イケメンと言われている。





正直私も
ちょっと気になってる。





ていうか、なんでばれたの。





・・・あ、さてはミサキだな。
言いふらしたの。





あいつ~~~~(怒)
・・・まあいいや。





みゆう「ちなみにそれって
誰から聞いたの?」





レン「誰からっていうか、
見ればわかるよ~」





みゆう「え、そんなに
わかりやすかったんだ、私」





レン「あはは!
みゆうちゃんって
すっごい面白いんだね。
それでさ、僕もその親衛隊に
入りたいなーって
思ってるんだけど、
ダメかな」





みゆう「いやいや! 全然!
むしろ入ってくれてうれしいよ。
ずっと1人で
活動してきたから、
仲間ができてうれしい!」





レン「ありがとー!
これからよろしくね!」





ミサキ「・・・」













・*。・ 3日後 ・。*・





みゆう(ん?
教室から声が・・・?
そっとのぞいてみよ)





ミサキ「おい、
いい加減にしろよ」





レン「ん? 何のこと?」





ミサキ「この前見たぞ。
お前がみゆうに近づくために
『先輩親衛隊』に入りたいって
噓ついたって
ほかの奴に話してたじゃないか」





レン「・・・ハハッ、そうだよ。
俺が親衛隊に入るっていったのは
みゆうちゃんに近づくためだよ。
初めから俺は、フタバ先輩にも
ナツ先輩にも興味はなかった!!」





え・・・





ミサキ「本当に2人を
慕っているみゆうに対して
失礼だろ!! あやまれ!!」





レン「いやだね。
俺は、間違ったことはしていない」





バンッ
(ドアを開ける)





みゆう「レン君・・・」





レン「みゆうちゃん!?
違うよ、僕は・・・」





タッタッタッ・・・
(廊下を走る)





ミサキ&レン「!?」





ミサキ「待てよ! みゆう!」





パシッ(腕をつかむ)





ミサキ「ごめん、
いやな思いさせて」





みゆう「・・・ほんとだよ。
責任取ってよね」





ミサキ「・・・わかった。
覚悟決めるよ。
俺にずっとみゆうを
守らせてほしい。
俺が、みゆうの親衛隊になる。
だから・・・
付き合ってくれませんか」





みゆう「・・・うん」





私の親衛隊は
優しくてかっこいい
最高の彼氏です/////





その後、みさきとみゆうは
学園内で2番目に人気の
カップルになったのは
また別のお話。







*end*

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