イケメン君とドS君

CAST松田 美優松田 美優

作者:パンジー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.08.24

私は、松田ミユウ!
高校1年生です!





?「ミユウ、いくよっっ!」





ミユウ「はーい! 今行く!」





この子は、星乃アンナ!
高校に入ってできた友達!
明るくて元気なんだー!





アンナ「また、お隣さん
寝てるね笑」





ミユウ「うん笑
いつ見ても寝てる笑」





お隣さんっていうのは
私の隣の席の
黒澤リョウって人。





いつも寝てるから
あんまり話したことが
ないんだよねー・・・





アンナ「あっ、あの人
いるじゃん笑」





ミユウ「ねーアンナ、
やめてよー笑」





あの人っていうのは、
松瀬ダイジ君!





うちが好きな人・・・





かっこいいし、
今日も笑顔がまぶしい!





でもダイジ君は、
とてもモテるのです・・・





はあ・・・遠い・・・

















* ある日 数学の授業中 *





先生「えー、
ここをじゃあ、松田!」





えええー。
分かんなかったのにー!





ん?
なんか叩かれてる?





リョウ「ん。これ」





ミユウ「答えは、◯◯です」





先生「おおっ。
よくできたなー」





ふぅ、よかった。





ミユウ「黒澤君、ありがとう」





ってか、
もう寝てるし笑





いつも寝てるのに
なんで分かるのかなー???





今度聞いてみよー!





なんか黒澤君って
寝顔かわいいなー。





あ、いけない。
見とれちゃってた・・・

















* 数日後 *





黒澤君について興味を持った
アンナと私は、調査を始めた。





黒澤君は、中学のときは
いつも明るくて元気で
成績優秀で、なんでもできる
いわゆるモテ男だったらしい・・・





でもなぜ
あんな感じなのかは、
わからない・・・





最近いつも、黒澤君のこと
考えている気がする・・・





私ったら、
どうしちゃったのかな・・・





このことをアンナに
相談すると、





「それは恋だよ!」





って、言われた・・・





でも私は、ダイジ君が
好きだったはず・・・

















* ある日 *





あっ、めずらしく
黒澤君が起きてる。





私は思い切って
話しかけてみた。





ミユウ「黒澤君、ずっと前に
数学の授業のとき、助かったよ!
ありがとう! それでさ、
なんで黒澤君って
いつも寝てるの?」





リョウ「は?
そんなのお前に
関係ないだろ」





ええー、冷たい。
冷たすぎる・・・





ミユウ「だって黒澤君が
好きなんだもん!」





あっ、言っちゃった・・・





やっぱり好きだったんだ・・・





てか、恥ずかしい・・・





どーしよー。
困ってるよね・・・





てか、ほとんど
話したことないのに・・・





リョウ「えっ、何それ・・・」





思わず私は、教室を
飛び出してしまった・・・

















+.. +.. +.. +.. +





はあ・・・
なんてことしたんだろ、私・・・





?「ミユウちゃんだよね!
どうしたの?」





ミユウ「えっ、松瀬君!」





ダイジ「大丈夫ー? なんか
落ちこんでるみたいだけど・・・
俺に話してくれないか?
なんでも相談にのるよ!」





ミユウ「あっ、ありがとう!」





私は、すべてを話した。





ダイジ「ふーん、そっか・・・
俺、好きだったのになー
ミユウちゃんのこと・・・」





ミユウ「えっえっえええーー!」





ダイジ「俺と付き合わない!?
俺だったらミユウちゃん、
いや、ミユウを
幸せにできるぜ!」





ミユウ「ありがとう! ダイジ君!
私も好き!
だから、付き合って!」





ダイジ「おう!」





そして私たちは
付き合い始めた・・・





アンナにも、祝福された。





黒澤君はあの後から
寝ないようにはなったが、
話さない・・・





ダイジ君と付き合えて
幸せなはずだった・・・





でも黒澤君のことは
忘れられなかった・・・

















* ある日 *





雨が急に降ってきた。





が、傘はない。





ダイジ君は、部活があり
帰れない・・・。





?「おい!
松田ミユウ!」





ミユウ「えっは、はい!」





振り向いたら
黒澤君がいた。





ミユウ「黒澤君・・・」





リョウ「お前、風邪ひくぞ!
はい、傘。
2本あるから・・・」





ミユウ「ありがとう」





リョウ「お前、松瀬と
付き合ってるんだな」





ミユウ「えっそうだけど、
なにか悪い?」





リョウ「いや別に・・・
お前、俺のこと
すきじゃなかったんかい」





ミユウ「えっえええ、
それは、昔の話」





ほんとはまだ
気になっちゃうんだけど・・・





リョウ「お前、ほんとはまだ
俺のこと好きでしょ」





ミユウ「は? そんな根拠
どこにあるのよ」





リョウ「お前の顔
見てたらわかるよ。
顔さっきから赤いぜ」





ミユウ「えっえええ」





リョウ「ほらな。
お前そういうとこ
かわいいよな」





ミユウ「えっえええ」





手をつかまれた。
顔、ち、ちかいよ。





「俺以外の男、
好きだなんて言うな」





や、やばい、
やっぱり好きだわ。





ミユウ「は、はい」





リョウ「今日からお前は
俺の女だから」





ミユウ「えええーー。
てか、ダイジ君どーするの?」





リョウ「あー、なんとかなるよ」





黒澤君が寝てたわけは
学校が面倒くさかったらしい・・・





そして私はダイジ君に
すべてを話した。





ダイジ「そっか・・・
なんとなく気づいてたよ。
幸せになれよ!」





ミユウ「ありがとう!
ダイジ君!」





ダイジ「おう」





私はリョウのもとに
かけ出した。





ミユウ「はーるきー。
好きだよ!」





リョウ「十分なくらい
知ってる」





リョウのSな感じは
そのままだが、
優しくなった気がする・・・





そして私たちは
幸せに過ごしましたとさー。







*おわり*

─ ニコ学名作リバイバル ─
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。
また掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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