近藤さん違いの恋

CAST松田 美優松田 美優

作者:さっち~

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.03.18

私は、松田美優。





恋のお悩み解決の
達人と言われている。





だから、毎日のように
相談しにくる人がいる!





エイト「ごめん、
ちょっと相談があって~」





ミユウ「おう! エイト!!」





これは同じクラスの
河島英人くん。
とっても仲が良いんだ!





ミユウ「そういえば、エイトって
近藤さんのことアレなんだっけ?」





エイト「アキの方な」





私たちの学年には
近藤藍月さんと近藤結良さんの
2人がいる。





双子ではないけど、
苗字が一緒だから
よく間違えられている。





ちなみに両方
最強に可愛い!





ミユウ「そして、お悩みは??」





エイト「それが、
犬飼太陽っているじゃん」





ミユウ「うんうん
あのイケメンね」





エイト「そいつが
アキのことが好きで両思いで、
週末にデートしてたって噂が
流れているんだよー(泣)」





ミユウ「じゃあ、それをまず
タイヨウに聞いてみよう!」













*...・・・*...・・・*





ミユウ「ヤッホー!」





タイヨウ「何、急に?!」





ミユウ「ちょっと聞きたいことがあります!
君は近藤さんと週末に
デートをしましたか?」





タイヨウ「えっ!
なんでミユウが知ってんだよ!!」





ミユウ「それは、
噂が流れているからです。
ということで、
近藤さんとデートをしたということで
良いのでしょうか?
そして、近藤さんは、
あなたの彼女ということで
よろしいのでしょうか?」





タイヨウ「そう思うなら
俺の彼女に聞いてみろよ!!!(怒)」





タイヨウにそう怒鳴られたが
私はルンルンで
アキがいるはずのグランドへ向かった。





アキ「こんちは! 松田さん」





ミユウ「こんちは! 近藤さん!!」





アキ「急にどうしたんですか?」





ミユウ「ちょっと聞きたいことがあります。
近藤さんがタイヨウと週末に
デートをしていたという噂が
流れているんだけど
それってほんと?」





アキ「私がタイヨウと
週末にデートをしたって???
嘘だぁ!!」





こんなにもびっくりされたので
私はびっくりした。





アキ「あっ!」





ミユウ「ん??」





アキ「それって、、、
ユラのことでは?
ちなみに私、実は
本当に好きな人ができたの。
だから、ちょっと河島くんを
明日、放課後、
屋上に連れてきてほしい!!
じゃあね!」





まさか、それが
近藤結良さんの方だったとは!!





そして、、
エイトと近藤藍月さんが
両思いだったとは!





そして、校門を出て、
家への交差点を渡ろうと思った時、
タイヨウと近藤結良さんと
バッタリ会った。





タイヨウは私を見て
あきれた顔をした。





ミユウ「また会っちゃった!!」





ユラ「松田さん?」





タイヨウ「ごめん。ちゃんと話すよ」





タイヨウ・ユラ「コソコソ話す」





タイヨウ・ユラ「うちら実は
2週間くらい前から
付き合うことになったんだよ。
でも、あんまり言わないでね!!」





気がついたら、
2人はさっていった。





だけど、私には
エイトと近藤藍月さんを結ぶ
役目があった。











──── 次の日の放課後





ミユウ「エイト~
ちょっと良い?」





エイト「何?
あっ、そういえば昨日の件は
どうなったの??」





ミユウ「まあ、とりあえず
ついてきて!!」





急足で屋上へと向かう。





そして、屋上のドアを開けたら
近藤さんの姿が見えた。





エイト「えっ!?」





そして、ドアを閉め、
窓から様子を伺うことにした。





アキ「実は・・・」





エイト「待って!!
先に言いたいことがある!
俺はアキのことが
ずっと前から好きでした!
タイヨウと付き合っているということは
知っているけど、
思いだけでも伝えたかった。
だから、この思いだけは受け取ってほしい!!」





アキ「それは、近藤さん違いだよ。
私は、河島くんしか見ていないよ!!
だから、よろしくお願いします!!!」





エイトとアキが
お互いを抱きしめ合う姿を
私は笑みを浮かべながら見た。





エイト・アキ「松田さん! ミユウ!!
本当にありがとう!!!!」





ミユウ「よかったよ」





そして、気がついたら、
タイヨウとユラ達がいた。





タイヨウ・ユラ「2人ともおめでとう!」





エイト・アキ「ありがとう!」





エイト「そして、何よりミユウ、
ありがとう!!」





ミユウ「役に立ててよかったよ!
では、2組ともお幸せに~」





私は手を振りながら
下駄箱へ向かった。





次はどんな恋かな~と
ふと思った時、、





「ミユウ~
恋愛相談良いかな?」」





と誰かに声をかけられた。







────おしまい

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