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私だって恋できる

CAST松田 美優松田 美優

作者:Riri☆

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.02.27

バンッ。





こんにちは。
私は松田ミユウです!





中学3年の15歳。





弓道部に所属してて、
部長なんだ。





今、ちょうど試合が
終わったとこ!





全国大会に出場して、
優勝したよ。





でも、これは私にとって
当たり前のこと。





将来のエースとも
言われていて、





TVでも
紹介されたほどだから。





そのせいか、私は
かっこいい系女子って
呼ばれてる・・・





なぜ嫌かっていうと・・・













・*。・ 中1の夏 ・。*・





ミユウ「つきあって下さい!」





ナツ「ごめん」





はい。





只今、私がずっと好きだった
久野ナツに振られました。





ナツ「俺が好きなのは、
かっこいい系女子じゃなくて
かわいい系女子だから」













・。・:・°・。・:・°・。・:・°・。・:





こんなことがあったから
嫌なんです。





ミユウ「あーあ、私のこと
好きな人なんていないよね。
もーやだ!」





シャノン「なーに
ボソボソ言ってんの!」





ミユウ「シャノンっ!」





この子は、親友の
伊藤シャノン。





幼なじみでいつメン!





ミユウ「さっきの内容、聞こえてた?」





シャノン「全然」





ミユウ「ふーん」













・*。・ 翌日 ・。*・





イルマ「よっ!」





ミユウ「わ! ・・・何!」





こいつは安藤イルマ。





シャノンと同じ
幼なじみでいつメン!





でも、なんかウザい。





イルマ「お前、昨日の試合が
終わってから
ひとりでボソボソ
言ってたんだって?」





ミユウ「なぜそれを?」





イルマ「シャノン。
内容は教えてもらえなかった」





シャノン「おっはよー!」





ミユウ「シャノン。
聞こえてたの?」





シャノン「あったりまえじゃん!」





ミユウ「ある意味ショック・・・」





イルマ「俺にも教えろ!」





ミユウ&シャノン「女子の事情です!」





イルマ「にゃに!」





シャノン「ネコ? 合わないww」







一方・・・





テルノスケ「仲良いのかな・・・」













・*。・ 休み時間 ・。*・





テルノスケ「あの、
イルマさんいますか?」





シャノン「あ、いるいる。
おーい! イルマ!」





イルマ「ごよーでしょーか」





シャノン「うん。テルノスケ君が」





テルノスケ「ちょっと良いですか?」





イルマ「シャノン、さよなら」





シャノン「はいはい」





テルノスケ「あの、
友達になってくれま・・・」





イルマ「OK!」





テルノスケ「まだいい終わってないですww」





イルマ「今からいつメン、
今からタメ、
今から呼び捨て!」





テルノスケ「うん」













・*。・ 帰り ・。*・





イルマ「・・・てなわけで
小澤テルノスケ氏はいつメン!」





ミユウ「私は、松田ミユウ!」





シャノン「んでこっちは
伊藤シャノンでーす」





テルノスケ「よろしく」













・*。・ 1週間後 登校 ・。*・





ミユウ「テルノスケ!
シャノン遅れるって」





テルノスケ「イルマも遅れるって」





ミユウ「じゃ、行こっか!」





テルノスケ「うん」





ミユウ「わぁ!」←転びそう





(腕ぐい)





テルノスケ「だいじょうぶ?」





ミユウ「う、うん。ありがと///」





その後ろで・・・





シャノン「きゃーっ! 腕ぐいっ!」





イルマ「協力してよかったな」





シャノン「そうだね」





イルマ「でもお前、
マジで遅れたよな」





シャノン「学校あること忘れてたww」





イルマ「シャノンらしいな。
でも気をつけろよ。
シャノンがいないと寂しいから」





(頭ぽんぽん)





シャノン「え?///」













・*。・ 休み時間 ・。*・





ミユウ「今日登校中、テルノスケに
腕ぐいされた!」





シャノン「私はイルマに
頭ぽんぽんされた!」





ミユウ「あのイルマが?」





シャノン「うん。
私、イルマのこと好きかも」





ミユウ「私はテルノスケのこと、
好きかも」





シャノン「お互いがんばろ!」





ミユウ「うん!」













・*。・ 翌日 帰り ・。*・





シャノン「なにそれー!」





ミユウ「笑えるー!」





イルマ「人の失敗を笑うなっ!」





テルノスケ「いや、
それはマジで笑える」





イルマ「テルノスケまでー!」





テルノスケ「あ、そうだ。
ミユウ! こっち来て!」





ミユウ「う、うん」





タッタッタッ・・・





シャノン「告白?」





イルマ「かな?」





シャノン「結果が楽しみー!」





イルマ「じゃ、俺も告白する」





シャノン「え?」





イルマ「シャノン。
ずっと好きだった。
つきあって下さい!」





シャノン「私も。
いつの間にかイルマのこと
好きになってた」





イルマ「よかった」













・*。・ テルノスケ&ミユウ ・。*・





ミユウ「どうしたの?」





テルノスケ「俺、ずっと好きだった。
ミユウのこと」





ミユウ「・・・うそ・・・」





テルノスケ「俺とつきあって?」





ミユウ「私も好き。
恋しちゃいけないって思ってたけど、
テルノスケは違った」





テルノスケ「俺は、かっこいい系女子でも
かわいい系女子でも
ミユウが好きなのは変わらない」





ミユウ「・・・なんで?
なんでテルノスケが?」





ナツ「テルノスケ、ミユウ。
おめでとう」





ミユウ「ナツ・・・」





ナツ「俺があの時
あんなこと言ったのは、
テルノスケに協力してたから」





ミユウ「え?」





ナツ「テルノスケはあの時から
ミユウのこと好きだった。
本当は、テルノスケはミユウが
もっとかわいい感じだったらなーって言ってた。
でも、必要なかったみたいだね」





ミユウ「そうだったんだ。
ごめんねテルノスケ。
気づけなくて」





(壁ドン)





テルノスケ「いいんだよ。
今の俺は、今のままのミユウが
好きだから」





ミユウ「テルノスケ・・・」





シャノン「おめでとう」





イルマ「よかったな。テルノスケ」





テルノスケ「うん。
そっちもおめでとう」





シャノン「なんでわかるの?」





ミユウ「だって、
手つないでるじゃん?」





シャノン&イルマ「あ、そうだったw」





全「ww」





シャノン「じゃ、また明日ー!」





全「バイバーイ!」











・*。・ ミユウ 部屋 ・。*・





―――――――――――――――――
――――
明日のミユウへ

私だって恋できる。

      昨日のミユウ
――――――――
―――――――――――――――――





ミユウ「置いとこっ」







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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