初恋は甘くてちょっと酸っぱい

CAST松田美優

作者：みーみ

2022.09.21

はじめまして!!!
私、松田美優！
美優ってよんでね！

突然だけど
私、恋してるの。
しかも初恋！

その人は、
ルワくんって言うの。

ルワくんは小学校から
一緒なんだけど
小６の時、嫌がらせを
受けてた私を
助けてくれたの！

そっからずっと
好きなんだ～♪

あ！　そろそろ
学校行かないと！

・＊。・　学校　・。＊・

美優「おはよう～
もう９月なのに
まだ暑い～！」

ヒマリ「本っ当それな～」

この子は、国本姫万里。
私の親友で、ルワくんの
相談にものってくれるの！

ルワ「あ、松田、国本おはよ」

ヒマリ「あ！
ルワくんおはよー」

美優「お、おはよう・・・」

るな「ルワくんおはよう～！
今日もカッコいいね/////」

ルワ「・・・」

この子は、白尾瑠菜。
この子もルワくんのことが
好きらしく、いつも私を
ライバル視してくる。

ヒマリ「本っ当るなって
ルワくんに
べたべたしてるよね。
なんか美優が負けてるみたいで
ムカつく」

美優「まぁまぁ」

ヒマリ「美優はいいの？
このまま
るなに取られても」

美優「うっ・・・
それは嫌だ」

ヒマリ「だったらルワくん
振り向かせなきゃ！」

美優「でもどうやって？」

ヒマリ「うーん、
そうだなぁー・・・、
美優はいつも
見た目地味だよね。
だからイメチェンしてみよう！」

美優「えっ！
ど、どうやってするの？」

ヒマリ「美優はいつも
スカート長いよね。
だからスカートを
一折りしてみよう。
後は美優っていつも
前髪目に入ってるよね、
だから前髪もオン眉くらいに
切ってみよう！」

美優「わかった・・・！
頑張って可愛くなる！」

ヒマリ「頑張れ!!!」

それから１ヶ月
私は、可愛くなるための
努力をした。

すると・・・

クラスメイト「なんか
松田さん
可愛くなった!?」

ルワ「・・・可愛いじゃん//////」

美優「ホント!?
嬉しいな！」

ルワ「//////」

るな「・・・ちっ」

ヒマリ「嫌な予感がする・・・」

・＊。・　放課後　・。＊・

るな「ねぇ、松田さん。
ちょっとこっち
来てくれない？」

美優「えっ？
（嫌な予感がする・・・）
わかった」

ルワ（チラッ）

・＊。・　空き教室で　・。＊・

るな「松田さん。
もうルワくんと
話さないでくれる？」

美優「えっ？
い、嫌です！」

るな「はぁ？
なに言ってんの？
ルワくんと
喋っていいのは
私だけだから！」

ルワ「誰がそんなこと
決めたの？」

るな「ル、ルワくん！
あのねぇ～
松田さんがルワくんと
喋っていいのは
私だけだからって
言ってくるの～」

ルワ「全部聞いてたけど？」

るな「・・・っ!!」

白尾さんは
顔を真っ赤にして
教室を出ていった。

ルワ「・・・大丈夫か？」

美優「うん・・・
助けてくれてありがとう。
それじゃ！」

恥ずかしくなって
その場を立ち
去ろうとした時、

ルワ「待って！」

美優「え？」

気づいたらルワくんに
バックハグされていた。

ルワ「俺ずっと松田のこと・・・
いや、美優のこと好きだった！
俺と、付き合ってください！」

美優「えっ！
私もルワくんのことが
好きだった！」

ルワ「じゃあ・・・」

美優「これからよろしくね！」

ルワ「おう・・・//////」

美優「もう～
何照れてるの？」

いろいろあったけど
無事ルワくんと
付き合えました！

私の初恋は
甘くてちょっと酸っぱい。

みんなの初恋は
どんなのかな？

＊ｅｎｄ＊