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桜の木の下で

CAST橘 侑里橘 侑里

作者:おっりょー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.04.09

今年も桜が咲く季節。





つぼみが開いて、花が咲く。





この景色は
私の宝物なんだ。





でも、もう私の隣には
君はいない。





どんなに
手をのばしても。





だけど私のことを
いつかむかえにきてくれるって
信じているんだ。















*・*・・・*・・・*・*





私は、橘ゆうり。
ニコラ学園の中学3年。





?「今年も桜きれいだね」





ゆうり「うん。きれい」





?「来年も一緒にみような」





ゆうり「約束ね」





あっ、今話してたのは
幼なじみの竹内リュウト。





家も近くて毎朝一緒に
登校してるんだ。















*。・ 学校 ・。*





?「ふたりともおはよう!」





リュウト・ゆうり「おはよう」





今のは、リュウトの友達のハルト。





いつもリュウトとハルトと
イチカと一緒にいるんだ。





イチカっていうのは
山本イチカのことで、私の親友。





イチカ「おはよう!
そういえば、もうちょっとで
ゆうりの誕生日だね!」





ゆうり「ほんとだ」





リュウト「誕生日パーティーしようか」





ハルキ「リュウト、ナイス!!!」















・*。・ リュウトside ・。*・





俺、竹内リュウトです。





今年で最後なんだ。
ゆうりの誕生日祝えるの。





親の都合でアメリカに
留学することになったんだ。





だから最後。





小さい頃からずっと、ずっと
ゆうりに幼なじみ以外の感情を
もってたけど





気もちを伝えることは
やめにした。





だって今のままの関係で別れた方が
つらくないだろうから。















・*。・ ハルトside ・。*・





俺は、今井ハルト。





リュウトがアメリカに留学するのを
知っているのは、俺だけなんだ。





リュウトから誰にも言わないで、って
頼まれたから言わない。





でも本当はもし、
それをゆうりに伝えたら
ゆうりはリュウトのところに
行ってしまう気がして・・・





だから言えない。





それが本当の理由。





俺って情けないな。





リュウト「誕生日パーティー
楽しみだね」





ハルキ「プレゼント考えないと!」





イチカ「ハルト、すごいはりきってるね(笑)」





ゆうり「みんなありがとう」





リュウト「どういたしまして!」















・*。・ 次の日(学校) ・。*・





ゆうり「リュウト! 一緒に帰ろう!」





リュウト「あっ、ごめん。
ちょっと待っててもらっていい?」





ゆうり「わかった」





リュウトに待っててって言われたから
待ってるけど、ヒマだな。





イチカ「ゆうり、一緒に帰ろう!」





ゆうり「あっうん!
でも、リュウト待たなくちゃ・・・」





ハルキ「俺も一緒に帰っていい?
リュウト待つし」





ゆうり「うん!」





イチカとハルトが来てくれたおかげで
楽しい時間が過ごせた。





あっ、もう20分もたってる。





ゆうり「ちょっとリュウトの様子
みてくるね」





イチカ「おっけい!
私たちここで待ってるね」





確か教室にいたから
まだ教室かな。





教室にむかう私。





すると教室から
声が聞こえてきた。





?「あのさ、私、リュウト君のこと
前から好きだったんだ」





リュウト「ありがとう」





あの声・・・
リュウトとまうみちゃん?





気になっちゃって
教室のドアの外からこっそり
ふたりの話聞いていたんだ。





いわゆる盗み聞き。





ごめん。リュウト。





まうみ「私とつきあってください」





リュウト「ごめ・・・」





バンッ。





机がぶつかる音。





どうしたんだろう?





リュウト、だいじょうぶかな。





そんなこと思ってたら
自分でも気がつかないうちに
教室をみてたんだ。





そこには、リュウトを抱きしめる
まうみちゃんの姿があった。





え、何これ。





私はとっさにその場から
立ちさろうと走っていた。





なんか苦しい。





目から涙がでてくる。





なんで。なんで。





泣いてる理由がわからない。





ただ、涙が流れる。





すると、聞き覚えのある声が。





リュウト「あれ? ゆうり?」





ゆうり「ごめん」





と、だけ言って走った。





でも、リュウトは走るのが速い。





すぐにおいつかれた。





リュウト「ゆうり、ごめん!
待たせちゃって。
・・・って、泣いてる?」





ゆうり「気にしないで」





リュウト「気にしないでって言われても
気になっちゃうよ」





ゆうり「じゃ言うから、怒らないでね」





リュウト「うん。怒らないよ」





ゆうり「私、見ちゃった。
まうみちゃんがリュウトに
抱きついてるの」





リュウト「だから泣いてる?」





ゆうり「自分でもなんで泣いてるのか
わからない」





リュウト「俺、ゆうりのこと好き」





ゆうり「え?」





リュウト「だから好き」















*・*・・・*・・・*・*





その頃ハルトは・・・





うわぁ・・・





リュウト、ゆうりに
告白してんじゃん。





ふたりとも遅いと思ってきてみたら
このざま。





ゆうり「私もリュウトのこと、
好きなのかな?」





リュウト「少なくとも
そうであってほしいな」





ゆうり「じゃ言ってあげる。
リュウトのこと、好きだよ」





リュウト「俺もだよ。ゆうり」















・*。・ ハルトside ・。*・





俺、失恋しちゃったな。





やばい、涙でてきた。





こんなにつらいなら
好きにならないほうが
よかったな。





イチカ「私じゃだめ?」





と、後ろからイチカが
抱きついてきた。





ハルキ「いつからいたの?」





イチカ「さっきから。
ずっと私はハルトのこと
好きだったんだよ?」





ハルキ「ごめん。
気もちきづけなくって。
でも今わがまま言っていい?」





イチカ「何?」





ハルキ「俺、イチカのこと好きかも」















・*。・ ゆうり、リュウトside ・。*・





リュウト「今、告白したばかりなんだけどさ」





ゆうり「??」





リュウト「驚かないで聞いてね、
俺、実はアメリカ留学する」





本当はアメリカ留学するって
言うつもりなかったけど。





やっぱり伝えて別れたほうが
いいかなって。





ゆうり「うそだよね?
今までずっと一緒だったじゃん」





リュウト「ごめん。ゆうり本当なんだ。
だから来年も一緒に
桜みること、できないんだ」





ゆうり「それでも私、待ってるよ」





リュウト「3年後、
またあの木の下で会おう」





ゆうり「約束ね」















・*。・ 5日後(学校) ・。*・





今日は私の誕生日。





そして、
リュウトがアメリカに行く日。





先「皆、驚かないで聞いてください。
今日、竹内リュウトさんは
留学のため、アメリカに飛び立ちます」





?「えー!」





?「悲しいなぁ~」





先「最後に竹内君から」





リュウト「今までありがとうございました」





こうして
今日の学校は終わった。





最後にリュウトのお別れ会もかねて
私の誕生日パーティーをする。





場所は、イチカの家。





「ピンポーン」





ゆうり・リュウト・ハルキ「来たよ~!」





イチカ「いらっしゃい~!」





ゆうり「うわぁ!! すごい」





Happy birthdayの飾り物。
カラフルな壁。





机にはケーキと
美味しそうな食べ物。





ゆうり「イチカありがとう!! 皆も!」





イチカ・リュウト・ハルキ「どういたしまして!!」





イチカ「あっ、ふたりには
言ってなかったんだけど、
私とハルトつきあってるんだ!」





ゆうり・リュウト「おめでとう!!」





ハルキ「そこのおふたりさんもだろ?」





ゆうり・リュウト「ばれた?(笑)」





この後、みんなから
プレゼントをもらった。





とても楽しい1日だった。





でも今日が
リュウトとお別れの日。





ゆうり「元気でね、リュウト」





ハルキ「絶対戻ってこいよ!」





イチカ「がんばってね!」





リュウト「ありがとう。バイバイ」















・*。・ 1年後 ・。*・





リュウト、元気にしてるかな。





桜の木の下は、私ひとりだけ。















・*。・ 2年後 ・。*・





早く会いたいよ。





桜の木の下は、私ひとりだけ。















・*。・ 3年後 ・。*・





約束の3年がたった。





リュウトと、つぶやいてみた。





リュウト「呼んだ?」





ゆうり「本当に
約束守ってくれたんだね」





リュウト「守るよ」





ゆうり「会いたかった」





私はリュウトに
抱きしめられた。





私もリュウトを
抱きしめかえす。





リュウト「これからはもう
ゆうりから離れないから」





ゆうり「そうしてね」





リュウト、ゆうり「大好きだよ」





桜の木の下
再びふたりは再会した。





この桜の木から
また新しい恋が生まれるように。





そう願います。







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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