手紙の中の君へ

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:みみり

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.08.27






15歳、
林芽亜里です!





中3になった今、
周りは恋の話でいっぱい。





私にも、、
いつかは彼氏とか
できるのかな?







*。・ 放課後 ・。*





カナミ「はー部活疲れた!!」





これはカナミ先輩。
吹奏楽部で
一緒なんだけど、
可愛くて面白くて、
頼りになるお姉さん。





カナミ「ねねね、
メアリって
彼氏持ちじゃないよね?」





メアリ「?!
突然何ー??
いるわけないよ笑」





私は大の人見知り
なんだから、
なおさら男子と
話すなんて・・・





カナミ「もう中3なんだから、
恋でもすればいいのに、、」





メアリ「先輩みたいに
可愛くもないし、
そんなすぐは無理だよ、、」





そう。
私はごく平凡。





制服のスカートは膝下だし、
髪は黒髪ハーフアップ。





魅力なんて
感じられない、





ごく普通の
中学生なんです。





カナミ「あのさ、
文通ってのはどう?」





メアリ「え?
今の時代に
ぶ、文通?」





カナミ「調べてみてよ。
いい人見つかるかもよ?」





文通、、
文通かぁ、、





それなら話さなくても
いいってことだよね?





やってみようかな、、











*。・——————-・。*





私は、文通を始めることになった
「蓮君」という同い年の男の子に、
1回目の手紙を書いた。





あとは待つのみ。













*。・ 学校にて ・。*





ココハ「メアリ!
ごめん、、
今日一緒に帰れないや、、
彼氏と約束してたわ!」





メアリ「あ、全然大丈夫だよ!」





ココハ「早くメアリも
彼氏作ってさ、
ダブルデート行こうよ!!」





メアリ「まぁ、、私だって
それなりには、、」





ココハ「・・・?
え? え??
まさかあんた、、」





メアリ「文通始めたの」





ココハ「ブッ、、
アハハハハハッ」





メアリ「もうーココハったら!!
これでも頑張って
るんだからっ!!」





ココハは彼氏持ちの、
私の親友。





いつも私に恋をしろと言って、
いろんな男の子を
紹介してくれるけど、、
ココハの好み
丸出しなんだよなぁ、、





ココハ「はーおかしい・・・
おなか痛いよぉ、、
文通って昭和かよ!!
古すぎ!!」





メアリ「でも、
私話すとか
苦手だし、、」





ココハ「住所とか
苗字も出すって
怖くない?」





メアリ「なんか文通サイトって
いうのは配送を代わりに
匿名でしてくれるの。
下の名前しか出してないよ」





ココハ「よかったぁ、、
メアリに変な虫が
ついたら大変。
で? なんていう
名前の人なの?」





メアリ「レン、
蓮君っていうの」





ココハ「レン、、、
なんか聞いたことが
あるな、、」





返事、
ドキドキするなぁ、、、











*。・——————-・。*





ポストを見ると、
私宛の匿名の手紙があった。





あ、返事だ、、





ドキドキしながら
手紙を開くと、
何かぎこちない、
でも丁寧な字で、
こう書かれていた。





/////////////////////////////////
初めまして、蓮です。
芽亜里ちゃんは
読書好きなんだよね?
俺もよく本は読むよ。
おすすめの本教えてよ。
俺は新野龍之介の本が好きだな、、
ミステリーとか面白いじゃん。
俺はサッカー部に入ってて、
委員会は明日学校で決めるらしい。
1番楽なやつがいいな、、
じゃ、また。蓮
/////////////////////////////////





蓮君、、
私の趣味の読書に
合わせてくれてるし、、
しかも!!
新野龍之介とか、、
私が1番大好きなシリーズ!





気が合うなぁ、、





しかも委員会私の学校も
明日決めるじゃんw





文通、思ったより
楽しいかも?











*。・ 学校 ・。*





先生「おーいお前ら聞けー」





先生「委員会決めるぞー。
くじ引きだぞ。
まず男子から引いてけー」





うわーー
もうやだなぁ、、





ふふっ。
ちょっと離れた席の
ココハが
変顔してくれた。





引いたくじを確認すると、
「図書委員会」。





まぁ、読書が好きな
私にとっては
いい、かな?











*。・——————-・。*





図書委員会初日。





図書室の椅子に座って、
生徒の借りる本を
記入していく。





隣にいるのは、
他のクラスの図書委員の、
内田レンくん。





文通相手と同じ、
ちょっと笑えるなぁ、、





メアリ「わッ!」





考え事してたら、
本を崩しちゃった、、





レン「何やってんだよ、
ドジかよww」





レンくん、
笑ったらちょっと
かっこいいかも、、
なんて。





メアリ「ご、ごめん」





レン「気をつけろよな」





メアリ「あ、あのさ、
内田くんは、
好きな本とかある?」





会話ないと気まずいし、、
思わず声かけちゃった。





レン「え?
いや、別に。
本とか興味ねえし」





なんだ、
読書好きで優しい
蓮くんとは大違い。





レン「あ、でも、
面白いのあったわ。
新野龍之介」





メアリ「え?」





レン「悪いかよ」





メアリ「い、いやいや。
私も好きなんだよね!」





まさか、、ね。













*。・——————-・。*





それからも、
文通は続いた。





2人ともお互い好きな本を
おすすめして、
読んでくる。





そう約束した次の日は、
図書委員会の日だった。





レン「あ、俺借りないと
いけない本が
あるんだった」





メアリ「え?
何ていう本?」





レン「ん、
『花が咲かない夜』
っていうやつ」





え、、、それ、
私が蓮くんに
読んできてって
言ったやつ。





メアリ「な、なんで
読まないといけないの?」





レン「お前には
かんけーねーだろ」





冷たっ。
どこかSっ気のある
内田レンくんは、
‘蓮くん’とは絶対違うよ、、
ね?











*。・——————-・。*





吹奏楽部の帰り、
カナミ先輩と
今日も一緒だった。





カナミ「文通どう?
うまくいってる?」





メアリ「あ、、うん。
蓮くんっていう人と、
知り合ったんだけど、、
2人とも読書が好きだから、
今度図書館で
会おうってなったの」





カナミ「すごいじゃん!!
図書館なら
危険じゃないしね」





メアリ「かっこいい人だといいな、、」













*。・——————-・。*





ココハ「ねねね、放課後
サッカー部見に行かない??」





メアリ「え?」





ココハ「彼氏の活躍を、、
見たい? 的な?」





笑笑
ココハはいつでも
かわいい。





メアリ「笑
いいよいいよ、
行こう!」





ココハ「やったーー!!」













*。・ グラウンド ・。*





ココハ「キャーーーっ!!」





相変わらずココハ含め
女子ファンの声援が
すごいいな、、





そんなに人気なのかな?





目を向けると、
ひと際目立つ、
かっこいい、
力強い男の子がいた。





メアリ「内田君だ、、」





そういえば、、
蓮君もサッカー部って
いってたよね?

、、ダメダメ、
なわけないんだから。





あ、終わったみたい。





メアリ「う、内田君!
おつかれ、、」





ファンの皆が
出て行ったあと、
タオルを渡した。





レン「林?!
あ、ありがとな、」





メアリ「かっこよかったじゃん」





レン「お世辞かよw」





メアリ「ち、ちがっ、、!!」





2人で笑いあいながら
帰った。





ココハは彼氏と
帰っていた。











*。・——————-・。*





蓮君と出会う日には、
ココハに念入りに
可愛くしてもらった。





ぼさぼさなおさげから
ゆるふわヘア。





メイクもしてもらい、
地味子の面影は全くない。





早めに図書館に着き、
本を手にとり読んでいると、





声をかけてきた
男がいた。





男「あ、、あのさ、
君かわいいねw」





メアリ「あ、ありがとうございます・・・?
あの、文通で知り合った人を
待っているんですけど、
蓮君ですか?」





男「れ、れん?
お、俺だよそれ、、
フフ」





気持ち悪い、、
これが蓮君だったの?





期待した私って
何だったんだろ、、





メアリ「じゃ、
本選んで・・・」





そう言おうとしたとき、
聞きなれた声が聞こえた。





レン「林?!」





メアリ「内田君?!?!」





レン「な、なんで
ここにいるんだよ、、」





男「チッ、、」





男は去った。
蓮君じゃなかったの?





レン「お前、なんか
雰囲気違うな、今日、、」





レンの顔が少し赤い。





メアリ「あ、、あの、
ある人と
待ち合わせてて、、」





レン「俺もだけど」





メアリ「じゃあ2人で
待ってようよ」





・・・
いくらたっても
私たちが待っている人は
来なかった。





私たちは雑談しながら、
本を読んだ。





メアリ「もう、
夕方じゃん」





レン「ほんとだよ。
来るやつら
どうなってんの」





メアリ「ふふっ」





レン「www」





メアリ「蓮君のために
こんなにおしゃれしたのに」





レン「その蓮君、
目の前にいますけど?」





2人で笑い、
長いハグをした。





レン「付き合ってください」





メアリ「はい!」













*。・——————-・。*





文通で知り合った人が、
まさか身近にいるなんて。





素敵な出会いがある文通。
あなたも試してみてね♪











*。・—-・。*
 番 外 編
*。・—-・。*





メアリ「読書好きって
手紙では書いてたじゃん。
なんで図書室で聞いた時さ、
興味ないって言ったの?」





レン「’芽亜里ちゃん’に
少しでも話合わせてた
だけだよw」





メアリ「そうだったの?
ハハッ」





レン「でもお前のおかげで
読書好きになったわw」





メアリ「もうっ!!
からかわないでよ」





レン「好き」





メアリ「、、私も」







end・・・

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