大きな夢と小さな恋

CAST川原美杏

作者：さーちゃん

2024.03.03

私は、川原美杏
ニコラ学園の中学３年生！

今、私にあるのは
夢と好きな人！

まず夢は、
K-POPアーティストになること。

そして、好きな人は
同じクラスのハルトだ。
今片思いをしている。

さてと、
それはおいといて

今からダンスのレッスンだ。

ダンスレッスンは
月～金曜日毎日３時間。
土日は２時間の自主練だ。

今日は、金曜日５時から
レッスンです。

？「ミアン
今日も頑張ろうね！」

こちらは、同級生のルミ。
同じオーディションを
受ける友達です。

ミアン「うん、頑張るぞー」

・　ダンスレッスン終了後　・

ミアン「あ～今日も疲れたね。
でもオーディションは明日、
自主練頑張るぞー」

ルミ「うん、私も。
ライバル同士頑張ろうね」

・　オーディション当日　・

今日は、人生で１番
緊張してるかも。

審査員「次、ミアンさん
お願いします」

ミアン「はい」

ミアン「中学生３年生、
川原美杏です。
よろしくお願いします」

審査員「それではダンスを
披露して下さい」

・　ダンス発表後　・

ミアン「あ～緊張した。
ルミも頑張りなよ」

ルミ「うん、今までの
努力が発揮出来るように
頑張ってくるね」

・　ルミのダンスの発表終了後　・

ルミ「私もとても緊張した」

ミアン「ダンスとてもよかったよ」

いよいよ審査員さんからの
結果発表です。

「ドキドキ」

審査員「皆さん集まって下さい。
今日の合格者を発表します。
計２５人です」

会場がざわめく。

審査員「○○さん、○○さん、
ルミさん・・・」

ミアン「あ～あと３人。
ルミも呼ばれたし
私はもう無理なのかな」

審査員「あと１名です。
・・・ミアンさん」

ミアン「ありがとうございます（涙）」

あ～呼ばれた、よかった。
でも、油断は出来ない。

ルミ「ミアン、おめでとう！
最終審査頑張ろうね！」

ミアン「うん」

・　帰宅後　・

ミアン「お母さん、
１審査合格したよ」

お母さん「おめでとう！
最終審査も頑張ってね！」

それから
私は猛練習した。

・　最終審査当日　・

審査員「今回はグループ審査です。
今から言われた所に
呼ばれた人と集まって下さい」

誰と一緒になるだろう？

審査員「Ａグループ○○さん、
○○さん・・・ルミさん。
Ｂグループ○○さん、○○さん・・・
ミアンさん。
Ｃグループ・・・Ｄグループ・・・
Ｅグループ・・・以上です。
課題であったダンスで
３時間以内に
立ち位置などを決めて下さい」

ミアン「みんなよろしくね！」

他４名「よろしく」

・　３時間後　・

審査員「では、Ａグループから
お願いします」

ミアン「ルミ頑張れ～」

・　Ａグループ終了後　・

ミアン「お疲れ様～
とってもよかったよ」

ルミ「ミアンも次頑張りなよ！」

審査員「Ｂグループの皆さん、
お願いします」

・　Ｂグループ終了後　・

ルミ「ミアン
とってもよかったよ」

ミアン「今回も
合格出来るといいね！（笑顔）」

ルミ「きっと出来るよ！」

・　全グループ終了後　・

審査員「それでは、
K-POPアイドルに合格出来る
７名を発表します。
○○さん、○○さん・・・
あと２名です」

ミアン「ルミお願い！」

審査員「ルミさん、ミアンさん
皆さんおめでとうございます！
グループ名は『NICONICO』です。
会場の皆さん
拍手をお願いします」

会場（パチパチパチ）

ミアン「頑張ってきたかいがあったね、
それに夢も叶ったしね」

ルミ「ほんと、そうだね」

・　お母さんにLINE　・

ミアン「今から帰るね。
結果は帰ってきてからのお楽しみ」

お母さん「楽しみに待ってるね。
気を付けて帰ってきてね」

・　帰宅後　・

ミアン「ただいま～」

お母さん「お帰り～
今日はお父さんも
早く帰ってきたよ」

ミアン「結果は・・・・・・
合格です。
グループ名は『NICONICO』だって」

お母さん、お父さん「おめでとう！
よかったね（涙）」

ミアン「ありがとう」

お母さん「ちょっと待っててね」

何だろう？

お母さん「はい、どうぞ」

ミアン「ありがとう」

お母さんから
花束をもらいました。

・　月曜日　・

ミアン「先生、K-POPアイドルの
オーディションに合格しました」

先生「みんなに伝えてもいい？」

ミアン「はい、大丈夫です」

先生「皆さんに報告があります。
なんとミアンさんが
K-POPアイドルのオーディションに
合格しました！」

クラスのみんな「おめでとう～！」

ミアン「みんな、ありがとう」

・　放課後　・

私は、好きなハルトに
屋上に呼び出された。

何だろう？
ドキドキする。

ミアン「ハルトお待たせ。
急に呼び出してどうしたの？」

ハルト「実は、前から
ミアンのことが好きでした。
俺でよければ付き合って下さい」

ミアン「私もずっと好きでした。
お願いします」

これからは、
K-POPアイドルも頑張り
好きな人との時間も
大切にしていこうと思いました。

＊ｅｎｄ＊