ベルガモット・ラブ

CAST川原 美杏川原 美杏

作者:ゆうゆう

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.10.11

今日も好きな人と
廊下ですれ違えた。





すごく懐かしい
香りがするのは
何故だろう。





小さい頃、
どこかでその匂いを
感じ取っていた気がする。





美杏は、不思議に
思っていた。





美杏が好きな人、
ユアンくんは
9月に北海道から
引っ越してきた。





ユアンくんは
恥ずかしがり屋で、
クラスは違うから
話しかけたことも
話しかけられたことも
一度もない。





なぜ好きになったかって?





それは、
ユアンくんの匂い。





すごく懐かしい
いい香りがするの。





美杏の大好きな
紅茶の香りと
同じなんだ。





アールグレイの紅茶。





ベルガモットの香り。





美杏は学校が終わって
家に帰ってから、
お母さんがいれてくれた
アールグレイティーを
飲みながら聞きてみた。





美杏「ねえ、お母さん、
この紅茶の香り、
すごく好きなんだけど、
いつ頃から飲んでた?」





母「ベルガモットの香りね、
美杏が小さい頃から大好きで、
お気に入りの毛布や枕に
香りをつけてたのよ。
元々はどこだったかな、
北海道に旅行で行った時、
まだ美杏が3歳だったから
覚えてないかもしれないけど、
暖炉のある喫茶店で飲んだ
アールグレイティーが
すごく美味しくて、
それからベルガモットの香水を
家でも使うようになったのよ」





美杏「北海道の喫茶店?
私、暖炉のある喫茶店で
男の子と遊んだ記憶ある!」





母「そうそう! ちょうど
美杏と同い年の
男の子がいてね、
一緒に遊んでもらったの。
名前はなんだったかな、
美杏と名前が似てたのよ。
ユアンくんだったかな?」





美杏「え? ユアンくん?
私の中学に9月に
引っ越してきた男の子も
名前がユアンくんだよ!
この紅茶と同じ香りがするんだ!」





母「あら!
偶然かもしれないけど、
北海道の喫茶店にいた
男の子かもしれないわね!
明日、学校で
話しかけてみたら?」





美杏「うん!
そうしてみる!!」













*...・・・*...・・・*





次の日、お昼休みに
廊下でユアンくんを
見かけた。





美杏は、勇気をだして
話しかけてみた。





美杏「あの、突然ごめんなさい。
ユアンくんって北海道から
引っ越してきたでしょう?
私ね、喫茶店でユアンくんに
会っていた気がするの。
3歳の頃だけど」





ユアン「あぁ! それ、俺だよ。
祖父母が北海道で
喫茶店をやっていて、
両親と遊びに行ってたんだ。
美杏ちゃんと遊んだこと、覚えてる。
というか、正確には、
美杏ちゃんと再会して思い出した。
美杏ちゃん、ベルガモットの香りが
するからさ。俺と同じだって」





美杏「え?!
私もベルガモットの
匂いするんだ。
ユアンくんと同じ香り、
私もベルガモットの
香りが大好き」





ユアン「俺もだよ、
美杏ちゃんのこと、
好きなんだ。
初めて出会ってから
ずっと伝えたかった」





美杏「私も、
ユアンくんが好きです!」





ユアン「これからは
アールグレイティー、
一緒に飲もうな!」





美杏「うん!
これからもよろしく
お願いします!」











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