部活でうまれたLove Story ~君との愛は永遠に~

CAST吉本 麗南吉本 麗南

作者:かるぼなーら

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.04.21

「今日も全力で頑張りましょう!」





「おー!」





私は吉本レイナ、
バスケ部所属の中3です。





今年で私達中3は
卒業してしまいますが、
最後の1年全力で
頑張りたいと思います!











・*。・ 部活終わり ・。*・





レイナ「はぁ~~
今日も練習疲れたな~」





コハナ「おつかれさま!」





この子は、同じバスケ部の
コハナ!





いつも元気で
バスケ部でも人気の子です!





レイナ「もう2ヶ月後が
最後の試合なのか・・・・」





コハナ「そうだね・・・
私達にとって最後の試合・・・
頑張ろう!」





レイナ「そうだね!」





ハルト「レイナ!」





コハナ「あっ!
ハルトじゃん!
どーしたの?」





ハルト「レイナいる?」





コハナ「いるよ!
レイナ!
ハルトが呼んでるよ~」





レイナ「あ、おけ!
今行く~」





ハルトは私の幼なじみ!





でも、中学校に上がってから
なんかかっこよくなってね~~。





昔はお調子者だった
ハルトが・・・





レイナ「もーー、今日はなに?」





ハルト「今部活終わったの?」





レイナ「そうだよ。
あと片付けして
着替えて帰るけど・・・」





ハルト「一緒に帰ろ!
話したいことがあるんだ」





コハナ「ほらほら、
一緒に帰りな!
私は先に帰りまーす」





レイナ「分かったよ!
ちょっと待っててね」





レイナ「おまたせ・・・」





ハルト「もーーー遅いじゃん!」





レイナ「ごめん・・・
片付けに時間かかって・・」





ハルト「も~~~
じゃ、行きますか!」





え・・・・
手繋いでる・・・?





レイナ「あの・・・・手・・・」





ハルト「ん?
別にいいでしょ?」





レイナ「も~~~で、
話したいことってなに?」





ハルト「それね、
俺らもレイナと
試合の日一緒だから、
もしどっちかが勝ったら
お願いを聞くってどう?」





レイナ「え~~~
じゃあ私が負けたら
ハルトのお願い聞くってこと?」





ハルト「そういうこと!
じゃあまたね~~。
お互い頑張ろ!」





レイナ「これは絶対に
負けられないな・・・」





私の心の中では
メラメラと
火があがっていた。













・*。・ 試合前日 ・。*・





レイナ「とうとう
明日が試合か・・・・」





コハナ「レイナ~!
この前のハルトとの会話、
どーなったのよ?」





レイナ「あぁ~~あれね、
普通に話しただけ!
なんともないよーー」





コハナ「ふーーん」





コハナ(絶対なにか
隠してるよね・・・)





レイナ「とにかく!
明日の試合、
全力で頑張ろう!」





みんな「おーー!」













・*。・ 試合当日 ・。*・





レイナ「うわぁ・・・
強そうな相手・・・」





コハナ「大丈夫だよ!
今までの練習の成果を込めて!」





レイナ「そうだね!」













・*。・ 試合中 ・。*・





シュート!





レイナ「やったー!」





コハナ「レイナ、ナイス!」





レイナ「うん!」





・・・あれ?
なんか足に違和感が・・・・





コハナ「・・・レイナ?
大丈夫?」





レイナ「あ、うん!
全然大丈夫だ・・っ」





グキッ





レイナ「痛い・・・」





コハナ「ちょっと!
大丈夫?!
あの! 誰か!」





ハルト「レイナ!」





レイナ「ハルト・・・」





バタッ













・。・:・°・。・:・°・。・:・ °・。・:





レイナ「・・・・うーん
・・・ここは?」





ハルト「レイナ、大丈夫か?」





レイナ「え・・・・
ハルト・・?!」





ハルト「俺の試合、
体調不良者が多すぎて
延期になったから
様子見に来たらレイナが・・」





レイナ「そうだったんだ・・・・
ていうか、試合は?!」





ハルト「レイナがいないから
一旦中断したよ」





レイナ「え?!
じゃあ早くいかないと・・・っ」





ハルト「だめだ。
安静にしてないとだめって
言われてるから」





レイナ「でも試合が・・・」





ハルト「試合より
俺はレイナの体のほうが
心配なんだよ」





レイナ「え・・・?」





ハルト「この前一緒に
帰ってるときも、
なんか暗かったし、
体調崩しちゃうんじゃないか
心配で・・・」





レイナ「嘘・・・・」





コハナ「レイナ!
大丈夫?!」





レイナ「コハナ!
ごめんね・・・
こんなことになって・・・」





コハナ「あと試合は延期になったよ。
・・・・って、あれ?
もしかしてお邪魔だった?
じゃあ退散しまーす」





レイナ「え、延期?」





コハナ「そう!
体は安静にね~~
お大事に!」





レイナ「え・・・延期・・・?」





ハルト「じゃあ、お互い延期だね」





レイナ「じゃあお願い
聞くっていうのは・・・?」





ハルト「それはやる。
オレの聞いてくれる?」





レイナ「え・・・
私が聞くの?」





ハルト「いいから」





レイナ「・・・・お願いは
なんですか?」





ハルト「俺、ずっと昔から
レイナのことが好きでした。
俺と付き合ってくれませんか?」





レイナ「え・・・?
昔から? 嘘・・・」





ハルト「嘘じゃないよ。
俺はずっと前から
レイナのことしか
見てなかったんだ」





レイナ「じゃあ
付き合えばいいの・・・?」





ハルト「半信半疑になってるけど」





レイナ「だって
信じられないんだもん・・・・」





ハルト「やばい。
レイナが可愛すぎる」





レイナ「そんなに可愛くないよ!
ただ好きって言われて
恥ずかしくなっただけ・・」





ハルト「へぇ~~そんなに
ドキドキしてくれてたんだ」





レイナ「うん・・・」





ハルト「うんって
本当にずるいな~。
で、俺のことは
どう思ってるの?」





レイナ「私もハルトのことが
好きです・・・」





ハルト「よくできました。
これからよろしくね、レイナ」





レイナ「はいっ」





ハルト「これからずっと
俺、レイナのことしか見ないから。
このことは永遠に忘れるなよ?」





レイナ「そんなの
当たり前じゃん・・!」







~End~

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