とある出来事で

CAST近藤結良

作者：ゆっかーラブ

2020.06.27

私、近藤ユラ！
春に憧れの吹部に入部！

クラリネットを
やっています！

ガッシャーン！

パート練習教室に
移動してるとき
譜面台からファイルなどを
落としてしまった。

ユラ「あっ、いけない！」

??「大丈夫か？
一緒に拾うよ」

声を掛けてきたのは
私の初恋の人
オオゾラ部長だった。

ユラ「すいません、
ありがとうございます」

近い・・・
顔、赤くなってないかな。

オオゾラ「はい」

ユラ「わざわざ、
ありがとうございます！」

オオゾラ「これくらい気にするな」

オオゾラ先輩優しいな・・・
てか受け取る時
手に触れちゃった。

カホ「ユラ～
なにぼーっとしてるの？
練習練習！」

この子は河村カホ。
サックスパートの１年生。
私の親友。

ユラ「ありがと～
おかげで目覚めた！」

カホ「てか、オオゾラ先輩と
いい感じだったよ！」

ユラ「うるさいな～
カホも練習！」

カホ「はぁーい」

そして私たちは
れんしゅうに向かった。

＊。・　１週間後　・。＊

明日は１年生にとって
初本番だ。

いつも以上に
練習していると
オオゾラ部長が
話しかけてきた。

オオゾラ「明日、
演奏が終わったら
お前に言いたいことがある。
片付けが終わったら待ってろ」

ユラ「あ・・・はい」

なんだろ？
説教かな？

＊。・　本番当日　・。＊

オオゾラ「みなさんこんにちは、
ニコラ中学校吹奏楽部です」

ついに初本番が始まった。
緊張するな・・・

オオゾラ「では１曲目、
マーチエイプリル・リーフです」

よし集中！
いけるぞユラ！

＊。・　本番終了後　・。＊

片付けが終わった後
昨日言われたとおり
オオゾラ部長を待っていた。

オオゾラ「近藤、お疲れ」

ユラ「お疲れ様です。
話ってなんですか？」

オオゾラ「いきなりで悪いが
ストレートにいう。
俺、近藤・・・
ユラが好きだ！」

え、うそでしょ？

ユラ「ホントですか？」

オオゾラ「お前の
一生懸命なところに
惚れたんだ」

ユラ「嘘・・・実は私も
オオゾラ部長のこと
好きでした」

オオゾラ「まじか、
これからよろしく
お願いします！」

ユラ「はいっ！」

＊ｅｎｄ＊