恋の歌

CAST近藤 結良近藤 結良

作者:涙雨美雨

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.11.29






かとぅ「ユラ、おはよー」





ユラ「かとぅ、おはよー」





この子はかとぅ、
私の親友DESU!





かとぅ「部活決めたー?」





ユラ「まだだよー。
かとぅは?」





かとぅ「実は、
華道部に入りまして」





ユラ「ええー!
いいなー」





かとぅ「ヘヘーン」





かとぅ「ユラ、軽音楽部
似合いそうだけどなー」





ユラ「軽音楽部?
そんなのあったっけ?」





かとぅ「あったよー、
ユラ、ギターとか
似合いそう」





ユラ「軽音楽部かー」





エレキギター持って
青春・・・





ありうるかも!!!





ユラ「じゃあ、見学
行ってみようかな?」





かとぅ「いいじゃん!
じゃあ今日は
一緒に帰れないか」





ユラ「うん・・・」





かとぅ「明日感想
聞かせてねー」





ユラ「うん!」













*。・——————-・。*





次の日・・・





ユラ「おはよーかとぅ!」





かとぅ「おはよーユラ!
どうだった?」





ユラ「めっちゃ良かった!
即入部届出しちゃった」





かとぅ「良かったじゃん!
これで2人とも
無事入部完了だね!」













*。・ 放課後 ・。*





コウショウ「じゃあこれから
文化祭で発表する
グループごとに
曲を決めたいと思います。
どの班が何の曲を演奏するかは、
当日のお楽しみです!」





曲かー・・・
何がいいかな?





やっぱり
王道はあれでしょ!





結果、
私が選んだものに
決まった。





やったー!





かとぅ「おはよー、
あれ?
ユラなんか機嫌いいね」





ユラ「実はね・・・
文化祭で発表する曲ね・・・」





かとぅ「めっちゃいいじゃん!」





ユラ「でしょでしょ!」





かとぅ「成功
間違いなしだね!」





その後、私は必死に
練習した。





そして、
文化祭当日・・・





次が出番かー
緊張するなー。





コウショウ「ユラ、
頑張ろうな!」





ユラ「はい!」





コウショウ先輩は
かっこよくて、
優しい!





同じグループに
なれなかったのは
残念だったけど、





その方が好都合かも!





出番が来て、
私は舞台に立った。





周りのバンド仲間と
目を合わせてから
演奏しだす。





♪~





そう、
私が選んだ曲は
『小さな恋のうた』。





コウショウ先輩に
想いを伝えるために
選んだ曲。





観客の人は
大盛り上がりで、
文化祭は幕を閉じた。





そして、





ユラ「コウショウ先輩、
あなたにとって
大事な人は私じゃないかも
しれません。
でも、コウショウ先輩にだけ
届いて欲しいです」





私はまっすぐ
コウショウ先輩を
見つめていった。





ユラ「コウショウ先輩が
好きです」





コウショウ「俺も」





コウショウ先輩は
柔らかく笑うと言った。





コウショウ「最初は
一目ぼれだったけど、
一生懸命部活に
取り組んでいる姿を見て、
改めて好きになった」





コウショウ「俺の大事な人に
なってほしい」





ユラ「はい!」





ユラ「あっ!
そうだ!」





ユラ「コウショウ先輩、
ちょっと
待っててください」





ユラ「かとぅー!」





かとぅ「あっ、ユラ!」





ユラ「コウショウ先輩と
付き合うことになったの、
だから、
お礼言いたかったの」





かとぅ「お礼?」





ユラ「うん、軽音楽部
紹介してくれてありがとう」





かとぅ「どういたしまして!」





私は今も、
青春真っ最中です!







*end*

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