後悔しない選択

CAST近藤 結良近藤 結良

作者:くれよん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.03.10

やっほー!
私、近藤ユラ!





ニコラーズという
アイドルグループが大好きな
中学3年生!





ニコラーズは
現役女子中学生高校生で
結成されたグループで
メンバーはカイラちゃん、
ルミちゃん、レイナちゃん、
ヒメノちゃん、ソノマちゃんの5人!





そんな最強に可愛い
グループを推しながら
親友のカホや彼氏のリョウと
楽しいJCライフを送っています!













・*。・ とある学活の授業にて ・。*・





先生「今日の学活は
進路についてをやります!
もう夏休みも終わり
受験一色になります。
配った紙に、今考えている進路を
書き出してみてください」





ユラ「えーー!
進路なんて
ほんとに考えてない!!」





なんと私、夏休みが
終わったのに
将来色々考えすぎてて
悩みまくってて
行きたい高校が
決まってないんです、、、、!!





悩んでたら
前の席のカホが





カホ「ユラってやりたい
仕事とかあるの?
それを視野に入れて
高校選んでみたら?」





と、アドバイスをしてくれた。





ユラ「でも~私、
やりたい仕事多すぎるのよ!
保育士でしょ、
学校の先生でしょ、
あ、看護師さんも
かっこいいなぁ、、」





リョウ「おいおい
仕事多すぎるぞ笑
まあ、ユラらしいけどな笑」





隣の席のリョウも
話に参加してきた。





カホ「まあとりあえず!
悩んだら
私、相談聞くから!」





リョウ「俺も」





ユラ「みんなありがと!!」





よし!
早く高校決めないとな、、













・*。・ 帰り道 ・。*・





今日はニコラーズの
ファンブックの発売日!





月一で発売される
私の楽しみな日の1つ!





本屋さんで買ったあと
さっそく家で本を開いた。





そこには、驚きの記事が
書いてあった。





《ニコラーズ新メンバー募集!!》





ユラ「ええ!?
新メンバー募集?!」





よく見ると、オーディションで
メンバーを決めるらしくて
一般の女の子も応募がOKだった。





その記事を読みながら
ふと、今日の学活の出来事を
思い出した。





ユラ「歌うことや踊ることが好き、
そしてなによりニコラーズが好き。
応募してみようかな。
なーんてな笑」





私は冗談のように言いつつも
オーディションを
本気で受けようか考えていた。











・*。・ 次の日 ・。*・





私はカホを呼び出して
相談をした。





カホ「なるほど、
ニコラーズのオーディションに
応募してみたい、ね」





ユラ「そうなのよー
リョウにも相談したいけど
ほら、アイドルって彼氏いると
報道とかされちゃうから
相談しにくくて、、」





カホ「そうだよね~、
ユラは今高校に行くか
オーディションを受けるか
迷ってるの?」





ユラ「うーん、、迷ってる。
まだハッキリ言えない」





カホ「そっか、私はユラの
後悔しない選択をしたらいいと思うよ。
高校に行くにしろ
仮にオーディションうかって
メンバーになっても
全力で応援する!!」





ユラ「カホー!!
ありがとうー!!」





迷いに迷った結果、
オーディションを
受けてみることにした。





ってことは、リョウと
お別れしなきゃいけない
可能性があるってことだ。





でもなかなか
言い出せなかった。





私が迷っている中、
オーディションは
どんどん進んでいき、
最終審査まで進むことになった。





最終審査の前日、
リョウを呼び出した





ユラ「あの、、、リョウ。
私、実は、ニコラーズの
オーディション受けてて
明日最終審査なの」





リョウ「え、、、?」





ユラ「ほんとに
黙っててごめんなさい。
アイドルになるかもってことだから
なかなかリョウに言い出せなくて、、、
でもニコラーズへの憧れを
捨てきれなくて。
でもでも、、」





リョウへの申し訳なさと
これからが不安で
泣いてしまった。





リョウ「ユラ。顔を上げて」





顔をあげると
リョウがハグしてきた。





リョウ「実はおれ、うっすらユラが
オーディション受けたい気持ちが
あるんじゃないかっていうのに
気づいてた。
でも、俺もユラとお別れするのが嫌で、、、
でも俺は、ユラが決めた道を応援する。
それが俺の役目のひとつだと思う」





ユラ「リョウ、、、」





リョウ「ユラがニコラーズの
メンバーになれたら
絶対ファン1号になってやるから!!」





ユラ「リョウ、リョウ、、!!
ありがとう!!」





リョウ「おう、心配すんな!
明日頑張ってこい!!」





良かった。
絶対怒られたりするかと
思ったけど安心した、、。













・*。・ 最終審査当日 ・。*・





様々な審査を終え、
いよいよ結果発表。





審査員「合格者は
近藤ユラちゃんです!」





ユラ「え、、、」





運営の人「これからよろしくね!
ユラちゃん!」





ユラ「はい、、!」





憧れのニコラーズになれた!





色んな不安があるけど
頑張るぞ!!





オーディションを終え、
様々なレッスンを積み、





明日が私のデビューライブとなった日、
リョウに呼び出された。





リョウ「ユラ。明日はユラが
世間に披露される日。
だからまともに話せるのが
今日だから会いたかった」





ユラ「私も」





リョウ「ユラ!
改めて合格おめでとう。
ユラが夢に向かって努力してる姿
本当にかっこよかったし、
俺も勇気をもらえた。
この前も言ったけど
おれ、ユラのファン1号だからな!
頑張れよ!
辛かったらいつでも相談しに来い!!」





ユラ「ありがとう!!
これから会いにくくなるけど
絶対友達、、、いや親友だよ!!」





リョウ「おう!!」













・*。 デビューライブ当日 。*・





ユラ「すぅ、、、、はぁ、、、」





いま、ステージの舞台裏に
私はいる。





いまは先に
先輩メンバーが
数曲披露してから
私のお披露目になる。





ユラ「よし!
行けるぞ、ゆら!!」





小声で気合いを入れた。





カイラ「新メンバーは、
近藤ユラちゃんです!」





私の紹介が始まった。





この紹介が終わると
センターで先輩メンバーと
一緒に踊る。





頭の中でイメトレをし、
ステージに立つ心構えをする。





カイラ「それでは
次はユラちゃんが
センターの曲です!」





曲の前奏が始まり
私はステージに駆け出した。





大好きな先輩たちの笑顔





憧れだった
ステージからの眺め





なんと
客席の最前列には
カホとリョウがいた。





私は2人に
飛び切りの笑顔で
手を振った。





私のアイドルライフ
スタートです!







*end*

Like

この物語に投票する

近藤 結良が主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

おススメ!おススメ!

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!