花火の告白

CAST近藤 結良近藤 結良

作者:ぴぴらん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.05.16

私は、近藤結良。
中学1年生。





私には、好きな人がいる。





それは、隣の家の西優行。





幼稚園からの幼なじみで
親同士もとても仲がいい。





私たちも仲がよくて
いつも遊んでもらっていた。





今年も一緒のクラスで
私は心の中で
めっちゃ喜んでいた。





ずっと好きだったのに
この前、優行に
彼女ができてしまった。





それは、同じクラスの
河村果歩ちゃん。





あざと可愛くて
みんなにも人気だ。





果歩ちゃんから
告白されたらしい。





私の方が先に
好きになったのに・・・





私の方が優行のこと
知ってるのに・・・





すると、友達が話しかけてきた。





あき「結良? 大丈夫?
目が死んでるよ?」





「うん。なんか優行、
私といるより
楽しそうだなぁって」





あき「そんなことないよ、
結良といるときも
楽しそうだったじゃん!」





あきは、落ち込んだ私を
助けてくれる、
最高の友達なんだ。





「励ましてくれてありがとう!
あきマジ大好き~!」





あき「私もだよー!」





(ぎゅー!!)





あき「あっ、そういえば
今度神社で夏祭りあるじゃん!
それ、優行くんと行ってきたら?」





「えー! でも
彼女と行くんじゃない?」





あき「でもね・・・
ここだけの話、
夏祭り、果歩ちゃんとは
行かないんだって!
この前聞こえてきた!」





「そうなの?
じゃああとで
誘ってみようかな」





あき「頑張れー!!
応援してるよ~!」





放課後誘ってみようかな・・・
頑張るぞ~!





「あのっ優行、そのっ
夏祭り・・・
一緒に行かない?」





「あっそれ、俺も結良と
行きたかった」





「えっ?
果歩ちゃんと
行かなくていいの?」





「うん。ふった」





「え? ふったの?」





「うん。
俺のタイプじゃなかったから」





「そうなんだ」





「じゃあ
俺が迎えに行くから。
その他はLINEで」





「うん!」





「あのさっ・・・
今日一緒に帰りたい」





「え?
いっ、いいけど・・・」





「別に嫌ならいいけど」





「全然!!
嫌じゃないよ」





てか、むしろ嬉しいし・・・





楽しみだな、夏祭り・・・





早くその日に
ならないかな?













・*。・ 夏祭り当日 ・。*・





ピンポーン





お母さん「はーい!
あら? 優行くん。
結良と夏祭り行くの?」





「はい、久しぶりに
結良と行きたくて」





お母さん「そうなのね、
結良~~!!
優行くんよー!」





「はーい!」





今日のために
メイクの研究をしたの。





今日、優行に告白する。





そう決めたの。





「ごめん! お待たせ!」





「浴衣似合ってる」





「優行も」





屋台で
たこ焼きを買ったり、
りんご飴を買ったりした。





「結良、ほらあーん」





パクっ





え? 優行が
あーんってしてくれた・・・





今、告白しようかな?





「あのさ、俺、
果歩のことふったの
タイプじゃないからって
言ったじゃん」





「うん」





「理由それだけじゃないんだ」





「え?」





「ずっと結良のこと
好きだったから」





うそうそ・・・本当に?





「俺と付き合ってくれ」





「私も!
優行のこと好き!!」





ばーん





「あっ、花火だ」





「ほんとだ! きれい!」





「じゃあ、付き合うってことで
いいんだな?」





「うん!」





花火がふる中、
私たちカレカノになりました。







*end*

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