君の恋にホームラン

CAST近藤 結良近藤 結良

作者:まなみ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.05.14

こんにちは~、
女子野球部に入っている
結良です!





来週の試合に向けて
同じ女子野球部の
果歩と練習中。





「パス」





「オッケー」





「ナイス、果歩結良」





「ありがとうございます」





私たちは、いつも
コーチに褒められる。





「頑張ってんな」





「ありがとう」





この人は、幼馴染の
南るわ。





私のことをすごく
応援してくれたり、
サポートしてくれる
優しい人。





そして、
私の好きな人。





今度の試合で
もし、ホームランを
打てたら
告白することに
決めたの!





「久しぶり、るわ」





「久しぶり」





この子は、恋の
ライバルでもあるユズ。





さっきの、ホームランを
打てたら告白するってのは
私とユズで決めたの!





思い切ってOKして
しまったけど。





正直、打てるか
めちゃくちゃ不安。





打てますように。





私は、思いっきり願った。













・*。・ 試合当日 ・。*・





「バッター、
4番足川ユズ」





でも、応援はしなきゃ。





「頑張れ」





コン。





ホームランじゃない・・・





じゃあ、私が
ホームランを打てば
るわに告白ができる。





「バッター、
5番近藤結良」





カキーン。





えっ、まさか
ホームラン?!





じゃなかった・・・





ファールだった。





私たち2人とも
告白できないの?





「惜しかったね」





「うん」





「もう、両方ホームラン
打てなかったから
2人で告白する?」





「いいけど、
ユズはいいの?」





「いいよ」





『るわーーー』





「2人そろって
どうしたの?」





『私と付き合ってください』





2人で声をそろえて
言った。





「ごめん、俺、
両方とも好きなんだ」





「結良の頑張っている姿、
ユズのみんなを
サポートしている姿」





「どっちも
大好きなんだ」





「だから、選べない。
ごめん」





「ううん、
私たちのことちゃんと
見ててくれてよかった」





「ねっ、ユズ」





「うん」





「おーい、みんな
集まってくれ」





あっ、コーチが
呼んでいる。





「そろそろ
戻らないと」





『バイバイ』





「バイバイ」





「私たち、両方とも
好きって言ってくれて
よかった」





私は、安心した。





「そうだね、結良」





私たちのことを、
好きって
言ってくれてよかった。







*end*

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