王女 VS 王子 ~王女は絶対恋しない~

CAST近藤 結良近藤 結良

作者:りあちゃ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.04.29

執事(あんじ)「ゆら王女、
今日もまた来られました。
他に2人増えました」





ゆら(王女)「あ~!
仕事で忙しいのに!
あいつら~!
来るなって
言ってるのに!」





執事(あんじ)「今日も
帰るように言いますか?」





ゆら(王女)「今日、直接
『来るな』と
はっきり言いますので、
呼んでください」





執事(あんじ)「はい。
かしこまりました」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





ユアン「ゆら王女・・・」





エイト「可愛いです!」





なつ「ゆら王女、
なんてお綺麗な方なんだ!」





ゆら(王女)「はぁ?
お前らと付き合う気はないと
何度もいっているでしょう?
帰りなさい。
もう来ないで・・・」





エイト「そんなこと言わずに、
今日初めてゆら王女に会ったのに・・・
付き合いません? 俺と!」





ゆら(王女)「毎日私のところに
来てるわけじゃないのに、
よくそんなこと言えるな・・・」





エイト「また明日きます!」





ゆら(王女)「来ないでって
言ってるのに・・・」





なつ「ゆら王女可愛いです!」





ゆら(王女)「ありがとう!
じゃなくて・・・
仕事で忙しいので、」





なつ「恋しないんですか?」





ゆら(王女)「忙しいから・・・」





なつ「ゆら王女に
好きになってもらえるように
また来ます!」





ゆら(王女)「言うこと聞かない・・・」





ユアン「はぁ」





ゆら(王女)「いつも来てるの
あなただよね」





ユアン「いや、両親に言われて
来てるだけなんで。
別にあんたのこと
なんとも思ってないし
可愛いとも思ってない」





ゆら(王女)「はぁぁぁぁ!?
可愛いぐらいいえよォ!」





ユアン「言い方悪」





ゆら(王女)「失礼。よく言えますね。
王女に対して」





ユアン「じゃあさ、交換日記して」





ゆら(王女)「え? 今の状況でいう
言葉じゃなくない?」





ユアン「はい。じゃあまた」





ゆら(王女)「え? ちょ・・・」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





かいら「ゆら~? どした?
困った顔して」





この子は、かいら。
城の中での唯一の親友!





ゆら「いつも来てる王子から
交換日記持ちかけられた・・・」





かいら「そっかー。
一応書いといたら?
新たな恋が始まるのかも~」





ゆら「ちょ!? かいら!
私は恋しないよ!」





かいら「なんで?」





なつ王子にも
なんで恋しないか
聞かれたな・・・





今ちゃんと思えば
なんで嫌なんだろ・・・





ゆら「なんでだろ」





かいら「ゆらのこと好きな王子
全員モッテモテの人なのに、
ありがたく気持ち
受け取ったら?」





ゆら「そうかな~」













★☆★ 深夜 ☆★☆





喉乾いた・・・





水飲みに行こ・・・





あれ?
お母様とお父様?
あと、執事さん!?





何を話してるのかな?





お母様(ありさ)
「そろそろゆらにも
お相手を・・・」





お父様(はると)
「やっぱり○○しかいないな」





執事(あんじ)「はい」





○○?
ちょうど車の音で
名前が聞こえなかった。





まぁいっか、













☆★。:゜・*:゜・★。☆★。:゜・*:゜・★。





執事(あんじ)「ゆら王女
学校に行ってらっしゃい」





ゆら「ありがとうございます」













☆★☆ 学校 ★☆★





学校大変だな・・・





今日は、
柱を登る勉強があるけど
生活で役に立たない気がする・・・





かいら「おはよう!!」





ゆら「おはよう!」





かいらと
同じクラスなんです!





かいら「なんか黒スーツの男
全力で走ってきてない?
8人ぐらい・・・」





ゆら「ん・・・」





男の上にいつも来てる
ユアン王子が乗ってる!?





ユアン「おろぉせぇー」





男「ダメです」





かいら「こっちに向かって
来てない?」





ゆら「逃げた方がいいかもーーー」





全力で走っても
なんで私だけ
追いかけてくるの!?





ユアン「ゆら王女ー
早く逃げろー」





ゆら「もう全力なんですけど」













・*。・ 数分後 ・。*・





捕まった。





(普通の部屋に2人きり)





ゆら「なんで私なの?」





ユアン「知らねーよ。
多分両親の仕業」





ゆら「そういえば
交換日記どうぞ」





ユアン「ありがとう」





―――――――――――――――――――
ゆらです。
仕事と学校で忙しいです。
いつも来てくれてありがとうございます。

いつも君が来て
嫌がってる自分いたけど
今思えば嬉しかったです。
                ゆら
―――――――――――――――――――





ユアン(独特の書き方だな(笑)
そういうとこも可愛い)





お母様&お父様「ゆら王女、
ユアン王子
あなた達付き合いなさい」





ユアン&ゆら「えぇぇぇぇぇぇ!?」





なんで?
嫌じゃない。





逆に嬉しい?





ユアン「無理」





そう言って
ユアン王子は
走って逃げた。





私のこと
嫌いなのかな?













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





帰ると、家のポストに
交換日記が入っていた。





―――――――――――
ユアンです。

ゆらのこと好きです。
―――――――――――





全然文字書いてないって
えぇぇぇぇぇぇ!?





ユアン王子って
私のこと好きなの?





あんなに私のこと
拒否って感じしたのに・・・





私も好きだ
ユアン王子のこと・・・





ツンデレだな/////





表では、無理とか
言ってたのに。





その日の夜、こっそり
ユアン王子の城に
かいらと向かった。





ユアン王子に
返事をしに行くのと、
とってもとっても
会いたかったので
行くことにした。





ゆら「城から出たこと
バレてないかな」





かいら「あんじ(執事)ちゃんが
ごまかしてくれるって
言ってたじゃん!」





ゆら「ユアン王子の城着いた・・・
たしかあそこの窓が
ユアン王子の部屋」





かいら「あそこに柱あるから
よじ登ったら
ユアン王子の部屋いけるよ」





ゆら「学校で習った勉強
役に立つじゃん!」







・そして、よじ登って・





ユアン王子の部屋の窓を
軽くコンコンってしたら
ユアン王子は気づいて
部屋の中に入れてくれた。





(かいらは帰った)





ゆら「私、ユアン王子のこと・・・」





ユアン「俺から言わせて?
好きです!
付き合ってください!」





ゆら「はい!
ユアン王子・・・」





ユアン「ユアンでいいよ!」





ゆら「ユアン大好き/////
恋なんて絶対しないって
言ってたけど
簡単にユアンに
恋しちゃった(笑)」





ユアン「よろしく」





ゆら「うん!」





交換日記で気持ちを
確かめあえました!





その後、私とユアンは
両親に祝福される
カップルとなりました!







end ~  。・・





ユアンが
交換日記を始めたのは
私に告白するためだったとか・・・・

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