肝試しバトル

CAST近藤結良

作者：かの

2022.04.19

こんにちは～
近藤ユラです。

今日は、嫌だけど
嬉しいことがある。

嫌だけど
嬉しいことというのは、
肝試しだ。

エイト君が好きで
告白したんだけど、
もう１人、エイト君のことが
好きな女子がいて、
どっちがエイト君に相応しいか
肝試しで決めようってことに
なったの。

エイト君は、
怖い話とか好きだから
怖さに耐えれる女子と
付き合いたいらしい。

・＊。・　遊園地で　・。＊・

エイト「３人でこの
お化け屋敷に入って
怖がらなかった方が
勝ちだからな」

ユズ「怖いの少し
苦手なんだよな～」

ユラ「私もだよー。
まぁ正々堂々
たたかおうね」

ユズ「そうだね」

私とユズは仲が良くて、
好きな人が被った時も
正々堂々たたかおうと
決めていた。

もちろん、
どっちが勝っても
仲良くするつもりだ。

・＊。・　お化け屋敷の中で　・。＊・

もうそろそろ
終盤だよね。

ユラ「キャーー」

お化けが
出て来た瞬間、
叫んでしまった。

もう、負けたんだ。

ユズ「キャーーーー」

ユズも叫んだ。
引き分けかな？

そろそろ
出口が見えてきた！

ユズ「キャーーー」

やったー！
ユズが叫んだ！
これで私の勝ちだー。

やっと出れた～。

エイト「今回の勝負は、
ユラの勝ち」

ユズ「おめでとう」

ユラ「ありがとう。
エイト君は、私のこと
どう思ってるの？」

エイト「怖いのに
耐えれるのは、
第一条件。
ユラもユズも
どっちも美人だし、
どっちも優しいから
どっちが勝っても良いと
思ってたよ！
だけど、俺が愛するのは、
ユラだけだから。
改めて、俺と
付き合ってください」

ユラ「もちろんです」

こうして
肝試しバトルで
勝った私は、
エイト君の彼女に
なることができた。

＊ｅｎｄ＊